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第一章
18.運命の別れ道~謁見の間~(1)
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運命の別れ道~謁見の間~は6話あります。2話づつ一度にUPしていきますのでお付き合い頂けば嬉しいですm(__)m
☆··☆··☆··☆··☆··☆··☆··☆··☆··☆··☆
寝室に淡い光が漏れ、ユーリアシェはゆっくりと目を開ける。
太陽が登り始めたばかりの柔らかい眩しさが銀の髪をキラキラと輝かせていた。
今日は月に1度の謁見の間での定例報告会の日。
役職に就いている貴族達は、余程の事が無い限り出席を義務付けられている。
各々の仕事の軽い報告の後、酒宴を開いて王家と貴族達の結束を強化する目的で開催されていた。
(ようは懇親会なんだよね。高い酒と美味しい料理出して今後も宜しくね♥️ってやつ。)
出席者はほとんどが高位貴族で城で働いている役職付きや、王都にいる伯爵以上の貴族が参加する。免除になるのは辺境伯だけで王都にいても欠席しても許されている。
なぜなら辺境伯が王都にいる場合、重要な用があって来ている事が殆どで、用事を済ませたらすぐに領地に戻るからだ。王城に来ても挨拶のみで退出することもある。
今回は東の辺境伯子息が昨日から王城に泊まり、集まりに出席すると話題になっていた。
(私が呼ばれるのは定例報告の後だから、昼位かな?いつ呼ばれてもいいように準備しとこう!)
気合いを入れた所でバルコニーからカタッと物音がした。
カーテンを開けてバルコニーに出ると腕の長さほどの四角の箱とこの4分の1ほどの箱が2つ、掌サイズの箱が2つ置いてあった。
その中身を見てユーリアシェは思わず笑顔になる。
(大丈夫。今日の日の為にユーリアシェになってから、頑張ってきたんじゃない!それにユーリアシェの今までの努力は無駄じゃ無かった。その証拠がここにある。)
箱を抱きしめ、絶対にやりとげて見せると決意を新に心に誓う。
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寝室に淡い光が漏れ、ユーリアシェはゆっくりと目を開ける。
太陽が登り始めたばかりの柔らかい眩しさが銀の髪をキラキラと輝かせていた。
今日は月に1度の謁見の間での定例報告会の日。
役職に就いている貴族達は、余程の事が無い限り出席を義務付けられている。
各々の仕事の軽い報告の後、酒宴を開いて王家と貴族達の結束を強化する目的で開催されていた。
(ようは懇親会なんだよね。高い酒と美味しい料理出して今後も宜しくね♥️ってやつ。)
出席者はほとんどが高位貴族で城で働いている役職付きや、王都にいる伯爵以上の貴族が参加する。免除になるのは辺境伯だけで王都にいても欠席しても許されている。
なぜなら辺境伯が王都にいる場合、重要な用があって来ている事が殆どで、用事を済ませたらすぐに領地に戻るからだ。王城に来ても挨拶のみで退出することもある。
今回は東の辺境伯子息が昨日から王城に泊まり、集まりに出席すると話題になっていた。
(私が呼ばれるのは定例報告の後だから、昼位かな?いつ呼ばれてもいいように準備しとこう!)
気合いを入れた所でバルコニーからカタッと物音がした。
カーテンを開けてバルコニーに出ると腕の長さほどの四角の箱とこの4分の1ほどの箱が2つ、掌サイズの箱が2つ置いてあった。
その中身を見てユーリアシェは思わず笑顔になる。
(大丈夫。今日の日の為にユーリアシェになってから、頑張ってきたんじゃない!それにユーリアシェの今までの努力は無駄じゃ無かった。その証拠がここにある。)
箱を抱きしめ、絶対にやりとげて見せると決意を新に心に誓う。
応援ありがとうございます!
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