Connect Story No.3-?物語

モア神

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ハッピーエンド…?

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            『ハッピーエンド…?』                                作者:不明  絵:不明 
【?目線】あんな、ハッピーエンドで終わらせる訳ないだろう!私はあの期間、ずっと見てたんだから……。だから…、「ブスッッ!!!」この音を聞くのは、久しぶりだなあ。これで彼は私に振り向いてくれる………。
【希充目線】あれから、15年が経って、僕達は結婚する事になった。そんて、幸せな毎日続くはずだったのに…。史上最悪の悲劇が起きたのだ…。
美結が殺された………………………。      
頭がぼんやりとして、気を失いそうになった。なぜだ!なぜなんだ!誰なんだ!意識がハッキリしてくると、悲しみから怒りに変わっていった。絶対に許さない。ただ、警察みたいな事は出来ない。諦めることしてできないのか。そう悩んでいると声をかけられた。             
【美結目線】私は希充とやっと、幸せに暮らせると思ったのに。なのに…、どうして…。その瞬間お腹にナイフが刺さった。痛かった。当たり前だ。なぜそうなるんだ!「私は、絶対にお前を許さない!」そう言うと気がだんだんと遠のいていって、死んでしまった。
【?目線】なぜ、美結を殺したかって?答えは一つしかないじゃないか。希充くんは私だけのものなんだから。他の女が結婚して言い訳ないじゃない。え!なぜそんな希充くんの事が好きなんだって?そんなのも、答えは一つしかないじゃないか。タイプだからだよ。かっこよくて、優しいだよ。だからって、殺していいのだって?え!逆に皆んなは殺さないの?邪魔な物は処分する。こんな簡単な事なのに!?
【希充目線】誰かってあのクローバー計画に居た久美だよ。
「私、ずっと前から希充くんの事が好きだったのだよね。だから、結婚しない?」
そう言ってきた。
【久美目線】
中2ぐらいの時までは、美希とずーっと友達だった。だけど、美結ちゃんが言ったある事を気になってしまったのをきっかけに私たちは仲が悪くなっていった。ましてや、私がいじめられるようになってしまった。でも、私はめげずに学校に行った。なぜなら、希望があったのだ。それは、希充くんという子だった。希充くんは、優しくてかっこよくて、学校へ行くための希望だった。
そんなある日、クローバー計画というみきに復讐をするという計画に誘われた。私は少し悩んだ末に、オッケーをした。まあ、みきにいじめられて恨んでいた事ももちろんだったけど、その計画には希充くんもいたからね。これは、仲良くなれるチャンスだと思ってクローバー計画に参加したよ。希充くんのためならなんだってする。好きだからね。ところが、希充くんが美結ちゃんと付き合っているという噂を聞いた。その時、私は…
【希充目線】
僕は、「そんな事は出来ない。」と言った。そしたら、「そんな、死んでしまったならしょうがないじゃん。切り替えて新しい恋愛をしないと!」と言われた。「少し、考える」と言って、家に帰って考えた。「でも、やっぱり美結を愛した限り他の恋愛は出来ないなぁ。」そう思って、明日断ろうとした。そしたら、ふと思い着いた事があった。それは、久美が美結を殺したのではないかと。僕の事が昔から好きだと言っていたから、もしかしたら僕と美結が結婚する事を聞いて怒って美結の事を殺したのかもしれない。だから、結局断る事はやめよう。そしたら、また怒って僕の事まで殺してしまうかもしれない。でも、これはただの憶測だ。だから、証拠を集めて刑務所に入れなければならない。流石に殺人犯あいてに僕は勝てると思わなかった。だから、警察が捜査をしに来たときに聞いてみようと思った。そして次の日、インターホンが鳴った。ドアを開けると警察が立っていた。すると、顔を良く見てみると「ん?あれ、どっかでみたような。あっ!輝魅じゃないか。」そう、そこに立っていたのは、警察になっていた輝魅がいたのだ。そう分かると「久しぶり!だけど、こんな事で再会するなんて。殺人だなんて、誰が美結の事を殺したんだ。こんな事は本当はしてはいけないけど一緒に犯人を探さないか?希充なら、また何か分かるかもしれないし。」と言ってきた。まさか、警察と一緒なら捜査が出来るなんて。だから、すぐに「本当!ありがとう。絶対に一緒に見つけよ。」と言った。そして、輝魅と犯人を探す事になったのだ。そして、家の中に入れて話し始めた。「捜査には関係ないけど、みきと別れたんだよね。」「別れたの!?」びっくりだった。でも、あの最悪なみきと別れるのは正解だと思った。「いや、そんな事より捜査をしないと。」輝魅がそう言って、切り出して、「あやしい人とかいない?」と聞かれ、僕はすぐさま「あの同級生だった久美があやしんだよな。まあ、ただの憶測だけどね。」と答えた。すると、「なんで?」と輝魅に聞かれた。だから、僕はあの憶測を話した。でも、輝魅は「久美はそんな人じゃないような気がする。」と言ってきた。まぁ、たしかに普段は明るくてそんな事をする人には見えなかった。
【久美目線】その時、私は許せなくなって、美結ちゃんを殺そうと考えた…。なんてね。そんな事する訳ないじゃない。だけど、少し悔しくかったんだよね。だから、もし美結ちゃんになにかあったら私が代わりになってあげようと思った。そんな時に美結ちゃんが亡くなってしまったという話を聞いてた。それで、もしかしたらという事で希充くんに告白をした。でも、やっぱり答えは決まっていた。まあ、しょうがないよね!
【?目線】久美め、絶対にお前に希充くんは、よこさないよ。私は、そのために美結を殺したんだから。もし、結婚するなんていったら、お前も殺すからな。分かったか!?
【希充目線】「じゃあそれなら、誰が美結の事を殺したのだろう?」そう言って僕達は考えた。それから、次の日輝魅が朝早くから僕の家に来た。「分かったんだよ。犯人が!」「それは、一体誰なんだ!」そう僕が聞くと殺人現場の防犯カメラを見せてくれた。「この女、分かるか?」「うーん。あ!もしかして、
【美結目線】目を開けると、私は天国でも地獄でもないところにたっていた。そう、全てが闇に囲まれている世界だった。宇宙の果てにいるみたいだ。そう考がえていると、「そういえば、なんであいつに殺されなければいけなかっただよ」という怒りが込み上げてきた。しかし、本当に誰が私の事を殺したのかが分からなかった。私は、その人の顔を見る事は出来たが私の知らない人だった。なのに、なぜか知っているような気がした。一体誰なんだ。考えれば考えるほど分からない。でも今、希充がその人に復讐していなければいいけどな。とそれを願うばかりだ。希充まで犯罪者になってしまったら最悪だ!そう言うと、何かが落ちてきた。これは何だ?
【希充目線】「うーん、あ!もしかして、オーストラリアに行ったときに告白してきた、確か美久っていう子かも。なんで、いまさら。」僕は記憶力だけは、自信があったからなぜか美久の事を覚えていた。すると、物音がした。その音の方へ向かってみると、そこにいたのは、
【美久目線】私の事覚えてくれたんだ。嬉しいな。なんで、それを知っているか?だって、それは前に言わなかったっけ。それはずっと見てるからだって。じゃあ、何で声が聞こえるか?だって、それは希充くんの家にいるからだよ。当たり前じゃないか。好きな人の家にいるなんて。ずっと希充くんの家にいるけど、全然バレないな。でも美結を殺した人を許さないって言っていたよね。じゃあ、やっぱり希充くんも殺そうかな。
【希充目線】そう、そこにいたのは、ナイフを持った美久だった。すると、美久がナイフを投げてきた。「危ない!」そう言って輝魅が僕をしゃがました。危ない所だった。頭にナイフが突き刺さる瞬間だった。その時、美久が倒れた。僕達は喜んだのかは、分からないが結果的には良かったのかもしれない。
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