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17話 和合 ※R18
しおりを挟む儀式を再開してからは、毎夜アニマシオンは真面目に秘儀の間へとおとずれては儀式を行い… その夜の儀式を無事に終えると、カジェを抱いて朝まで眠る。
翌朝、一緒に朝食をとった後、地上に戻りいつも通り、アニマシオンは忙しく公務をこなし… 地下をおとずれるのが遅くなりそうな日は、連絡用の伝言を載せた魔法の幻鳥を地下に飛ばして、カジェに伝えた。
「参ったなぁ… カジェ… いくら抱いても、欲望が尽きないぞ? 今夜も君を、抱きつぶすまで終われそうもない…」
最期の儀式が完了して、アニマシオンはカジェの中からずるりと性器をひき抜く。
「ア… アニマシオン様のお身体が、よろしければ… 僕も… もう少し、して欲しいです…」
予告した通りアニマシオンは、儀式に関係なく情熱的にカジェを抱き、カジェも喜んでアニマシオンの欲望を受け入れた…
「本当に良いのか? 今夜も舌でカジェの××を可愛がりたいのだが…? 昨夜よりも念入りに…」
「あ… それは… アニマシオン様ぁ… 恥かしい… んんんんっ~…」
カジェは××と聞き、前夜の自分の乱れっぷりを思い出し、てのひらで顔を隠す。
「カジェは私の舌が好きだろう? 昨夜はカジェの××を可愛がったら、甘い声でもっと欲しいと淫らに腰を揺すっていたしな?」
「はぁっ…! やだっ… アニマシオン様ぁ~ 言わないで下さい! 恥ずかしいからぁ…!」
「はははっ… ダメだな! そんなに可愛く恥かしがられると、もっと恥ずかしい言葉で、いじめたくなる!」
「ア… アニマシオン様の意地悪ぅ…!」
「カジェは本当に私の舌で、××を可愛がられたくないのか?」
アニマシオンは欲望でかすれた暗い声で、カジェの耳に囁いた。
「ふぅぅぅぅ~んっ… アニマシオン様の意地悪ぅ~…!」
カジェは恥ずかしさでバラ色に染まった身体を開き… 本当はアニマシオンに可愛がって欲しい××をさらした。
○すみません。甘々イチャイチャが少なくてストレス溜めてました。
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