34 / 175
連載
6.-5
しおりを挟む
ふんわり酒精の香りがする、見た目よりも柔らかい唇が、私のそれに重なった。・・・ほんの、一瞬。
------ごんっっ!という鈍い音と同時に、急激にアルフの気配が遠のく。眉間を押え、地面に転がっている。驚きすぎなのか、痛みのあまりか、声も出さずに。
私は、頭突きをかまして難を逃れたのだ。・・・いや、一瞬、遅れをとっている。逃れたことにはならないか。被害は最小限で済んだ、というのがせいぜいか。
アルフに対する私の先入観は、かなり修正すべきなのだろう。
彼は有能、有望だし、信頼に足る奴かもしれない。少し言葉を交わして、更にそう思うようになった。
けれど、いきなり告られた挙句、一気にくちづけまで許せるかというと、別問題だ。
距離は詰めすぎだし、すぐ手を取ろうとするし、今のことだって、要注意である。直情径行過ぎる。
「・・・私、もう行くね」
私はお尻に引いていた彼の上着を手に、立ち上がった。
直ぐに着るかな、と思ったのだけれど、アルフは仰向けになって眉間や目元を押えたまま黙っている。
そこまでひどい頭突きではなかったはずだけれど。
心配、はしなくていいだろう。礼を言いたくて、とか言ってたくせに、熱くなって告白してきて、挙句にちゅうまでしようとしたのだ。
それにしても。
彼の言葉はとても真剣だった。冗談で言っていたのではないことは、よくわかった。それを、無視して立ち去っていいのだろうか?
気を持たせるつもりはない。まったく、ない。
でも、こんなとき、なんて言ったらいいのか?正しい答えはないのかな?気持ちを知っていてくれるだけでいいなんて。それを真に受けておけばいいの?わかりました、知っておきまぁす!でいいのか?
私はしばし考え込んだ。
もう行くね、と言ったことをしばし忘れていた。
「・・・ちくしょう、・・・」
しばらくすると。地の底を這うような声が、足元から聞こえてきた。
------見れば、アルフは、まだ、顔を手で覆ったままである。
「そんなに、痛かったの?」
思わず、やっぱりちょっと心配になった。
「・・・でも、あなたが突然あんなことをす、」
「もう行くんだろ!?」
「うっわぁ」
・・・びっくりした。
叫ぶように言って、がば!と彼はみごとな腹筋力で半身を起こした。
眉間は・・・ちょっと赤いだけだ。
凄い目で私を睨んでいる。
さっきまで、あんなに甘ったるく語っていたのに。
「何よ、あなた。・・・大きい声出さないで」
「カッコ悪いところ、いつまで見てんだよ!わかったよ!あんたがまるでその気じゃないことは!」
「いきなり逆切れしないでよ、やかましいわね」
私は思わず言い返した。
理不尽だ。怒鳴られるいわれはない。
「大人なんだからもうちょっと落ち着いて話したら?子供みたいに、やっかましい」
「誰がガキだと!?」
「あなたよ!他にいる?告ってると思ったら迫ってくるし怒鳴るし、疲れるひとは嫌い」
「・・・あんたが鈍感過ぎるんだよ」
「あなたが直情径行なの」
「馬鹿にしてんのか」
「このままだとそうなるわね」
レベルの低い売り言葉に買い言葉となり、私もアルフも遠慮なく思い切り睨み合った。
この男、イケメンなだけだ。暑苦しい脳筋だ。スマートな応答の仕方を悩んだ私、損した気分だ。
次は何と言ってやろうか。どうしてくれよう。
------気くたびれして、むしゃくしゃしていたのかもしれない。
私は、後になって思えば、必要以上に苛々していたのだろう。尚も言葉で集中砲火を浴びせてやろう、と口を開きかけたその時。
「・・・その辺で止めておいたらどうだ、トゥーラ姫」
横合いから、皮肉っぽい、響きのいい声がかけられた。
芝生が柔らかいせいか。
次元の低い言い争いに夢中になってしまったせいか。
ひとの近付く気配に、迂闊にも全く気付かなかった。
「・・・ラムズフェルド公。・・・」
ユリアス・ラムズフェルド公爵が、きつい、暗緑色の目を光らせて、護衛も連れずにそこに立っていた。
なぜこんなところに。
・・・いや、いてもおかしくないけれど、護衛も連れず、庭園のこんな奥まで。
意表を突かれて、挨拶も忘れて立ち尽くしていると。
「なんでここにいるのか、とでも言いたそうだな」
面白くもなさそうに、彼は言った。
つくづく、いつも不機嫌そうな男である。
「誰しも、気まぐれのひとつくらいあるだろう?・・・それよりも」
暗緑色の瞳が、一際鋭くなった。
単に皮肉っぽい美青年、と見えていたのが、威厳を漂わせた貴公子へと、身にまとう雰囲気が一気に変わる。
鋭い視線が、アルフに向けられた。
「------お前は、確か」
「アルフ・ド・リリー。トゥーラ准将の別動隊の隊長を拝命している」
立ち上がったアルフは、軽く頭を下げた。公爵を相手に、相当不遜ともいえる態度だ。
部下の非礼は上官の不徳。私は少しハラハラしてラムズフェルド公を見たけれど、意外に彼は気にしてはいないようだった。
視線は、鋭いままだったけれど。
「そう、思い出した。・・・派手な痴話喧嘩で武官を解任された男だったな。いい腕をしているときいたが、・・・准将の麾下に入ったか」
お偉いラムズフェルド公にまで知られているとは。・・・よほど、有名なのか。何をしておったのか、アルフは。
私は、半目になった。
アルフは憮然としているけれど、反駁はしない。本当のことなのだろう。
一方、公爵は、それが素なのか、皮肉気に口元を緩めている。
「まあ、励むことだ。武官本来の仕事でな。・・・しかし今は、攻守逆転というか」
彼は今度は本当に面白そうに------そんな目は初めて見た------私をちらり、と見て、
「姫に襲われたか」
「「違う!」」
アルフと私、思わず同時に叫んだ。
冗談でもなんてことを言うのだ!
「俺が黙って女に襲われるように見えますか、公」
色男の沽券に係わるらしく、アルフは抗議した。
「どうして、そうなるんですかっ!?」
私にとっては不名誉だ。失礼だ。身持ちが悪いことで有名な色男・アルフを私がなぜ襲う、と?
「そこは、女性である私の心配が先なのでは!?」
「普通の女性なら、な」
とうとう公爵はくっくっと笑い出した。・・・笑ってますよ、このひと。というか、普通に、笑えるんですね、このひと。
レア笑顔。天然記念物?
・・・それに。年相応というか、若々しくって、結構かっこいいような。
思わずまじまじと彼を見つめてしまった。とても、失礼なことを言われたと思うのだけれど。
髪と瞳の色がアレだから、とにかく正視しないように心がけていたので、彼をきちんと見るのはたぶん片手で数えられるほどだ。
半ば呆然として、笑う公爵を見ていると、公爵は、すい、と長い腕を伸ばした。
「------その上着」
整えられた形の良い指で、私のほうを指し示す。
「そろそろ返してやったらどうだ?・・・姫が剥ぎ取ったのか?」
「・・・え?」
そういえば、さっきまでお尻に引いていたアルフの上着を、私は握りしめていた。
アルフはアンダーシャツ姿。それに、公爵が来たとき、私は立っていて奴は芝生に半身を起こしたところだ。
確かに、これはそう見えても・・・って、不可抗力だ!
私はアルフに向けて上着を放り投げた。奴は黙ったまま、それを空中で受け止め、速やかに着用した。
「少し座っていましたので、彼が敷いてくれたのですよ!」
「レオンには、黙っておいてやるぞ」
「違いますって!そもそも、」
・・・いや、待て。
事の次第を語ろうとした矢先、私は我に返った。
頭を冷やそう。奴を庇うわけではないが、迫られたあと口論になったのは確かで、このあたりの話を詳細に語るのはよろしくない。奴にとっても、もちろん私にとっても。いつも、私の男あしらいが不器用なことを、レオン様には面白がられ、オルギールには鼻で笑われ。そんな私が、有名なスケコマシを襲うとか、私が迫ってるとか思われたら・・・考えるだに恐ろしい。
結論。立ち去るに限る。
「・・・そもそも?」
ラムズフェルド公は面白そうに先を促したけれど、私はそれに乗ることなく、不満と抗議と我慢の意を込めて、ふんっ!と鼻を鳴らした。
ついでに、奴にしては珍しく、無表情で黙り込んだアルフをひと睨みしてやった。奴は、顔色ひとつ変えなかったけれど。
「参りましょう、ラムズフェルド公」
公は私とアルフの顔を交互に見ると、
「まあ、いい」
と言って、なんと、驚くべきことに(今夜は驚きの連続だ)、私に手を差し伸べた。エスコートしてくれるらしい。・・・明日は雨どころか雹が降るかもしれない。
彼の手に重ねた私の手を、公はゆるく握って、優雅に踵を返した。滑るような、洗練された身ごなし。感じ悪い印象しかなかったラムズフェルド公だけれど、意地悪なことさえ言わなければ、やはりとても魅力的な青年公爵だ。
彼の見事に整った横顔をこっそりと眺めていると。
「------アルフ・ド・リリー隊長」
ゆっくりと歩き出しながら、ラムズフェルド公は振り返らないまま呼びかけた。
「ここで見聞きしたことは不問に付してやるが・・・二度は、ない。地位が欲しくば厳に身を慎め」
ずしりと、腹に響く声だった。
たぶん、公爵は、全部聞いていた。
そして、背後で立ち尽くしているだろうアルフからの応えはなかった。
------ごんっっ!という鈍い音と同時に、急激にアルフの気配が遠のく。眉間を押え、地面に転がっている。驚きすぎなのか、痛みのあまりか、声も出さずに。
私は、頭突きをかまして難を逃れたのだ。・・・いや、一瞬、遅れをとっている。逃れたことにはならないか。被害は最小限で済んだ、というのがせいぜいか。
アルフに対する私の先入観は、かなり修正すべきなのだろう。
彼は有能、有望だし、信頼に足る奴かもしれない。少し言葉を交わして、更にそう思うようになった。
けれど、いきなり告られた挙句、一気にくちづけまで許せるかというと、別問題だ。
距離は詰めすぎだし、すぐ手を取ろうとするし、今のことだって、要注意である。直情径行過ぎる。
「・・・私、もう行くね」
私はお尻に引いていた彼の上着を手に、立ち上がった。
直ぐに着るかな、と思ったのだけれど、アルフは仰向けになって眉間や目元を押えたまま黙っている。
そこまでひどい頭突きではなかったはずだけれど。
心配、はしなくていいだろう。礼を言いたくて、とか言ってたくせに、熱くなって告白してきて、挙句にちゅうまでしようとしたのだ。
それにしても。
彼の言葉はとても真剣だった。冗談で言っていたのではないことは、よくわかった。それを、無視して立ち去っていいのだろうか?
気を持たせるつもりはない。まったく、ない。
でも、こんなとき、なんて言ったらいいのか?正しい答えはないのかな?気持ちを知っていてくれるだけでいいなんて。それを真に受けておけばいいの?わかりました、知っておきまぁす!でいいのか?
私はしばし考え込んだ。
もう行くね、と言ったことをしばし忘れていた。
「・・・ちくしょう、・・・」
しばらくすると。地の底を這うような声が、足元から聞こえてきた。
------見れば、アルフは、まだ、顔を手で覆ったままである。
「そんなに、痛かったの?」
思わず、やっぱりちょっと心配になった。
「・・・でも、あなたが突然あんなことをす、」
「もう行くんだろ!?」
「うっわぁ」
・・・びっくりした。
叫ぶように言って、がば!と彼はみごとな腹筋力で半身を起こした。
眉間は・・・ちょっと赤いだけだ。
凄い目で私を睨んでいる。
さっきまで、あんなに甘ったるく語っていたのに。
「何よ、あなた。・・・大きい声出さないで」
「カッコ悪いところ、いつまで見てんだよ!わかったよ!あんたがまるでその気じゃないことは!」
「いきなり逆切れしないでよ、やかましいわね」
私は思わず言い返した。
理不尽だ。怒鳴られるいわれはない。
「大人なんだからもうちょっと落ち着いて話したら?子供みたいに、やっかましい」
「誰がガキだと!?」
「あなたよ!他にいる?告ってると思ったら迫ってくるし怒鳴るし、疲れるひとは嫌い」
「・・・あんたが鈍感過ぎるんだよ」
「あなたが直情径行なの」
「馬鹿にしてんのか」
「このままだとそうなるわね」
レベルの低い売り言葉に買い言葉となり、私もアルフも遠慮なく思い切り睨み合った。
この男、イケメンなだけだ。暑苦しい脳筋だ。スマートな応答の仕方を悩んだ私、損した気分だ。
次は何と言ってやろうか。どうしてくれよう。
------気くたびれして、むしゃくしゃしていたのかもしれない。
私は、後になって思えば、必要以上に苛々していたのだろう。尚も言葉で集中砲火を浴びせてやろう、と口を開きかけたその時。
「・・・その辺で止めておいたらどうだ、トゥーラ姫」
横合いから、皮肉っぽい、響きのいい声がかけられた。
芝生が柔らかいせいか。
次元の低い言い争いに夢中になってしまったせいか。
ひとの近付く気配に、迂闊にも全く気付かなかった。
「・・・ラムズフェルド公。・・・」
ユリアス・ラムズフェルド公爵が、きつい、暗緑色の目を光らせて、護衛も連れずにそこに立っていた。
なぜこんなところに。
・・・いや、いてもおかしくないけれど、護衛も連れず、庭園のこんな奥まで。
意表を突かれて、挨拶も忘れて立ち尽くしていると。
「なんでここにいるのか、とでも言いたそうだな」
面白くもなさそうに、彼は言った。
つくづく、いつも不機嫌そうな男である。
「誰しも、気まぐれのひとつくらいあるだろう?・・・それよりも」
暗緑色の瞳が、一際鋭くなった。
単に皮肉っぽい美青年、と見えていたのが、威厳を漂わせた貴公子へと、身にまとう雰囲気が一気に変わる。
鋭い視線が、アルフに向けられた。
「------お前は、確か」
「アルフ・ド・リリー。トゥーラ准将の別動隊の隊長を拝命している」
立ち上がったアルフは、軽く頭を下げた。公爵を相手に、相当不遜ともいえる態度だ。
部下の非礼は上官の不徳。私は少しハラハラしてラムズフェルド公を見たけれど、意外に彼は気にしてはいないようだった。
視線は、鋭いままだったけれど。
「そう、思い出した。・・・派手な痴話喧嘩で武官を解任された男だったな。いい腕をしているときいたが、・・・准将の麾下に入ったか」
お偉いラムズフェルド公にまで知られているとは。・・・よほど、有名なのか。何をしておったのか、アルフは。
私は、半目になった。
アルフは憮然としているけれど、反駁はしない。本当のことなのだろう。
一方、公爵は、それが素なのか、皮肉気に口元を緩めている。
「まあ、励むことだ。武官本来の仕事でな。・・・しかし今は、攻守逆転というか」
彼は今度は本当に面白そうに------そんな目は初めて見た------私をちらり、と見て、
「姫に襲われたか」
「「違う!」」
アルフと私、思わず同時に叫んだ。
冗談でもなんてことを言うのだ!
「俺が黙って女に襲われるように見えますか、公」
色男の沽券に係わるらしく、アルフは抗議した。
「どうして、そうなるんですかっ!?」
私にとっては不名誉だ。失礼だ。身持ちが悪いことで有名な色男・アルフを私がなぜ襲う、と?
「そこは、女性である私の心配が先なのでは!?」
「普通の女性なら、な」
とうとう公爵はくっくっと笑い出した。・・・笑ってますよ、このひと。というか、普通に、笑えるんですね、このひと。
レア笑顔。天然記念物?
・・・それに。年相応というか、若々しくって、結構かっこいいような。
思わずまじまじと彼を見つめてしまった。とても、失礼なことを言われたと思うのだけれど。
髪と瞳の色がアレだから、とにかく正視しないように心がけていたので、彼をきちんと見るのはたぶん片手で数えられるほどだ。
半ば呆然として、笑う公爵を見ていると、公爵は、すい、と長い腕を伸ばした。
「------その上着」
整えられた形の良い指で、私のほうを指し示す。
「そろそろ返してやったらどうだ?・・・姫が剥ぎ取ったのか?」
「・・・え?」
そういえば、さっきまでお尻に引いていたアルフの上着を、私は握りしめていた。
アルフはアンダーシャツ姿。それに、公爵が来たとき、私は立っていて奴は芝生に半身を起こしたところだ。
確かに、これはそう見えても・・・って、不可抗力だ!
私はアルフに向けて上着を放り投げた。奴は黙ったまま、それを空中で受け止め、速やかに着用した。
「少し座っていましたので、彼が敷いてくれたのですよ!」
「レオンには、黙っておいてやるぞ」
「違いますって!そもそも、」
・・・いや、待て。
事の次第を語ろうとした矢先、私は我に返った。
頭を冷やそう。奴を庇うわけではないが、迫られたあと口論になったのは確かで、このあたりの話を詳細に語るのはよろしくない。奴にとっても、もちろん私にとっても。いつも、私の男あしらいが不器用なことを、レオン様には面白がられ、オルギールには鼻で笑われ。そんな私が、有名なスケコマシを襲うとか、私が迫ってるとか思われたら・・・考えるだに恐ろしい。
結論。立ち去るに限る。
「・・・そもそも?」
ラムズフェルド公は面白そうに先を促したけれど、私はそれに乗ることなく、不満と抗議と我慢の意を込めて、ふんっ!と鼻を鳴らした。
ついでに、奴にしては珍しく、無表情で黙り込んだアルフをひと睨みしてやった。奴は、顔色ひとつ変えなかったけれど。
「参りましょう、ラムズフェルド公」
公は私とアルフの顔を交互に見ると、
「まあ、いい」
と言って、なんと、驚くべきことに(今夜は驚きの連続だ)、私に手を差し伸べた。エスコートしてくれるらしい。・・・明日は雨どころか雹が降るかもしれない。
彼の手に重ねた私の手を、公はゆるく握って、優雅に踵を返した。滑るような、洗練された身ごなし。感じ悪い印象しかなかったラムズフェルド公だけれど、意地悪なことさえ言わなければ、やはりとても魅力的な青年公爵だ。
彼の見事に整った横顔をこっそりと眺めていると。
「------アルフ・ド・リリー隊長」
ゆっくりと歩き出しながら、ラムズフェルド公は振り返らないまま呼びかけた。
「ここで見聞きしたことは不問に付してやるが・・・二度は、ない。地位が欲しくば厳に身を慎め」
ずしりと、腹に響く声だった。
たぶん、公爵は、全部聞いていた。
そして、背後で立ち尽くしているだろうアルフからの応えはなかった。
67
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結保証】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。