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After Life Rode
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作者:橋野原 真里 絵:竹田 美友歩
【理乃目線】あの後、どうなったと思う?私はあの後、高校に入ったんだ。まあ、お金がなかったけどね。でも、お母さんが借金までしてくれて、入れてくれたんだ。だから、入試の時はものすごく緊張したよ。絶対に失敗することが出来ないからね。でも合格した時は、人生で一番嬉しかったな。でも、その学校に入ってみると、まさかの人が担任の先生だったのだ。それは誰かというと、美希のお母さんだったのだ。だから、最初は怯えて授業をまともに受ける事ができなかったけど、慣れていくと美希のお母さんはとても優しい人だと分かっていった。勉強は優しく丁寧に教えてくれたし、私が貧乏で少しいじめられていた時も私をかばって、守ってくれた。佐藤先生や美希とは、まるで正反対だった。だから私は、先生の事が好きになった。もちろん今は、先生のおかげでいじめられる事もなく、みんなと仲良く過ごしているよ。そして高校を卒業して、アルバイトを毎日、休むことなく働いた。そして、やっと借金を返済する事が出来たのだ。それから、私はある事を始めた。
【紀目線】中学校を卒業した後、俺は東京へ引っ越す事になった。中学生の時の友達と離れるのは、寂しかった。でも、そこの高校では、面白い人がいた。それは、新島さんだ。新島さんは、色んな科学の事を知っていて、興味深い話を良く喋っていた。例えば、マノヘトロームという物質が見つかれば、死後の世界に行けるだとか。俺はあまり信じてなかったが、新島さんの話を聞くのは、面白かった。そんな話より、理乃とどこで出会ったのかって?しょうがないなぁ。特別に教えてあげるよ。理乃とは、小・中学校と同じ学校だったが、あまり関わりはなかった。でも、俺が病院から退院した直後に、梨乃に裏切られた悲しみや悔しさのあまり、また道路に倒れ混んでしまった。俺は結構、心が弱いのかもしれないな。そんな時に助けてくれたのが理乃だった。そして、目を開けると理乃の家の中にいた。俺が倒れていた事をとても心配してくれて、その数日間の間も気にかけてくれた。そんな理乃に俺は感謝をしていて、理乃に何かあった時は絶対に助ける事を胸に誓った。ん、でも、これって、やっぱり、理乃の事が好きなんじゃないか?俺はそう思いだして、結局、理乃に告白をする事にした。しかし、理乃はその代わりにとある条件をつけていたのだ。
【理乃目線】そうそれは、死後の世界に行くための装置を作ることだった。なんで、死後の世界だって?私のお父さんに会うためだよ。ずっとお父さんには、会いたかったからね。だけど、そんなの無理だろう。そう思ったでしょ。私もそう思う。でも、作る前から諦めたらいけないって、私は思ったんだ。しかも私は一応、天才ではあったからね。自分で言うのもあれだけど。それから、私は日々死後の世界へ行く(アフターライフ)研究を進めた。そんなアフターライフ(略してアフライ)研究する日々が続く中、人が倒れている所を見かけたのだ。私はすぐさま助けた。そして、その人の顔をよく見てみるとどこかで見たような顔だった。そう、同級生の紀くんだったのだ。そして、その後に紀くんに告白された。私は驚いたし嬉しかったけど、私はアフライ研究に力を入れてしまって恋人として、上手くいかなくなると思って断ろうとした。でも、もし紀くんがアフライ研究に興味があって、参加してくれるんだったら、とても好都合じゃないかと。ちょうど人手も必要な時だったし。だから、ダメ元でこの条件を言った。そしたらなんと、「全然、良いよ!」と言う返事が返ってきたのだ。
【紀目線】
そしたら、ただ、とある研究に参加してくれないかという簡単な条件だったのだ。だから俺はすぐに「全然、良いよ!」と言って、交渉が成立した。交渉って言い方はよくないかもしれないな。でも、俺は何をすればいいんだろう。そう、考えた時にある事を思いついた。それは、新島さんの事だ。新島ならきっと助けになってくれる。しかも、死後の世界に行き方法なんて、こんな偶然があっていいものなんだろうか。そして電話をかけて、この事を話した。そしたら、即答で「面白そうだね。ぜひ、協力させて」という返事が返ってきた。それから、理乃に新島さんが協力してくれる事を伝えるととても喜んでいた。それから、俺は研究の人材集めをして、理乃は研究の工程を考え、新島さんは理乃に死後の世界に必要な物などの知識を教えていた。そんな研究が続く中、もちろん息抜きに2人でデートとかも行ったよ。[楽しいかったなー]
【理乃目線】その後に、新島さんという人がアフライ研究に加わり、ある事を教えてくれた。「死後の世界へ行くのに必要なのは、マノヘトロームという物質なんだ!」という事だ。「マノヘトローム?」そう、私が聞くと「マノヘトロームはサフェリーノ性が100%もあるんだよ」と新島さんが答えた。確か、サフェリーノって、1秒間で約250万kmの移動ができる、光よりも速い、宇宙最速の原子と言われた物だ!だから要するに、このサフェリーノが100%も使われているのマノヘトロームはとてつもなく凶暴だという事だ。ただ、それを使えば、確かに死後の世界に行けるかもしれない。私は、そう思った。なぜかだって?それは、あり得ないぐらいの高速で移動をする事で時空を超えて、未来や過去、そして死後の世界なんて簡単に行けるからだ。でも、どこにマノヘトロームがあるのかを探す必要があった。しかも、大量に。そこで私達は、マノヘトロームを探す旅に出た。何年も何年もかかるだろうけどね。ん?お金は?どうやって生活していたのかって?それは申し訳ないけど、紀が全て負担してくれた。だって、紀のお父さんは宇宙飛行士だからね。それはもう、とんでもないお金持ちだよ。そして何年かが経ち、私達は結婚し、マノヘトロームを探す旅に出た。まずは鉱山物が多いと言われているオーストラリアに向かう事にしよう。あ、それと今の研究所のメンバーは、あれから50人ぐらい増えて、より騒がしくなった。いい意味でね!まあ、これは紀のおかげかな?
…翌日…
オーストラリアに行く当日になった。新島さんや他のメンバーは日本で違う作業をするために残る事になり、私と紀でオーストラリアに飛び立った。
[なぜかこの時、ワクワクが止まらなかった]
この後、いろんな事が起きるのかも知らずに…。
【理乃目線】あの後、どうなったと思う?私はあの後、高校に入ったんだ。まあ、お金がなかったけどね。でも、お母さんが借金までしてくれて、入れてくれたんだ。だから、入試の時はものすごく緊張したよ。絶対に失敗することが出来ないからね。でも合格した時は、人生で一番嬉しかったな。でも、その学校に入ってみると、まさかの人が担任の先生だったのだ。それは誰かというと、美希のお母さんだったのだ。だから、最初は怯えて授業をまともに受ける事ができなかったけど、慣れていくと美希のお母さんはとても優しい人だと分かっていった。勉強は優しく丁寧に教えてくれたし、私が貧乏で少しいじめられていた時も私をかばって、守ってくれた。佐藤先生や美希とは、まるで正反対だった。だから私は、先生の事が好きになった。もちろん今は、先生のおかげでいじめられる事もなく、みんなと仲良く過ごしているよ。そして高校を卒業して、アルバイトを毎日、休むことなく働いた。そして、やっと借金を返済する事が出来たのだ。それから、私はある事を始めた。
【紀目線】中学校を卒業した後、俺は東京へ引っ越す事になった。中学生の時の友達と離れるのは、寂しかった。でも、そこの高校では、面白い人がいた。それは、新島さんだ。新島さんは、色んな科学の事を知っていて、興味深い話を良く喋っていた。例えば、マノヘトロームという物質が見つかれば、死後の世界に行けるだとか。俺はあまり信じてなかったが、新島さんの話を聞くのは、面白かった。そんな話より、理乃とどこで出会ったのかって?しょうがないなぁ。特別に教えてあげるよ。理乃とは、小・中学校と同じ学校だったが、あまり関わりはなかった。でも、俺が病院から退院した直後に、梨乃に裏切られた悲しみや悔しさのあまり、また道路に倒れ混んでしまった。俺は結構、心が弱いのかもしれないな。そんな時に助けてくれたのが理乃だった。そして、目を開けると理乃の家の中にいた。俺が倒れていた事をとても心配してくれて、その数日間の間も気にかけてくれた。そんな理乃に俺は感謝をしていて、理乃に何かあった時は絶対に助ける事を胸に誓った。ん、でも、これって、やっぱり、理乃の事が好きなんじゃないか?俺はそう思いだして、結局、理乃に告白をする事にした。しかし、理乃はその代わりにとある条件をつけていたのだ。
【理乃目線】そうそれは、死後の世界に行くための装置を作ることだった。なんで、死後の世界だって?私のお父さんに会うためだよ。ずっとお父さんには、会いたかったからね。だけど、そんなの無理だろう。そう思ったでしょ。私もそう思う。でも、作る前から諦めたらいけないって、私は思ったんだ。しかも私は一応、天才ではあったからね。自分で言うのもあれだけど。それから、私は日々死後の世界へ行く(アフターライフ)研究を進めた。そんなアフターライフ(略してアフライ)研究する日々が続く中、人が倒れている所を見かけたのだ。私はすぐさま助けた。そして、その人の顔をよく見てみるとどこかで見たような顔だった。そう、同級生の紀くんだったのだ。そして、その後に紀くんに告白された。私は驚いたし嬉しかったけど、私はアフライ研究に力を入れてしまって恋人として、上手くいかなくなると思って断ろうとした。でも、もし紀くんがアフライ研究に興味があって、参加してくれるんだったら、とても好都合じゃないかと。ちょうど人手も必要な時だったし。だから、ダメ元でこの条件を言った。そしたらなんと、「全然、良いよ!」と言う返事が返ってきたのだ。
【紀目線】
そしたら、ただ、とある研究に参加してくれないかという簡単な条件だったのだ。だから俺はすぐに「全然、良いよ!」と言って、交渉が成立した。交渉って言い方はよくないかもしれないな。でも、俺は何をすればいいんだろう。そう、考えた時にある事を思いついた。それは、新島さんの事だ。新島ならきっと助けになってくれる。しかも、死後の世界に行き方法なんて、こんな偶然があっていいものなんだろうか。そして電話をかけて、この事を話した。そしたら、即答で「面白そうだね。ぜひ、協力させて」という返事が返ってきた。それから、理乃に新島さんが協力してくれる事を伝えるととても喜んでいた。それから、俺は研究の人材集めをして、理乃は研究の工程を考え、新島さんは理乃に死後の世界に必要な物などの知識を教えていた。そんな研究が続く中、もちろん息抜きに2人でデートとかも行ったよ。[楽しいかったなー]
【理乃目線】その後に、新島さんという人がアフライ研究に加わり、ある事を教えてくれた。「死後の世界へ行くのに必要なのは、マノヘトロームという物質なんだ!」という事だ。「マノヘトローム?」そう、私が聞くと「マノヘトロームはサフェリーノ性が100%もあるんだよ」と新島さんが答えた。確か、サフェリーノって、1秒間で約250万kmの移動ができる、光よりも速い、宇宙最速の原子と言われた物だ!だから要するに、このサフェリーノが100%も使われているのマノヘトロームはとてつもなく凶暴だという事だ。ただ、それを使えば、確かに死後の世界に行けるかもしれない。私は、そう思った。なぜかだって?それは、あり得ないぐらいの高速で移動をする事で時空を超えて、未来や過去、そして死後の世界なんて簡単に行けるからだ。でも、どこにマノヘトロームがあるのかを探す必要があった。しかも、大量に。そこで私達は、マノヘトロームを探す旅に出た。何年も何年もかかるだろうけどね。ん?お金は?どうやって生活していたのかって?それは申し訳ないけど、紀が全て負担してくれた。だって、紀のお父さんは宇宙飛行士だからね。それはもう、とんでもないお金持ちだよ。そして何年かが経ち、私達は結婚し、マノヘトロームを探す旅に出た。まずは鉱山物が多いと言われているオーストラリアに向かう事にしよう。あ、それと今の研究所のメンバーは、あれから50人ぐらい増えて、より騒がしくなった。いい意味でね!まあ、これは紀のおかげかな?
…翌日…
オーストラリアに行く当日になった。新島さんや他のメンバーは日本で違う作業をするために残る事になり、私と紀でオーストラリアに飛び立った。
[なぜかこの時、ワクワクが止まらなかった]
この後、いろんな事が起きるのかも知らずに…。
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