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70話 跡継ぎ問題4 ※R18
しおりを挟む大きく開いた足の間に座ったグランデの太い指で、自分の蜜壺を5日ぶりに開かれ… アスカルは興奮を抑えられず、ハァッ… ハァッ… ハァッ… ハァッ… と荒い息をはく。
忙しなく呼吸をするたびに、グランデの濃厚なフェロモンがアスカルの精神を内側から犯し… 『早く僕を、めちゃくちゃに犯して!! お腹の中にグランデ様の種をまき散らして!!』 と叫び出しそうになる。
「アスカル、入り口が少し固くなっている… 丁寧に開かないと傷つけそうだ…」
クチュク… チュ… チュクッ… チュチュ… と蜜壺の中で忙しなく指を動かしながら、グランデは唇にキスを落とし、アスカルをなだめようとした。
「あっ… グランデ様… 早く、グランデ様…! もう、我慢出来ない… んんっ…!」
<ああ… 本格的な発情期の周期はまだ先のなのに… 発情が止まらない! グランデ様に触れられるだけで、僕の身体は苦痛を感じるほど熱くなっている!>
グランデと番になった時は、自分たちが腹違いの兄弟だと思い込んでいたから、2人の子供を産むことなどアスカルには考えられなかった。
そして今は… 魔王復活の報が王都中に知らされ、忙しい毎日を送る2人は、跡継ぎや子供のことなど考える暇も無い。
でも本当は―――…
もしも魔王との戦いで… 『グランデ様を失ったら、僕は耐えられるだろうか?』 そんな可能性は考えたくもないが、アスカルの頭の片隅に、いつも存在する不安だった。
グランデの母親が愛する人を失っても、屈辱に満ちた苦労に耐えられたのは、自分のお腹に愛する人の子供を宿していたからではないのかと… グランデの母親に会ったことは無いが、アスカルはそう考えていた。
避妊の魔法でアスカルに、妊娠の可能性が無いと知った時のグランデの反応から… 忙しくても、『子供を欲しがっても良い』 とアスカルは読み取った。
今… グランデの種を受け取っても、妊娠しないと頭では理解しているが、アスカルの不安が身体に『子種を宿せ』 と命令するのだ。
「焦るなアスカル… ケガをしたら嫌だろう?」
「でも… 早くお腹の中を、かき混ぜて下さい!」
性器からあふれ出した淫密がしたたり落ち、お尻の下のシーツを濡らしてしまっているのに… まだグランデに挿入してもらえなくて、アスカルは焦れていた。
「アスカル…!」
「あなたの性器で、僕の中を開いて…!」
「・・・っ!」
ゴクリッ… とグランデはつばをのみ込み、蜜壺から指を引き抜いた。
とろとろとあふれる淫密で濡れた、アスカルの蜜壺を指で開き、グランデはガチガチに硬く猛り切った自分の性器を押し当て、ゆっくりと沈める。
「んんんっ…!」
「アスカル…」
苦しそうにアスカルはがうめくが、グランデは過去の経験から途中で止めても苦痛が長引くだけだと… 蜜壺の最奥に性器が届くまで、押し進めるのを止めなかった。
性器が根元までおさまると、苦しそうだがグランデを全部受け入れて、アスカルは満足そうに微笑み…
お腹の中におさまったグランデの性器を上からなでるように、アスカルは自分の下腹を愛しげになでた。
「明日… 治療師に診てもらって、避妊の魔法を解いてもらいます」
「ああ! だったら一緒に黒騎士団の本部へ行って、アユダルに解いてもらおう?」
「でもアユダルさん… 忙しいでしょう?」
「今まで休まず頑張ったから… 明日はたぶん暇になるはずだ! 何も無ければ、昼から休ませる予定だから大丈夫だ」
「なら、お願いしよう…」
「うん、そうしろ!」
「グランデ様…?」
「何だ?」
「早く、突いて!」
「ははははっ…!」
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