15 / 22
交錯 3.
しおりを挟む
御方様。
姫将軍、と並んで、夫たちとの結婚後、好んで使われるようになった私のもう一つの呼称だ。
公爵夫人であることを示すそれを、犯罪を犯すほどレオン様に恋い焦がれていたエイリスは、絶対に口にしたくはなかっただろう。
ゆるゆると顔を上げた彼女の無表情な白皙を眺めながら、私は冷静に分析した。
「オーディアル公閣下、そして、おかたさま。わたくしの失態をどうかお許しくださいませ」
「……」
ルードは腕組みをしたまま、青い瞳を鋭く光らせてエイリスを睨みつけている。
そう簡単には許さんぞと言わんばかりだが、とにかくすさまじい迫力に、ざわめきかけた周囲はまたも静まり返った。
「久しぶりの晴れがましい場にとりのぼせてしまったのでございます。けっして、他意のあることではございませぬ」
「──どうだかな」
ルードは吐き捨てた。
さらに、つかつかとエイリスの前へ歩み寄ると、なんといきなり彼女の顎を掴んで上向かせたのだ。
またも、ざわっ……と声にならぬどよめきが広がり、「閣下!!」と、傍らのアサド議長は喉を引きつらせて叫んだ。
夫の常ならぬ荒っぽい振る舞いは、私自身、驚きの声を上げそうになったほどだが、レオン様達はいたって平静だ。
それらを瞬時に見て取って、私も表情を変えずに動向を見守ることにした。
それにしても、今夜のルードはどうしてしまったのだろう。
夫達は全員、女性に対してだけではなく、身分の上下を問わず「人」に対して、「乱暴」とか「粗野」からは縁遠い人たちなのに。
平時の彼らは、自信に満ちて堂々としている一方で、気品溢れる優美な挙措で……と、褒めそやす言葉が足りないくらいなのに。
滑稽な白い軍服を身に着けた華奢な女性を、左右から衛兵が両腕を拘束し、前からは大柄なルードが顎を掴んでいる光景ときたら、戦時における軍法会議のようだ。
罪人を裁く正規の法廷のほうがよほど人道的だろう。
必死の抗議のためあばれるアサド議長までもが、いつのまにかルードの衛兵たちによって拘束されている。
それでも、彼は声を張りあげた。
躾をし損ねた娘とはいえ、アサド議長の大切な一人娘だ。
「閣下、そのような無体な、いくら何でも……っ」
「黙れ、アサド」
言葉で一刀両断したルードは強制的に上向かされたエイリスの顔をつくづくと眺めている。
……すごく、いやそうだ。
エイリスのほうはといえば、持ち上げられた顎が痛むのか、それとも衛兵が掴んだままの腕が痛むのか、わずかに細い眉をひそめたまま、しかし伏し目がちになることもなく、どこにも焦点をあわせずに、薄い水色のガラスのような瞳を空に向けている。
──震えが、きた。
リーヴァ?とか、リア、どうしました?と掛けられる声になんでもないと首だけを横に振って応える。
この女はおそろしい。
皆が思っているよりも。
我々が警戒しているよりも、もっともっと。
おかしい。おかしくなっている。
恋敵の真似をして公衆の面前に現れるのも、自分のふるまいで父が糾弾されているのを顔色ひとつ変えずに聞いているのも。ようやく詫びてはいるものの、拘束されようがルードに顎を掴まれようが、悪びれもしないのも。
この女は、なにも、恐れていない。
それが、おそろしい。
「抵抗もせず恐れ気もなく。……いい度胸だ」
ルードも何か感じたのだろうか。
小さくも大きくもない声で独り言つと、ようやく顎から手を離し、軽く手を振ってエイリスを拘束する衛兵達も下がらせて、
「跪け」
鋭く、言った。
エイリスはおとなしく膝をつく。
それも、両膝を。
華奢な女性が衆目の面前で両膝をつかされている光景は、事情を知らぬ者が見れば痛々しく思われるほどに一方的な断罪だ。
事の発端を考えれば行き過ぎではないかと感じるけれど、ルードは徹底的にやるつもりらしい。
紅い美しい髪をゆらしてくるりと振り返って。
「──リヴェア、こちらへ」
打って変わって優しい声とともに、手を差し伸べられた。
え、私?と思わず口走りそうになるのをこらえ、わずかに首を傾げると、
「愛しいリヴェア。こちらへ」
と、繰り返す。
目元を和ませてはいるけれど、有無を言わせない力が込められていて、私はゆっくりと進み出て、差し伸べられた大きな手に自分の手を載せた。
ルードは、きゅう、と軽く握って私の指先に口づけを落とすと、眼前のエイリスに向き直り、
「ダイソンの連れ。この場で我が妻に非礼を詫びろ」
傲然と、命じた。
──やっぱりね。
不意に呼ばれて驚いたけれど、その一瞬あとには気づいたのだ。
ルードは、私の目の前でこの女に跪かせ、頭を下げさせるつもりだ、と。
はっきり言えば、「もういいじゃない?」と、言いたい。
けれども、この女は怪物だ。
このくらい徹底的に追い詰めないと、心に響かない可能性は高い。
だから私も、あえてエイリスの真正面に立った。
「深く、頭を下げ、はっきりと聞こえるように言え。お前が詫びるべきは俺ではない。我が妻だ」
正面を譲った格好になったルードが、横合いから声をかける。
「中途半端な詫びは認めんぞ。妻が認めても俺が許さん」
「ルードったら」
思わず零した言葉は、とても小さいものだったから、周りには聞こえなかったと思うけれど、ルードの耳には届いたらしい。
「愛している、リヴェア」
なんの脈絡もなく甘く囁いて、もう一度私の指先に口づけを落とした。
やれやれ、まったく……と遠い目をしかけて、我に返る。
ここは居間でも寝所でもない。
悪役令嬢ならぬ、元ストーカー令嬢断罪の場、だ。
跪くエイリスをあらためて見下ろす。
エイリスは薄い水色の瞳をずっとこちらに向けていた。
姫将軍、と並んで、夫たちとの結婚後、好んで使われるようになった私のもう一つの呼称だ。
公爵夫人であることを示すそれを、犯罪を犯すほどレオン様に恋い焦がれていたエイリスは、絶対に口にしたくはなかっただろう。
ゆるゆると顔を上げた彼女の無表情な白皙を眺めながら、私は冷静に分析した。
「オーディアル公閣下、そして、おかたさま。わたくしの失態をどうかお許しくださいませ」
「……」
ルードは腕組みをしたまま、青い瞳を鋭く光らせてエイリスを睨みつけている。
そう簡単には許さんぞと言わんばかりだが、とにかくすさまじい迫力に、ざわめきかけた周囲はまたも静まり返った。
「久しぶりの晴れがましい場にとりのぼせてしまったのでございます。けっして、他意のあることではございませぬ」
「──どうだかな」
ルードは吐き捨てた。
さらに、つかつかとエイリスの前へ歩み寄ると、なんといきなり彼女の顎を掴んで上向かせたのだ。
またも、ざわっ……と声にならぬどよめきが広がり、「閣下!!」と、傍らのアサド議長は喉を引きつらせて叫んだ。
夫の常ならぬ荒っぽい振る舞いは、私自身、驚きの声を上げそうになったほどだが、レオン様達はいたって平静だ。
それらを瞬時に見て取って、私も表情を変えずに動向を見守ることにした。
それにしても、今夜のルードはどうしてしまったのだろう。
夫達は全員、女性に対してだけではなく、身分の上下を問わず「人」に対して、「乱暴」とか「粗野」からは縁遠い人たちなのに。
平時の彼らは、自信に満ちて堂々としている一方で、気品溢れる優美な挙措で……と、褒めそやす言葉が足りないくらいなのに。
滑稽な白い軍服を身に着けた華奢な女性を、左右から衛兵が両腕を拘束し、前からは大柄なルードが顎を掴んでいる光景ときたら、戦時における軍法会議のようだ。
罪人を裁く正規の法廷のほうがよほど人道的だろう。
必死の抗議のためあばれるアサド議長までもが、いつのまにかルードの衛兵たちによって拘束されている。
それでも、彼は声を張りあげた。
躾をし損ねた娘とはいえ、アサド議長の大切な一人娘だ。
「閣下、そのような無体な、いくら何でも……っ」
「黙れ、アサド」
言葉で一刀両断したルードは強制的に上向かされたエイリスの顔をつくづくと眺めている。
……すごく、いやそうだ。
エイリスのほうはといえば、持ち上げられた顎が痛むのか、それとも衛兵が掴んだままの腕が痛むのか、わずかに細い眉をひそめたまま、しかし伏し目がちになることもなく、どこにも焦点をあわせずに、薄い水色のガラスのような瞳を空に向けている。
──震えが、きた。
リーヴァ?とか、リア、どうしました?と掛けられる声になんでもないと首だけを横に振って応える。
この女はおそろしい。
皆が思っているよりも。
我々が警戒しているよりも、もっともっと。
おかしい。おかしくなっている。
恋敵の真似をして公衆の面前に現れるのも、自分のふるまいで父が糾弾されているのを顔色ひとつ変えずに聞いているのも。ようやく詫びてはいるものの、拘束されようがルードに顎を掴まれようが、悪びれもしないのも。
この女は、なにも、恐れていない。
それが、おそろしい。
「抵抗もせず恐れ気もなく。……いい度胸だ」
ルードも何か感じたのだろうか。
小さくも大きくもない声で独り言つと、ようやく顎から手を離し、軽く手を振ってエイリスを拘束する衛兵達も下がらせて、
「跪け」
鋭く、言った。
エイリスはおとなしく膝をつく。
それも、両膝を。
華奢な女性が衆目の面前で両膝をつかされている光景は、事情を知らぬ者が見れば痛々しく思われるほどに一方的な断罪だ。
事の発端を考えれば行き過ぎではないかと感じるけれど、ルードは徹底的にやるつもりらしい。
紅い美しい髪をゆらしてくるりと振り返って。
「──リヴェア、こちらへ」
打って変わって優しい声とともに、手を差し伸べられた。
え、私?と思わず口走りそうになるのをこらえ、わずかに首を傾げると、
「愛しいリヴェア。こちらへ」
と、繰り返す。
目元を和ませてはいるけれど、有無を言わせない力が込められていて、私はゆっくりと進み出て、差し伸べられた大きな手に自分の手を載せた。
ルードは、きゅう、と軽く握って私の指先に口づけを落とすと、眼前のエイリスに向き直り、
「ダイソンの連れ。この場で我が妻に非礼を詫びろ」
傲然と、命じた。
──やっぱりね。
不意に呼ばれて驚いたけれど、その一瞬あとには気づいたのだ。
ルードは、私の目の前でこの女に跪かせ、頭を下げさせるつもりだ、と。
はっきり言えば、「もういいじゃない?」と、言いたい。
けれども、この女は怪物だ。
このくらい徹底的に追い詰めないと、心に響かない可能性は高い。
だから私も、あえてエイリスの真正面に立った。
「深く、頭を下げ、はっきりと聞こえるように言え。お前が詫びるべきは俺ではない。我が妻だ」
正面を譲った格好になったルードが、横合いから声をかける。
「中途半端な詫びは認めんぞ。妻が認めても俺が許さん」
「ルードったら」
思わず零した言葉は、とても小さいものだったから、周りには聞こえなかったと思うけれど、ルードの耳には届いたらしい。
「愛している、リヴェア」
なんの脈絡もなく甘く囁いて、もう一度私の指先に口づけを落とした。
やれやれ、まったく……と遠い目をしかけて、我に返る。
ここは居間でも寝所でもない。
悪役令嬢ならぬ、元ストーカー令嬢断罪の場、だ。
跪くエイリスをあらためて見下ろす。
エイリスは薄い水色の瞳をずっとこちらに向けていた。
20
お気に入りに追加
969
あなたにおすすめの小説
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

目が覚めたら男女比がおかしくなっていた
いつき
恋愛
主人公である宮坂葵は、ある日階段から落ちて暫く昏睡状態になってしまう。
一週間後、葵が目を覚ますとそこは男女比が約50:1の世界に!?自分の父も何故かイケメンになっていて、不安の中高校へ進学するも、わがままな女性だらけのこの世界では葵のような優しい女性は珍しく、沢山のイケメン達から迫られる事に!?
「私はただ普通の高校生活を送りたいんです!!」
#####
r15は保険です。
2024年12月12日
私生活に余裕が出たため、投稿再開します。
それにあたって一部を再編集します。
設定や話の流れに変更はありません。
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
囚われの姫〜異世界でヴァンパイアたちに溺愛されて〜
月嶋ゆのん
恋愛
志木 茉莉愛(しき まりあ)は図書館で司書として働いている二十七歳。
ある日の帰り道、見慣れない建物を見かけた茉莉愛は導かれるように店内へ。
そこは雑貨屋のようで、様々な雑貨が所狭しと並んでいる中、見つけた小さいオルゴールが気になり、音色を聞こうとゼンマイを回し音を鳴らすと、突然強い揺れが起き、驚いた茉莉愛は手にしていたオルゴールを落としてしまう。
すると、辺り一面白い光に包まれ、眩しさで目を瞑った茉莉愛はそのまま意識を失った。
茉莉愛が目覚めると森の中で、酷く困惑する。
そこへ現れたのは三人の青年だった。
行くあてのない茉莉愛は彼らに促されるまま森を抜け彼らの住む屋敷へやって来て詳しい話を聞くと、ここは自分が住んでいた世界とは別世界だという事を知る事になる。
そして、暫く屋敷で世話になる事になった茉莉愛だが、そこでさらなる事実を知る事になる。
――助けてくれた青年たちは皆、人間ではなくヴァンパイアだったのだ。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

極悪皇女が幸せになる方法
春野オカリナ
恋愛
ブルーネオ帝国には、『極悪皇女』と呼ばれる我儘で暴虐無人な皇女がいる。
名をグレーテル・ブルーネオ。
生まれた時は、両親とたった一人の兄に大切に愛されていたが、皇后アリージェンナが突然原因不明の病で亡くなり、混乱の中で見せた闇魔法が原因でグレーテルは呪われた存在に変わった。
それでも幼いグレーテルは父や兄の愛情を求めてやまない。しかし、残酷にも母が亡くなって3年後に乳母も急逝してしまい皇宮での味方はいなくなってしまう。
そんな中、兄の将来の側近として挙がっていたエドモンド・グラッセ小公子だけは、グレーテルに優しかった。次第にグレーテルは、エドモンドに異常な執着をする様になり、彼に近付く令嬢に嫌がらせや暴行を加える様になる。
彼女の度を超えた言動に怒りを覚えたエドモンドは、守る気のない約束をして雨の中、グレーテルを庭園に待ちぼうけさせたのだった。
発見された時には高熱を出し、生死を彷徨ったが意識を取り戻した数日後にある変化が生まれた。
皇女グレーテルは、皇女宮の一部の使用人以外の人間の記憶が無くなっていた。勿論、その中には皇帝である父や皇太子である兄…そしてエドモンドに関しても…。
彼女は雨の日に何もかも諦めて、記憶と共に全てを捨て去ったのだった。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる