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15話 初めての…2 ※R18

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 2年間の禁欲生活を送っていたガロテとの情交じょうこうは… 甘いけど激しい愛撫あいぶで、執拗しつようにに攻められヒラソルは声がかれるほど、よがり狂った。

 うつ伏せになったヒラソルの背中に、ガロテは背後からおおいかぶさり… 丁寧ていねいに指と舌でほぐしたオメガの性器に、ガロテは慎重にその身をしずめる。 

「ううっ… んんっ…ん…」
 苦しい… ガロテ様のは… 僕には大きすぎるんだよ… ああ、無理だよ! こんなに苦しいなんて!お腹がはち切れちゃうっ! 怖いよぉ!!

 恐怖でヒラソルの瞳に涙がにじみ、『もう止めて下さい!』 …とさけびたかった。
 ガロテが放つ大量のアルファ・フェロモンにおぼれていても… ヒラソルの体内で、直接受けている苦痛のせいで、発情の熱が冷めそうになる。

「もう少しだけ我慢だ… うっくぅ… ヒラソル…! すぐに良くしてやるから… すごくキツイが、これぐらいなら大丈夫だ! オレにまかせろ!」
 苦しそうなうめき声をあげ、ガロテはヒラソルの背中にキスを落としながらなだめた。

「ガロテ様ぁ… んんっ…」
 すごく辛そうな声…?! ガロテ様も僕の中は苦しいの?! 辛いの?! 僕の中はガロテ様を苦しめるほどキツイの?!

「もう少しだ… ヒラソル、もう少し…… くっ…」
 白く華奢きゃしゃな背中にポタッ… ポタッ… と汗を落としながら、ガロテは小刻こきざみに腰を揺すり、オメガの性器へ抜き差しをくり返す。
 少しずつ自分の性器の大きさを、オメガの性器に馴染なじませながら、ヒラソルの身体の奥へ、奥へとガロテは潜り込む。

 ヒラソルの中のまで進んだガロテのかたい性器が、グリッ… と内壁をこすった瞬間… ビクンッ…! とヒラソルの細い身体がはねねた。
「ううっ…… はっ! ああっんんっ…?!」

「ここが…いか?」
 ニヤリとガロテは笑い、ヒラソルがこすられて飛びねた場所を、グッ… グッ… グッ… とかたい性器の先端せんたんでやわらかく突く。

「うはっ…?! やっ…ああっ! ああっんんっ…?! ガ… ガロテ…様?!」
 何…?! 何なの?! わっ… 奥がジンジン、ムズムズする?!

 中を突かれるたびに、ビクンッ! ビクンッ! ビクンッ! …と身体をねさせながら、ヒラソルは自分が中から快楽を感じていることに戸惑とまどう。

「ヒラソル… お前の中が、オレが欲しいとしがみついて来たぞ?」
 耳にチュッ… チュッ… とキスを落としながら、ガロテはヒラソルにささやいた。

「ああっ… んっ… えええ?!」 
「このまま全部… お前の奥までいれるぞ!」

「ええっ?! ガロ…テ…様…?!」
 全部…?! 全部って… ガロテ様の大きなのを?! そんなの無理だよ?! だってあんなに、ガロテ様のは……

 こっそりヒラソルが盗み見た、ガロテの性器が自分の手首ぐらい太かったことを思い出す。
 男性オメガで華奢きゃしゃだが、平均サイズのヒラソルを軽々とヒョイッ! ヒョイッ! …と持ち上げ、抱えて歩けるほどたくましい大男ガロテの性器は、その体格に相応ふさわしい立派なたくましさを備えていた。



 ふたたびヒラソルは恐怖にとらわれそうになったが… いっきにガロテはズブズブと、オメガの性器の奥へと突き進んだ。




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