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番外編
クラス内魔法大会
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「さぁ始まりました、伊達の森高校2年1組クラス内魔法大会個人戦! 実況は私アリーシアとアルトが務めさせていただきます!」
そのアリーシアさんの言葉に大きな拍手と歓声が起こった。
さて、なぜこのような状況になったのかというと、帰るまでの暇な1ヶ月弱の期間にクラス全員で魔法で遊んでいたら、それを見たアリーシアさんが「大会開いて最強を決めたら? いい思い出になると思うし! よしっ、そうと決まったら早速準備しよう!」と張り切ってしまったからである。
日本に帰ったら魔法は使えなくなるということだったので、最初は乗り気じゃなかった人も参加することになった。
とは言っても、スキルは戦闘向けの人とサポートタイプの人で別れる。
サポートタイプの人を戦わせるのは無理があるため、とりあえず今日は戦闘向けスキルの人達で試合をすることになった。
場所はカルター二領にある騎士団の練習場。
客席にはカルター二領の人々がたくさん集まっていた。
試合はトーナメント戦になっていて、もう既に第一試合が始まっている。
すると隣で一緒に観戦していたあやかがこんなことを言い出した。
「なんで私が戦うの……これはどう見てもサポートスキルでしょ!?」
「でもこの前笑いながら包丁振り回してたじゃん」
あやかのスキル「料理」は名前だけ見ればサポートスキルだが、あの笑いながらサンポークを倒す姿を見てしまったら誰がどう考えても戦闘向けである。
「たしかにそうだけど……でも包丁を持ってかかってきたら誰もが怖いと思うでしょ?」
「そりゃ怖いけど、まぁ1回戦私が相手だから大丈夫でしょ」
「なんかアリーシアさんの考えがわかる気がする」
トーナメントはアリーシアさんが作ってくれた。
本人はくじで適当に決めたと言っていたが、おそらく色々考えて決めたのだろう。
ルールは相手に致命傷を与えるような攻撃はしないこと。そのような行動が見られたら即失格。
相手を気絶させる。
決められた枠から相手を出す。
または相手が降参と言った時点で勝敗が決まる。
ちょっとした怪我はすると思うが、それはサポートスキルを持つ人が治療することとなっていた。
そんなことを話していると、第二試合が終わった。
第三試合はあいVSあやかの試合である。
「あやか今お腹すいてる?」
「緊張で朝ごはん食べれなかったからちょっと空いてる「グゥ~」」
うん、全然ちょっとじゃないね。
そして2人は枠の中に移動する。
「それでは第三試合加藤あいVS山崎あやか……はじめ!」
その言葉で戦いの火蓋が切られた。
──────────
個人戦(あいの試合)を何試合か書きます! 団体戦のお話も書きたいけど……
そのアリーシアさんの言葉に大きな拍手と歓声が起こった。
さて、なぜこのような状況になったのかというと、帰るまでの暇な1ヶ月弱の期間にクラス全員で魔法で遊んでいたら、それを見たアリーシアさんが「大会開いて最強を決めたら? いい思い出になると思うし! よしっ、そうと決まったら早速準備しよう!」と張り切ってしまったからである。
日本に帰ったら魔法は使えなくなるということだったので、最初は乗り気じゃなかった人も参加することになった。
とは言っても、スキルは戦闘向けの人とサポートタイプの人で別れる。
サポートタイプの人を戦わせるのは無理があるため、とりあえず今日は戦闘向けスキルの人達で試合をすることになった。
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「でもこの前笑いながら包丁振り回してたじゃん」
あやかのスキル「料理」は名前だけ見ればサポートスキルだが、あの笑いながらサンポークを倒す姿を見てしまったら誰がどう考えても戦闘向けである。
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「そりゃ怖いけど、まぁ1回戦私が相手だから大丈夫でしょ」
「なんかアリーシアさんの考えがわかる気がする」
トーナメントはアリーシアさんが作ってくれた。
本人はくじで適当に決めたと言っていたが、おそらく色々考えて決めたのだろう。
ルールは相手に致命傷を与えるような攻撃はしないこと。そのような行動が見られたら即失格。
相手を気絶させる。
決められた枠から相手を出す。
または相手が降参と言った時点で勝敗が決まる。
ちょっとした怪我はすると思うが、それはサポートスキルを持つ人が治療することとなっていた。
そんなことを話していると、第二試合が終わった。
第三試合はあいVSあやかの試合である。
「あやか今お腹すいてる?」
「緊張で朝ごはん食べれなかったからちょっと空いてる「グゥ~」」
うん、全然ちょっとじゃないね。
そして2人は枠の中に移動する。
「それでは第三試合加藤あいVS山崎あやか……はじめ!」
その言葉で戦いの火蓋が切られた。
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個人戦(あいの試合)を何試合か書きます! 団体戦のお話も書きたいけど……
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