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第一章

27、協力者

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飛鳥がユーリアシェとなり自身が悲惨な運命を辿ると気付いてから、回避するために1番にしたのがカーティスと連絡をとることだった。

手紙で(元)婚約者と妹の裏切り、王太女と婚約者の交代、ユーリアシェとランセルドの婚約を画策している事、そうなったらユーリアシェが王女のままでは国が割れる恐れがあり、継承権放棄と王族の除籍をすることを伝えた。

最初はそんなことはあり得ないと信じてもらえなかったが(普通ならそう考える)何度も手紙をやり取りし、カーティスの方でも王都の高位貴族に探りを入れ王太女交代の可能性が出てきたので、疑いながらも今回の計画に乗ってくれた。

近い内に国王が大々的に婚約者と王太女交代を宣言すると手紙に書くとそれはないと言いつつ、念のためだとドレス一式を用意してくれた。

何故ドレスのサイズを知っていたのかは不思議だったがーーー

今回の計画が成功したのも、カーティスの的確なアシストがあったからこそだ。






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