散華-二本松少年隊・岡山篤次郎-
幕末、戊辰戦争。会津の東に藩境を接する奥州二本松藩は、西軍の圧倒的な戦力により多くの藩兵を失い、進退極まっていた。寡兵ながらも徹底抗戦の構えを取る二本松藩は、少年たちの予てからの出陣嘆願を受け、13歳以上の出陣を認めたのだった。後に「二本松少年隊」と呼ばれる少年隊士たちの一人、岡山篤次郎を描いた作品です。
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歴史小説家では宮城谷昌光さんや司馬遼太郎さんが好きです。
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そんな風に思いながら書いています。
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後書きまで読みました。史実を丁寧かつ誠実に読み取りご作品に練り上げていく様子が目に浮かびました。
鬼哭啾々。
このようなことを申し上げて良いかどうか分かりませんが、私は鳥取県生まれの高知県育ちで、現在も高知県民です。
その意味で、非常に複雑な気分を抱えながら読みました。
少年兵の悲劇と申さば白虎隊が有名ですが、二本松でも同様な悲劇があったのですね。
子供達の無邪気で純粋な心が踏み潰されていく姿に胸を打たれました。
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