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24話 誤解 デスチーノside ※R18
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扉を叩き、アディの部屋へ入ってスグ、デスチーノはある事実に気が付いた。
アディが放った、溺れそうなほど濃密なオメガのフェロモンシャワーに襲われ、デスチーノは確信したのだ。
<アディは抑制剤を飲んでいない… そしておそらく避妊薬もだ>
眉間に深いしわを寄せ、デスチーノの胸の中に、苦い思いが込み上げて来た。
<やはり、昨夜の話は嘘だったか…>
『それにしても… よく、高価な避妊薬を用意できたな?』
『高価な物なのですか? いつも彼が用意していたから… 僕は知らなかった』
<薬の値段も知らないのに、アディはどうやって避妊薬を手に入れたのかが疑問だった>
『あなたに"番"にして欲しいなどとは言いません、そんな図々しい考えはありませんから安心してください!』
『だが、アデレッソス…』
『避妊薬も飲んであります…! だからお願いです!』
ヴィードロが用意した避妊薬が残っていたとしても…
裏切られて憎んでいるヴィードロに抱かれる時、服用していた薬を、今もアディが大切に保管しているとは、とても思えなかった。
<そんな忌々しい薬は、一番最初に廃棄するのではないだろうか?>
ずっと、デスチーノは違和感を感じていた。
だが、アディを子供の頃から知っているデスチーノは… アディが自分を罠に掛けたとは、思いたくなかったのだ。
<父親のエントラーダ伯爵が借金を返済するために、コンプラ―ル男爵に売られそうになったアディは、私を誘惑し結婚… もしくは愛人になろうとしているのではないか?>
そう考えると全ての辻褄が合うのだ。
「デスチーノ…? あの、僕…」
ずっと無言のデスチーノに、アディは怯えた表情を浮かべた。
「・・・・・・」
<アディに騙されたと分かっていても、今さら引けない…!>
怒りを抱えたまま、デスチーノは無言で、アディが羽織るガウンを落とし唇を奪い、荒々しく愛撫を始めた。
<コンプラ―ル男爵だと?! あんな男になどやるものか! 私は確かにアディを欲しがっている! 昨夜からずっと頭の中はアディをどうやって手に入れようか、そればかりになっていた>
教会でアディとコンプラ―ル男爵が仲良く話す姿をずっと見ていたデスチーノは… 嫉妬を煽るために、アディに挑発されていると捉えていた。
<アディ!! 望み通り、私のものにしてやる!>
「んんっ…! んんっ…!う… んんっ…!!」
チュクチュク…ッ… チュ… クチュチュ…
2人の唇が合わさり、こすれ、鳴り始めると、デスチーノはアディの背中に大きな手を回し、ゆっくりと撫でながら臀部まで下ろし、その奥の蜜壺の入口を指先で突っつく。
<アデレッソス、お前を私のものにしてやる!>
アディが放った、溺れそうなほど濃密なオメガのフェロモンシャワーに襲われ、デスチーノは確信したのだ。
<アディは抑制剤を飲んでいない… そしておそらく避妊薬もだ>
眉間に深いしわを寄せ、デスチーノの胸の中に、苦い思いが込み上げて来た。
<やはり、昨夜の話は嘘だったか…>
『それにしても… よく、高価な避妊薬を用意できたな?』
『高価な物なのですか? いつも彼が用意していたから… 僕は知らなかった』
<薬の値段も知らないのに、アディはどうやって避妊薬を手に入れたのかが疑問だった>
『あなたに"番"にして欲しいなどとは言いません、そんな図々しい考えはありませんから安心してください!』
『だが、アデレッソス…』
『避妊薬も飲んであります…! だからお願いです!』
ヴィードロが用意した避妊薬が残っていたとしても…
裏切られて憎んでいるヴィードロに抱かれる時、服用していた薬を、今もアディが大切に保管しているとは、とても思えなかった。
<そんな忌々しい薬は、一番最初に廃棄するのではないだろうか?>
ずっと、デスチーノは違和感を感じていた。
だが、アディを子供の頃から知っているデスチーノは… アディが自分を罠に掛けたとは、思いたくなかったのだ。
<父親のエントラーダ伯爵が借金を返済するために、コンプラ―ル男爵に売られそうになったアディは、私を誘惑し結婚… もしくは愛人になろうとしているのではないか?>
そう考えると全ての辻褄が合うのだ。
「デスチーノ…? あの、僕…」
ずっと無言のデスチーノに、アディは怯えた表情を浮かべた。
「・・・・・・」
<アディに騙されたと分かっていても、今さら引けない…!>
怒りを抱えたまま、デスチーノは無言で、アディが羽織るガウンを落とし唇を奪い、荒々しく愛撫を始めた。
<コンプラ―ル男爵だと?! あんな男になどやるものか! 私は確かにアディを欲しがっている! 昨夜からずっと頭の中はアディをどうやって手に入れようか、そればかりになっていた>
教会でアディとコンプラ―ル男爵が仲良く話す姿をずっと見ていたデスチーノは… 嫉妬を煽るために、アディに挑発されていると捉えていた。
<アディ!! 望み通り、私のものにしてやる!>
「んんっ…! んんっ…!う… んんっ…!!」
チュクチュク…ッ… チュ… クチュチュ…
2人の唇が合わさり、こすれ、鳴り始めると、デスチーノはアディの背中に大きな手を回し、ゆっくりと撫でながら臀部まで下ろし、その奥の蜜壺の入口を指先で突っつく。
<アデレッソス、お前を私のものにしてやる!>
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