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第1章 誓約編
39話 情交 ※R18 多々
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2人でアーサーの部屋へ帰りつくと、真っすぐ寝室へ行き、蘇芳の服をアーサーは大きな手で丁寧に脱がす。
ボンヤリとされるがままの蘇芳に、アーサーは穏やかに言って聞かせた。
「大丈夫だ蘇芳… もう終わったから… 怖がらなくていい… もういいんだよ」
コクリと、蘇芳は小さく頷き…
ボンヤリとしているが、アーサーの話を聞いているのだ。
「私も怖かった… とても怖かったよ… 蘇芳」
追い詰められた男に鋭いナイフを押し付けられ、蘇芳が人質に取られた姿を見た時、アーサーは血が沸騰しそうな怒りと、心臓が凍りそうな、恐怖にさらされた。
蘇芳は黙ったまま顔を上げ、そっとアーサーの頬に触れた。
「手が冷たいな… 風呂に入って温まろう… 君は湯に浸かるのが好きだろう?」
コクリッ… と、うなずく蘇芳をバスルームへ連れてゆくと…
よく泡立てたソープで繊細な造りの身体を、アーサーは手と指だけを使い丹念に洗い上げてゆく。
髪を洗う頃には頬に赤みが差し、蘇芳は気持ちよさそうに目を閉じた。
「蘇芳、気持ち良いか?」
アーサーが尋ねると
「気持ちいい… アーサー…」
「気に入ったか?」
やっと蘇芳の声が聞けて、心から歓喜し、アーサーから笑みがこぼれた。
「はい…」
心地よさそうに、ため息を吐きながら蘇芳は返事をした。
「一緒にいる時は、私がいつもこうしよう」
「なら… アナタは僕が洗います」
浴槽に湯を張り、ヒザに抱き上げ向かい合って浸かる。
目の前にある綺麗な鎖骨に軽く吸い付き、アーサーは甘噛みすると…
一度始めると止まらなくなり… 唇を滑らせ肩から胸へ… 乳首へと移動し、甘噛みを繰り返す。
「う…んんっ… はぁ… んっ…」
蘇芳は嫌がるコト無く、アーサーの首に手を回す。
ソレを合図に本格的な愛撫が始まった。
「ああっ‥! んん… んっ… んっ…」
肉厚な舌が円を描くように乳首の周りを撫で、蘇芳が焦れだすと、キュッと中心を吸う。
「はぁっ‥アーサー…んんっ…だめぇ…っ!」
甘い、甘い声が、バスルームに響く。
「…もっと、もっと、蘇芳の声が聞きたい!」
蘇芳の太モモをヒザから撫で上げ、足の付け根を指先で内側へとたどり、目的の場所へ着き…
お腹につくほど、硬く反り返った蘇芳の性器を握り込み柔らかく揉む。
「お‥願い‥ お願い… お願‥い… ああっ…!!!」
仰向き背中を反らしながら、蘇芳は最後の声を上げ、湯の中に精を放つ。
「蘇芳… そろそろ‥ 上がろう…」
ぐったり凭れかかる蘇芳の耳に、アーサーは荒い息を吐き、かすれ声で囁く。
返事は無いが、蘇芳を支えて浴槽を出ると、アーサーは2人の身体の水気を拭い、寝室へと移る。
蘇芳はのぼせたようで、全身をピンク色に染め、ドサリッ… とベッドに転がった。
アーサーは慌てて冷たいミネラルウォーターを冷蔵庫から出し、グラスに注ぎ、蘇芳を支えながら口元に運ぶ。
「蘇芳…」
「…んっ」
ゴクゴクと蘇芳は一気に飲み干し…
アーサーも水分を取り、サイドテーブルにペットボトルとグラスを置く。
「…大丈夫か? 気付かなくて、悪かった」
隣に座り蘇芳の目にかかった髪を指ですくい耳に掛けてやると…
潤んだ瞳で蘇芳は、アーサーにふわり微笑んだ。
「"可愛い" "綺麗" "艶っぽい" "魅力的"、蘇芳にはどの言葉も当てはまるな… ドレスアップさせ街中を一人で歩かせたら、暗がりへ引きずり込まれて、レイプされそうだ」
「言い過ぎ…」
ポツリとこぼし、恥ずかしそうに蘇芳は笑い…
ようやく、蘇芳にいつもの調子が戻って来た。
不意にアーサーは蘇芳をゼフィロスに連れて行った後、書斎でトーマスから、警告されたコトを思い出した。
『ここだけの話だぞアーサー、蘇芳の父親は日本では有名な俳優で、その父親の不倫の果てに蘇芳は生まれた子だ』
『俳優? …確か夕子女史の弟でしたね?』
『そうだ、その弟の若い頃に蘇芳の容姿はソックリだから、養母の夕子は父親のスキャンダルにいつか巻き込まれるのではと危惧し、日本から送り出したのだ』
どれだけ美しくても、評判の悪い父親に容姿が似ているというのなら、蘇芳が自分の容姿にコンプレックスを持つのも仕方ない話である。
自分に似た実父を嫌っているのだから当然だった。
吸い寄せられるようにアーサーは蘇芳の唇を奪い、ゆっくり2人はベッドに倒れる。
「んん…」
「もう‥平気か?」
耳元で囁くとグイッ… と蘇芳の腕がアーサーを引き寄せた。
喉の奥で笑いながら… アーサーはヒザで蘇芳の太モモを割り、内モモを撫で上げ最奥へと指を進め入口を指先で撫でる。
「ひゃっ…」
ビクリッ… と固まる蘇芳。
「今夜は止めておくか…」
「やる! ‥この前は入れなかったから… 練習しないとゼフィロスで失敗したら… 嫌です」
アーサーの耳に囁く蘇芳の顔はのぼせた時よりもずっと、赤くなっていた。
「確かに、慣らしておいた方が、苦労しなくて済む」
真っ赤な頬を撫で、アーサーは腕を伸ばしサイドテーブルからローションのポットを出し小皿に注ぎ…
ローションをたっぷりと、蘇芳の最奥へと塗り込め、入り口を指で解す。
「蘇芳」
「ん…」
ゆっくりと蘇芳の中へと進みながら…
アーサーは蘇芳の性器を握り込み、刺激を与える。
「ううっ… んんっ… アーサー!」
「上手くなっ…た」
「本…当…? んんっ… ああっ…!」
2人が穏やかでいられたのは、ソコまでだった。
「ああ…んんっ…アーサー! ああっ…ああっんんっ…んんっ…! アーサー…!」
アーサーの腹の上に乗り、自分で動くやり方を教えられ夢中で、蘇芳は腰を揺すった。
「蘇芳! …蘇‥芳…くっ…! 小悪魔め…!」
「だって…だって…やれ…てアーサーが‥んっ…んっああっ」
小さな形の良い蘇芳の尻をギュッ… と掴み、アーサーは負けじと突き上げる。
腰を回し、蘇芳の好きな場所をこれでもかと性器でこすり上げる。
「うわあ~だめだめぇ‥んっ… んっ… 動けない… 動けない… ああっ… んんっ…」
感じ過ぎて、動けなくなった蘇芳と交代し、アーサーが上になりガツガツと最奥を突く。
一旦、お互いの身体が馴染むと、2人はお互いを貪り尽くすまで、止められなくなった。
ボンヤリとされるがままの蘇芳に、アーサーは穏やかに言って聞かせた。
「大丈夫だ蘇芳… もう終わったから… 怖がらなくていい… もういいんだよ」
コクリと、蘇芳は小さく頷き…
ボンヤリとしているが、アーサーの話を聞いているのだ。
「私も怖かった… とても怖かったよ… 蘇芳」
追い詰められた男に鋭いナイフを押し付けられ、蘇芳が人質に取られた姿を見た時、アーサーは血が沸騰しそうな怒りと、心臓が凍りそうな、恐怖にさらされた。
蘇芳は黙ったまま顔を上げ、そっとアーサーの頬に触れた。
「手が冷たいな… 風呂に入って温まろう… 君は湯に浸かるのが好きだろう?」
コクリッ… と、うなずく蘇芳をバスルームへ連れてゆくと…
よく泡立てたソープで繊細な造りの身体を、アーサーは手と指だけを使い丹念に洗い上げてゆく。
髪を洗う頃には頬に赤みが差し、蘇芳は気持ちよさそうに目を閉じた。
「蘇芳、気持ち良いか?」
アーサーが尋ねると
「気持ちいい… アーサー…」
「気に入ったか?」
やっと蘇芳の声が聞けて、心から歓喜し、アーサーから笑みがこぼれた。
「はい…」
心地よさそうに、ため息を吐きながら蘇芳は返事をした。
「一緒にいる時は、私がいつもこうしよう」
「なら… アナタは僕が洗います」
浴槽に湯を張り、ヒザに抱き上げ向かい合って浸かる。
目の前にある綺麗な鎖骨に軽く吸い付き、アーサーは甘噛みすると…
一度始めると止まらなくなり… 唇を滑らせ肩から胸へ… 乳首へと移動し、甘噛みを繰り返す。
「う…んんっ… はぁ… んっ…」
蘇芳は嫌がるコト無く、アーサーの首に手を回す。
ソレを合図に本格的な愛撫が始まった。
「ああっ‥! んん… んっ… んっ…」
肉厚な舌が円を描くように乳首の周りを撫で、蘇芳が焦れだすと、キュッと中心を吸う。
「はぁっ‥アーサー…んんっ…だめぇ…っ!」
甘い、甘い声が、バスルームに響く。
「…もっと、もっと、蘇芳の声が聞きたい!」
蘇芳の太モモをヒザから撫で上げ、足の付け根を指先で内側へとたどり、目的の場所へ着き…
お腹につくほど、硬く反り返った蘇芳の性器を握り込み柔らかく揉む。
「お‥願い‥ お願い… お願‥い… ああっ…!!!」
仰向き背中を反らしながら、蘇芳は最後の声を上げ、湯の中に精を放つ。
「蘇芳… そろそろ‥ 上がろう…」
ぐったり凭れかかる蘇芳の耳に、アーサーは荒い息を吐き、かすれ声で囁く。
返事は無いが、蘇芳を支えて浴槽を出ると、アーサーは2人の身体の水気を拭い、寝室へと移る。
蘇芳はのぼせたようで、全身をピンク色に染め、ドサリッ… とベッドに転がった。
アーサーは慌てて冷たいミネラルウォーターを冷蔵庫から出し、グラスに注ぎ、蘇芳を支えながら口元に運ぶ。
「蘇芳…」
「…んっ」
ゴクゴクと蘇芳は一気に飲み干し…
アーサーも水分を取り、サイドテーブルにペットボトルとグラスを置く。
「…大丈夫か? 気付かなくて、悪かった」
隣に座り蘇芳の目にかかった髪を指ですくい耳に掛けてやると…
潤んだ瞳で蘇芳は、アーサーにふわり微笑んだ。
「"可愛い" "綺麗" "艶っぽい" "魅力的"、蘇芳にはどの言葉も当てはまるな… ドレスアップさせ街中を一人で歩かせたら、暗がりへ引きずり込まれて、レイプされそうだ」
「言い過ぎ…」
ポツリとこぼし、恥ずかしそうに蘇芳は笑い…
ようやく、蘇芳にいつもの調子が戻って来た。
不意にアーサーは蘇芳をゼフィロスに連れて行った後、書斎でトーマスから、警告されたコトを思い出した。
『ここだけの話だぞアーサー、蘇芳の父親は日本では有名な俳優で、その父親の不倫の果てに蘇芳は生まれた子だ』
『俳優? …確か夕子女史の弟でしたね?』
『そうだ、その弟の若い頃に蘇芳の容姿はソックリだから、養母の夕子は父親のスキャンダルにいつか巻き込まれるのではと危惧し、日本から送り出したのだ』
どれだけ美しくても、評判の悪い父親に容姿が似ているというのなら、蘇芳が自分の容姿にコンプレックスを持つのも仕方ない話である。
自分に似た実父を嫌っているのだから当然だった。
吸い寄せられるようにアーサーは蘇芳の唇を奪い、ゆっくり2人はベッドに倒れる。
「んん…」
「もう‥平気か?」
耳元で囁くとグイッ… と蘇芳の腕がアーサーを引き寄せた。
喉の奥で笑いながら… アーサーはヒザで蘇芳の太モモを割り、内モモを撫で上げ最奥へと指を進め入口を指先で撫でる。
「ひゃっ…」
ビクリッ… と固まる蘇芳。
「今夜は止めておくか…」
「やる! ‥この前は入れなかったから… 練習しないとゼフィロスで失敗したら… 嫌です」
アーサーの耳に囁く蘇芳の顔はのぼせた時よりもずっと、赤くなっていた。
「確かに、慣らしておいた方が、苦労しなくて済む」
真っ赤な頬を撫で、アーサーは腕を伸ばしサイドテーブルからローションのポットを出し小皿に注ぎ…
ローションをたっぷりと、蘇芳の最奥へと塗り込め、入り口を指で解す。
「蘇芳」
「ん…」
ゆっくりと蘇芳の中へと進みながら…
アーサーは蘇芳の性器を握り込み、刺激を与える。
「ううっ… んんっ… アーサー!」
「上手くなっ…た」
「本…当…? んんっ… ああっ…!」
2人が穏やかでいられたのは、ソコまでだった。
「ああ…んんっ…アーサー! ああっ…ああっんんっ…んんっ…! アーサー…!」
アーサーの腹の上に乗り、自分で動くやり方を教えられ夢中で、蘇芳は腰を揺すった。
「蘇芳! …蘇‥芳…くっ…! 小悪魔め…!」
「だって…だって…やれ…てアーサーが‥んっ…んっああっ」
小さな形の良い蘇芳の尻をギュッ… と掴み、アーサーは負けじと突き上げる。
腰を回し、蘇芳の好きな場所をこれでもかと性器でこすり上げる。
「うわあ~だめだめぇ‥んっ… んっ… 動けない… 動けない… ああっ… んんっ…」
感じ過ぎて、動けなくなった蘇芳と交代し、アーサーが上になりガツガツと最奥を突く。
一旦、お互いの身体が馴染むと、2人はお互いを貪り尽くすまで、止められなくなった。
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