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フタゴ
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僕が通ってる高校にはアイドル並みに人気の双子がいる。
平凡な僕とは一生かかわらない人達だと思っていたのだけれど、
世の中何が起きるか分からないものだ。
きっかけは二年になり新しいクラスになった事だった。
隣の席が何とあの双子の三好蓮くんだったのだ。
それから少しずつ話をするようになった。
「蓮くん、昨日言ってた漫画持ってきたよ」
「ありがとう翔太」
今では漫画を貸す仲になった。
と言っても蓮くんとは趣味が合ってすぐ意気投合したんだけど…
それに趣味だけじゃなくて色々な共通点があった
例えば
「翔太って抹茶好きでしょ??」
「何でわかるの??」
「俺が好きだから」
なんて言ってくるのだ。
それが百発百中で当たるのだから双子レベルで似ているんじゃないかな?
外見以外だけど…
蓮くんのことを考えていると本人に話しかけられた。
「翔太、今日一緒にお昼食べないか??」
「いいの??」
「いいに決まってるじゃん。弟もいるんだけど良いかな?」
「うん」
授業も終わり昼休み
弁当を持って屋上へ
「翔太の話したら蘭のやつ会わせろって聞かなくてさ」
「えっ!?そうなの??」
まさか僕に少しでも興味を持ってくれたのかな??
嬉しい。
蓮くんみたいに友達になれたら良いな
なんてそんなことを思っていると屋上にはもう蘭くんがいた。
蓮くんの弟、三好蘭くん
金髪に耳にはたくさんのピアス、少し近寄り難い雰囲気
蓮くんと顔はそっくりなのにこうも雰囲気が違ってくるものなんだな
蓮くんと同じ高身長にモデル並みのスタイル
顔がかっこいいのは僕にもわかるんだけど、どう現したら伝わるのだろうか
外国の俳優さんのように目鼻立ちがはっきりしていて
瞳が黒ではなく茶色で
とにかく女子が騒ぐのもわかるぐらいのイケメンさんなのだ。
そんな隣に並ぶ平凡な僕
僕を見た蘭くんはすぐに蓮くんの方に視線を向ける
「やっぱり兄貴、趣味変わった??」
「そう??そんなことないと思うけど??」
何のことを話しているのかよくわからなかった
僕は弁当、二人は購買で買ったパンを食べ始める。
「言うの忘れてた。弟の蘭、ちょっと見た目怖いかもしれないけど良い子だから」
「…その言い方やめろよ」
「よろしくね蘭くん」
返事はなかった。
そのあとは蓮くんが間をとり持ってくれたおかげで少しだけ蘭くんとも仲良くなれたと思う
といっても蘭くんが返事をしてくれるだけで会話らしい会話をしたわけではないのだけれど…
昼休みも終わり
残りの授業も終え放課後
途中まで一緒に帰っていた蓮くん、蘭くんと別れた後
特に何の予定もない僕だけど急いで家に帰る。
家に着きポストの中身を見る
「またか…」
僕はため息を吐く
こうも毎日だと嫌気と恐怖が増す
平凡な僕とは一生かかわらない人達だと思っていたのだけれど、
世の中何が起きるか分からないものだ。
きっかけは二年になり新しいクラスになった事だった。
隣の席が何とあの双子の三好蓮くんだったのだ。
それから少しずつ話をするようになった。
「蓮くん、昨日言ってた漫画持ってきたよ」
「ありがとう翔太」
今では漫画を貸す仲になった。
と言っても蓮くんとは趣味が合ってすぐ意気投合したんだけど…
それに趣味だけじゃなくて色々な共通点があった
例えば
「翔太って抹茶好きでしょ??」
「何でわかるの??」
「俺が好きだから」
なんて言ってくるのだ。
それが百発百中で当たるのだから双子レベルで似ているんじゃないかな?
外見以外だけど…
蓮くんのことを考えていると本人に話しかけられた。
「翔太、今日一緒にお昼食べないか??」
「いいの??」
「いいに決まってるじゃん。弟もいるんだけど良いかな?」
「うん」
授業も終わり昼休み
弁当を持って屋上へ
「翔太の話したら蘭のやつ会わせろって聞かなくてさ」
「えっ!?そうなの??」
まさか僕に少しでも興味を持ってくれたのかな??
嬉しい。
蓮くんみたいに友達になれたら良いな
なんてそんなことを思っていると屋上にはもう蘭くんがいた。
蓮くんの弟、三好蘭くん
金髪に耳にはたくさんのピアス、少し近寄り難い雰囲気
蓮くんと顔はそっくりなのにこうも雰囲気が違ってくるものなんだな
蓮くんと同じ高身長にモデル並みのスタイル
顔がかっこいいのは僕にもわかるんだけど、どう現したら伝わるのだろうか
外国の俳優さんのように目鼻立ちがはっきりしていて
瞳が黒ではなく茶色で
とにかく女子が騒ぐのもわかるぐらいのイケメンさんなのだ。
そんな隣に並ぶ平凡な僕
僕を見た蘭くんはすぐに蓮くんの方に視線を向ける
「やっぱり兄貴、趣味変わった??」
「そう??そんなことないと思うけど??」
何のことを話しているのかよくわからなかった
僕は弁当、二人は購買で買ったパンを食べ始める。
「言うの忘れてた。弟の蘭、ちょっと見た目怖いかもしれないけど良い子だから」
「…その言い方やめろよ」
「よろしくね蘭くん」
返事はなかった。
そのあとは蓮くんが間をとり持ってくれたおかげで少しだけ蘭くんとも仲良くなれたと思う
といっても蘭くんが返事をしてくれるだけで会話らしい会話をしたわけではないのだけれど…
昼休みも終わり
残りの授業も終え放課後
途中まで一緒に帰っていた蓮くん、蘭くんと別れた後
特に何の予定もない僕だけど急いで家に帰る。
家に着きポストの中身を見る
「またか…」
僕はため息を吐く
こうも毎日だと嫌気と恐怖が増す
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