1 / 2
第一章
はじまり
しおりを挟む
「早く起きなさい!遅刻だけはしないって約束したでしょ!」
「今何時ぃ…?」
「もう7:10よ!」
その日もいつも通りにお母さんに起こされた
お母さんは時間詐欺がひどかったから一応スマホを見た
「7:07か……俺が小学生の時は6:30だったのに7:00って言ってたもんな、もう詐欺から足を洗ったのか。」
俺が体を起こすとお母さんは洗濯物をベランダに干していた
俺の部屋は二階にあってベランダにつながってる
一階に降りてまずはシャワーを浴びた。化粧水を塗ってドライヤーで髪を乾かした
朝ご飯を食べながら愚痴をこぼした
「学校行きたくねー。毎日が同じすぎてつまらん」
両親はそれを1000回は聞いただろう、何も言わなかった
これがいつものルーティン
「いってきまーす」
といって自転車にまたがった
もうこんなつまらんの聞きたくないって?気長に待てよーどうせお前暇人だろ?
www冗談冗談マイケルジョーダン(俺はよくつまらん洒落を言うから適当に受け流せ)
まだ自己紹介してなかった。暇だから自転車こぎながらやるよ
伊佐野黒、当時15歳、中学三年生、男、特技は女の子としゃべること(自称)、身長180、体重は60未満、痩せ形、顔は下の上だと思っている、よく変人だと言われる、天才
2008/05/07に生を受け、2023/05/13に童貞を卒業した
元カノは4人、今は交際中、付き合っていてもほかの女子と積極的に交流した結果そのうちの3人にふられた(反省した)、もうひとりには”放置少女”をしたらふられた。(これはまた別の機会に…恋バナスピンオフでも出そうかな)
小学校低学年のころは真面目だったが、小4に荒れてさぼることを覚えた。中学校は私立に進学したが第一志望に落ちて滑り止めの学校に入った。一学年34人しかいないこの狭い環境に嫌悪感を抱いている。勉強は嫌い。少ししか勉強してなくてもテストで80は取れる。運動神経はいまいち、小学校の時にいやいや行ったスポ小と身長のおかげで、運動能力としては中の中に位置している。
まあ大体こんな感じかな
そういっている間に学校についた。(8:23か、朝礼始まってるけどいいか。)
8:10に朝礼が始まる。早すぎ
駐輪場から教室までとことこ歩いた、道の途中に鏡があるから毎日鏡に映る自分を見ていた。
(今日もヘルメットのせいで変な髪型になっちゃったぁ…)
ヘルメットをかぶるといつも髪が変の形になっていた。でもちゃんとヘルメットかぶるのえらい
「おはようございまーす」俺は教室に入った、毎日の挨拶は欠かさない
僕はスマホを預けて、席に着いた。ホワイトボードにはZOOMの画面が映っていたからどうしたのかなと思って隣の席の女子に聞いた
どうやら新しい先生が来るらしい
(夏休み前なのに異動かー、めずらしいな)
そう思っていたら、ホワイトボードに男の顔が映った。男は自己紹介をすまし、ZOOMの全校集会は終わった。
とりま情報をまとめておいた、ちなみに話を聞くテストは得意だ
28歳で担当は科学、中一の科学の先生が骨折して代わりの先生として臨時的に来たらしい。名前は…なんだっけ、忘れた。まあかかわることなさそうだからいいか。でも顔に見覚えがあるような…これってデジャブっていうんだっけ。
俺はいつも通りさぼりながらも授業を受けた
ー昼休みー
昼ご飯を食べた後、トイレに行きたくなったから席を立った。
トイレを済ませてドアを開けるとドアの横の壁に例の先生がもたれていた。ちょっとびっくりしたものの、僕はこんにちはと言って教室に戻ろうとした。
先生:「阿部みゆ」
俺:(!)俺は思わず振り返った。
先生:「阿部みゆ、この名前は君の”幼馴染”の名前だろ」彼はこっちを向きながら言った
~阿部みゆ解説のコーナー~
俺の幼馴染、のはず。というのも俺自身は彼女に関する記憶を持っているけど、お母さんやほかの友達に話してもみんな知らないというから、俺の空想上の友達だったのかなと思っていた 🈡
先生:「ついてきて」
と言われるがままについていった。とても不思議だった。ついていったら実験室だった。
先生:「学校つまらんやろ?」先生は椅子に腰を下ろした
俺:「はい」「なんでみゆの名前を知っているんですか?」
先生:「俺は神だから、あとタメ口でいいぞ。座れよ」なぜか顔が悲しそうだった
俺:「あ、はい。変わってるね。じゃあ神ならなんかしてよ」
先生:「それよく言われるわ、ん」と彼はしばらく宙に浮遊した後また椅子に座った。
俺:「神様か~、やっぱいるんだ。何の神?ギリシャなら詳しいけど」
先生:「宇宙の神だよ、全部のね。てかお前もうちょい驚け」
俺:「ユニバース…?」
先生:「世界のことね。ここはUNIVERSE-1107」
俺:「へえー」(ちゃんと興味持って聞いてる)
先生:「ほかにも無数の宇宙があって、それぞれの世界は並行していて重なることは基本ない…並行世界ってやつよ、有名だろ」
俺:「めっちゃ聞いたことある設定。ほかの宇宙に行ってみたいな」
先生:「ほい」
「あれ?先生?」自称神の先生が目の前から消えた。実験室も。そして僕は目の前に広がる光景に目を疑ってしまった。「ここは天国か…」
アスファルトの地面に高層ビルが林立している。ここまではわかる。でも周りには女性しかいなくて、しかも全員裸じゃねぇか!
このときなぜ先生が俺に声をかけたのか、考えもしなかった。ただ自分はラッキーなんだと思っていた。
To Be Continued
「今何時ぃ…?」
「もう7:10よ!」
その日もいつも通りにお母さんに起こされた
お母さんは時間詐欺がひどかったから一応スマホを見た
「7:07か……俺が小学生の時は6:30だったのに7:00って言ってたもんな、もう詐欺から足を洗ったのか。」
俺が体を起こすとお母さんは洗濯物をベランダに干していた
俺の部屋は二階にあってベランダにつながってる
一階に降りてまずはシャワーを浴びた。化粧水を塗ってドライヤーで髪を乾かした
朝ご飯を食べながら愚痴をこぼした
「学校行きたくねー。毎日が同じすぎてつまらん」
両親はそれを1000回は聞いただろう、何も言わなかった
これがいつものルーティン
「いってきまーす」
といって自転車にまたがった
もうこんなつまらんの聞きたくないって?気長に待てよーどうせお前暇人だろ?
www冗談冗談マイケルジョーダン(俺はよくつまらん洒落を言うから適当に受け流せ)
まだ自己紹介してなかった。暇だから自転車こぎながらやるよ
伊佐野黒、当時15歳、中学三年生、男、特技は女の子としゃべること(自称)、身長180、体重は60未満、痩せ形、顔は下の上だと思っている、よく変人だと言われる、天才
2008/05/07に生を受け、2023/05/13に童貞を卒業した
元カノは4人、今は交際中、付き合っていてもほかの女子と積極的に交流した結果そのうちの3人にふられた(反省した)、もうひとりには”放置少女”をしたらふられた。(これはまた別の機会に…恋バナスピンオフでも出そうかな)
小学校低学年のころは真面目だったが、小4に荒れてさぼることを覚えた。中学校は私立に進学したが第一志望に落ちて滑り止めの学校に入った。一学年34人しかいないこの狭い環境に嫌悪感を抱いている。勉強は嫌い。少ししか勉強してなくてもテストで80は取れる。運動神経はいまいち、小学校の時にいやいや行ったスポ小と身長のおかげで、運動能力としては中の中に位置している。
まあ大体こんな感じかな
そういっている間に学校についた。(8:23か、朝礼始まってるけどいいか。)
8:10に朝礼が始まる。早すぎ
駐輪場から教室までとことこ歩いた、道の途中に鏡があるから毎日鏡に映る自分を見ていた。
(今日もヘルメットのせいで変な髪型になっちゃったぁ…)
ヘルメットをかぶるといつも髪が変の形になっていた。でもちゃんとヘルメットかぶるのえらい
「おはようございまーす」俺は教室に入った、毎日の挨拶は欠かさない
僕はスマホを預けて、席に着いた。ホワイトボードにはZOOMの画面が映っていたからどうしたのかなと思って隣の席の女子に聞いた
どうやら新しい先生が来るらしい
(夏休み前なのに異動かー、めずらしいな)
そう思っていたら、ホワイトボードに男の顔が映った。男は自己紹介をすまし、ZOOMの全校集会は終わった。
とりま情報をまとめておいた、ちなみに話を聞くテストは得意だ
28歳で担当は科学、中一の科学の先生が骨折して代わりの先生として臨時的に来たらしい。名前は…なんだっけ、忘れた。まあかかわることなさそうだからいいか。でも顔に見覚えがあるような…これってデジャブっていうんだっけ。
俺はいつも通りさぼりながらも授業を受けた
ー昼休みー
昼ご飯を食べた後、トイレに行きたくなったから席を立った。
トイレを済ませてドアを開けるとドアの横の壁に例の先生がもたれていた。ちょっとびっくりしたものの、僕はこんにちはと言って教室に戻ろうとした。
先生:「阿部みゆ」
俺:(!)俺は思わず振り返った。
先生:「阿部みゆ、この名前は君の”幼馴染”の名前だろ」彼はこっちを向きながら言った
~阿部みゆ解説のコーナー~
俺の幼馴染、のはず。というのも俺自身は彼女に関する記憶を持っているけど、お母さんやほかの友達に話してもみんな知らないというから、俺の空想上の友達だったのかなと思っていた 🈡
先生:「ついてきて」
と言われるがままについていった。とても不思議だった。ついていったら実験室だった。
先生:「学校つまらんやろ?」先生は椅子に腰を下ろした
俺:「はい」「なんでみゆの名前を知っているんですか?」
先生:「俺は神だから、あとタメ口でいいぞ。座れよ」なぜか顔が悲しそうだった
俺:「あ、はい。変わってるね。じゃあ神ならなんかしてよ」
先生:「それよく言われるわ、ん」と彼はしばらく宙に浮遊した後また椅子に座った。
俺:「神様か~、やっぱいるんだ。何の神?ギリシャなら詳しいけど」
先生:「宇宙の神だよ、全部のね。てかお前もうちょい驚け」
俺:「ユニバース…?」
先生:「世界のことね。ここはUNIVERSE-1107」
俺:「へえー」(ちゃんと興味持って聞いてる)
先生:「ほかにも無数の宇宙があって、それぞれの世界は並行していて重なることは基本ない…並行世界ってやつよ、有名だろ」
俺:「めっちゃ聞いたことある設定。ほかの宇宙に行ってみたいな」
先生:「ほい」
「あれ?先生?」自称神の先生が目の前から消えた。実験室も。そして僕は目の前に広がる光景に目を疑ってしまった。「ここは天国か…」
アスファルトの地面に高層ビルが林立している。ここまではわかる。でも周りには女性しかいなくて、しかも全員裸じゃねぇか!
このときなぜ先生が俺に声をかけたのか、考えもしなかった。ただ自分はラッキーなんだと思っていた。
To Be Continued
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
龍神と私
龍神369
SF
この物語は
蚕の幼虫が繭を作り龍神へ変わっていく工程に置き換え続いていきます。
蚕の一生と少女と龍神の出会い。
その後
少女に様々な超能力やテレポーテーションが現れてきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

Observer ー観測者ー
selen
SF
環境問題を巡る第三次世界大戦で、いよいよ地球は人の住める惑星ではなくなってしまった。
人々はロケットに乗り込み、新しい惑星へと飛び立った。
そして各々の進化を遂げた人類が、再び“仲間”を求めだす。
行ったことも無い惑星に居る、自分とは姿かたち、何もかもが違う仲間。
「それでもまた会いたい。」そう願う2人の少女の話。

シーフードミックス
黒はんぺん
SF
ある日あたしはロブスターそっくりの宇宙人と出会いました。出会ったその日にハンバーガーショップで話し込んでしまいました。
以前からあたしに憑依する何者かがいたけれど、それは宇宙人さんとは無関係らしい。でも、その何者かさんはあたしに警告するために、とうとうあたしの内宇宙に乗り込んできたの。
ちょっとびっくりだけど、あたしの内宇宙には天の川銀河やアンドロメダ銀河があります。よかったら見物してってね。
内なる宇宙にもあたしの住むご町内にも、未知の生命体があふれてる。遭遇の日々ですね。
鉄錆の女王機兵
荻原数馬
SF
戦車と一体化した四肢無き女王と、荒野に生きる鉄騎士の物語。
荒廃した世界。
暴走したDNA、ミュータントの跳梁跋扈する荒野。
恐るべき異形の化け物の前に、命は無残に散る。
ミュータントに攫われた少女は
闇の中で、赤く光る無数の目に囲まれ
絶望の中で食われ死ぬ定めにあった。
奇跡か、あるいはさらなる絶望の罠か。
死に場所を求めた男によって助け出されたが
美しき四肢は無残に食いちぎられた後である。
慈悲無き世界で二人に迫る、甘美なる死の誘惑。
その先に求めた生、災厄の箱に残ったものは
戦車と一体化し、戦い続ける宿命。
愛だけが、か細い未来を照らし出す。
星に願いを(新版)
平 一
SF
〝不思議なサイトで答えたら……異星人からご挨拶!?〟
〝未来の神話〟ルシファー・シリーズ、初期作品の新版です!
一オタクの目線(笑)で、人類と異星人の接触を描きました。
旧版を、次の作品に刺激されて書き直しました。
イラスト:『黒』 https://www.pixiv.net/artworks/98430695
『w』 https://www.pixiv.net/artworks/63134293
『慈愛の女神』 https://www.pixiv.net/artworks/105119343
動画: 『stars we chase』 https://www.youtube.com/watch?v=ZjP1zJEbFOI
『MONSTER GIRLS』 https://www.youtube.com/watch?v=lZ0aPIGXk5g
『Strawberry Trapper』 https://www.youtube.com/watch?v=uDAc22a7rvM
『幻日ミステリウム』 https://www.youtube.com/watch?v=90T6WnER5ss
『Imprevious Resolution』
https://www.youtube.com/watch?v=v_zH3S9qdRQ&list=RDMMv_zH3S9qdRQ&start_radio=1
奇想譚から文明論まで湧き出すような、
素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に感謝します。
異星人が使った六芒星(✡)は、私見〝文明の星〟理論によるもので、
後の『イシュタル』や『会見』にも書きました。
執筆後、過去・現在・未来を語る悪魔が多いことに気づきましたが、
それについては後の『プルソン』で理由付けしました。
ご興味がおありの方は『Lucifer(ルシファー)』シリーズ他作品や、
エッセイ『文明の星』シリーズもご覧いただけましたら幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる