29 / 96
始まりの町・リンデンベルグ
29.ふたりぼっちの奮戦
しおりを挟む
赤い"血"が撒き散らされ、シリスの顔を盛大に汚した。
それは無臭。本来の血と同じような鉄臭さは感じない。
どうやらもう少し余力はあったらしい。膝を折り畳み、一気に伸ばしたシリスの両脚はエミリオの無防備な腹に吸い込まれ、その体を大きくのけ反らせた。
「ぐ、えっ」
「っげぇほ、ぺっ!ぺっ!」
両者ともにそれぞれ距離をとった後に吐き出す。エミリオは胃液のようなものを、シリスは口内の血と唾液の混合物を。
鏡像の胃内に消化液なんてあったのか、なんてことをシリスは頭の片隅で考えるが、人の姿を真似ているのだから中身もそれなりに似せているのだろうと自己完結する。
それよりも、吐き出されたものが顔にかからなくてよかったと心底思った。
「あ"ー……ありがと、助かった」
「ヒヤヒヤしすぎて俺のが死ぬかと思った」
シリスが伸ばした手を掴むと、ヴェルは力を込めて彼女を引き上げた。立ち上がるとシリスは服の裾で雑に顔を拭う。
「ボロボロじゃん。なに、次は腕折れたりしてないわけ?」
「そう何度もポッキンポッキン折られるわけないでしょうが」
声が掠れているのは、血でむせこんだことだけが原因ではないだろう。
軽口で返されているはずなのに、ヴェルがくしゃりと顔を顰めた。
自分が何かやらかすたびによく見る弟の表情。その顔に、シリスは不謹慎ながらまだ生きていることの実感をひしひしと感じる
「……しぶとくてよかったよ、姉ちゃん」
「あたしも、また顔が見られて嬉しいよ」
憎まれ口を叩けるのも生きていてこそだ。
拳を作り、2人は手の甲をぶつけ合った。
「なぜこうも次々とォ……!」
再会を噛み締める2人を恨めしげに睨みながら、エミリオが屈めていた上体を起こした。ギリギリと音がするほどに食いしばられた歯の隙間から、唾液か胃液か、透明なものが垂れて顎を伝っていた。失った右肘の先を押さえながら、血走った眼がシリスとヴェルを交互に行き来し、忙しなく回る。
「ああああ何故!何故!?お前たちさえ来なければ来なければ来なければ!!」
「うっわ何あれキャラ変わってるじゃん……」
「さっきからあんな感じで、情緒不安定なんだよね。おかげでこっちは、思った以上に足止めできてたんだけど」
もっと冷静に、もっと理性的に……。
例えば逃げていった自警団員を人質にしたり、シリスを捨て置いてグレゴリーを探しに行こうとしたりすれば、もっと違う展開があったかもしれない。
けれども現状、エミリオはシリスの言葉に腹を立て、苛立ち、力任せに動いている。彼女を先に処理しなければという観念に執われ、目先でしか動けていないのは"誰彼構わず餌に群がるモヤ型達と一緒"だ。
「あいつ、人形で町を壊すことに執着してて、ヒトを食べる事を我慢してるって言ってた───もしかしたら、まだそこまで強くなりきれてないヒト型なのかも」
鏡像は共喰いをして成長する。
成長に伴い、更なる栄養を求めるのは自然の理。そして成長した鏡像はヒトを食べて更なる成長を遂げる。
言うなれば、ヒトは鏡像にとって同族よりも栄養価の高い食料だ。
それをわざわざ食べなかったということは、成長を諦めたと同義ではないのか。
「目的の為に成長を捨てたあいつは、ヒト型の中でも弱いんじゃないかなって思ったんだけど───」
シリスの言葉が不自然に途切れ、2人は同時に逆方向に跳んだ。直後、真下のレンガ道は爆ぜるように粉々に砕け、その下にあった地面を晒す。
エミリオの一撃で大きく損傷したレンガを見れば、あれがヒトの体に与え得るダメージを容易に想像できた。
「弱い、ねぇ……。さっきボコボコだったけど」
「ヒト型の中でっつったじゃん!?」
「んで、その説どこまで自信あんの?」
「知らないよ!そもそもヒトを食べるの我慢した鏡像の強さなんて、比較対象すらわからないっての!」
「ごちゃごちゃと鬱陶しいィ!!!」
エミリオが吼える。
荒々しい声に応えて、砕けたレンガが一斉に空へ浮かび上がる。渦を巻き始めるそれは徐々に風を起こし、細かな粒子まで巻き込んで吹き荒れ始めた。
さながら、砂嵐。ただしその中には、当たれば痛いだけでは済まないような鋭利な破片が混じっているが。
「ヴェル、時計塔!」
「分かってる!」
露店はほぼ燃え尽きはじめ、だだっ広いだけになりかけている大通り。人気のない遮蔽物ですぐに思いつくものなんて、ひとつしかない。
肌を撃つ細かな粒子に浅く皮膚が裂けるのも構わず、2人は時計塔の内部へ転がり込んだ。
間髪入れず、破壊される壁。
「ちょこまかするんじゃない……小ネズミがァ……」
もはや元々の人格を取り繕うこともしないエミリオが、砕けた壁からゆらりと姿を現した。
「ね?足止め自体はやりやすいワケよ」
「俺らしか見えてないじゃん。モテるのも考えもんだよな」
「普通の女の子にモテてないのにね?」
「うるせぇ!」
甲高い音が噛み合う。
刃のように変形したエミリオの腕が、ヴェルの脳天を断ち切る前に蒼い光に防がれた。舌打ちを零すエミリオの右側に、シリスの横薙ぎの一閃が迫る。右腕で防ごうにも、ヴェルに断ち切られて既に失い。
ヴェルへの深追いをやめたエミリオの体が反転、シリスの大剣を受け止めた。
元より届くとは思っていない。パワーで勝てるとも思っていない。
だからシリスは自らの武器をを一瞬で散らせた。大剣は赤い光の粒子となり、力で押し切ろうとしたエミリオの体がつんのめる。体勢を崩した彼の体の下に潜り込み、シリスはヒト型を保ったままの二の腕を掴んだ。
「っでえぇぇい!!」
雄々しい叫びと共にエミリオの体が宙に浮く。勢いを利用して叩きつけた体の下から、鈍く重い音が聞こえた。
「あガッッ」
衝撃でエミリオはすぐに起き上がれない。シリスが彼の腕を掴んだまま、弟の名を鋭く呼んだ。
「ヴェル!!」
「はいよ!」
ヴェルの掲げた刃が突き立てられる。
未だエミリオは起き上がれず、左腕はシリスが絡め取っている。
今度こそ終わる。
そう、確信した。
ガツッと音がして、剣尖が抉ったのは硬いレンガのほんの表面。
失くした部分から形を成した礫が、さながら腕のようにエミリオの頭部を守っている。
「……そんなんアリ?」
茫然とした言葉が口から漏れると同時に、シリスの視界はまたも激しく回転した。
「シリス!」
悲鳴のようなヴェルの声が一気に遠ざかる。
激突の衝撃は思った以上に大きい。
「っ、は」
頭がぐらぐらして呻き声すら漏らせない中で、それでもシリスは途切れそうな意識を繋ぎ止める為に歯を食いしばる。どうやら上方に吹き飛ばされたらしい。壁に叩きつけられて力無く滑った体が、螺旋階段の上に倒れ込む。
周囲が黒くフェードする視界の中で彼女の目に飛び込んできたのは、騒動など素知らぬように鎮座する鐘の姿だった。
それは無臭。本来の血と同じような鉄臭さは感じない。
どうやらもう少し余力はあったらしい。膝を折り畳み、一気に伸ばしたシリスの両脚はエミリオの無防備な腹に吸い込まれ、その体を大きくのけ反らせた。
「ぐ、えっ」
「っげぇほ、ぺっ!ぺっ!」
両者ともにそれぞれ距離をとった後に吐き出す。エミリオは胃液のようなものを、シリスは口内の血と唾液の混合物を。
鏡像の胃内に消化液なんてあったのか、なんてことをシリスは頭の片隅で考えるが、人の姿を真似ているのだから中身もそれなりに似せているのだろうと自己完結する。
それよりも、吐き出されたものが顔にかからなくてよかったと心底思った。
「あ"ー……ありがと、助かった」
「ヒヤヒヤしすぎて俺のが死ぬかと思った」
シリスが伸ばした手を掴むと、ヴェルは力を込めて彼女を引き上げた。立ち上がるとシリスは服の裾で雑に顔を拭う。
「ボロボロじゃん。なに、次は腕折れたりしてないわけ?」
「そう何度もポッキンポッキン折られるわけないでしょうが」
声が掠れているのは、血でむせこんだことだけが原因ではないだろう。
軽口で返されているはずなのに、ヴェルがくしゃりと顔を顰めた。
自分が何かやらかすたびによく見る弟の表情。その顔に、シリスは不謹慎ながらまだ生きていることの実感をひしひしと感じる
「……しぶとくてよかったよ、姉ちゃん」
「あたしも、また顔が見られて嬉しいよ」
憎まれ口を叩けるのも生きていてこそだ。
拳を作り、2人は手の甲をぶつけ合った。
「なぜこうも次々とォ……!」
再会を噛み締める2人を恨めしげに睨みながら、エミリオが屈めていた上体を起こした。ギリギリと音がするほどに食いしばられた歯の隙間から、唾液か胃液か、透明なものが垂れて顎を伝っていた。失った右肘の先を押さえながら、血走った眼がシリスとヴェルを交互に行き来し、忙しなく回る。
「ああああ何故!何故!?お前たちさえ来なければ来なければ来なければ!!」
「うっわ何あれキャラ変わってるじゃん……」
「さっきからあんな感じで、情緒不安定なんだよね。おかげでこっちは、思った以上に足止めできてたんだけど」
もっと冷静に、もっと理性的に……。
例えば逃げていった自警団員を人質にしたり、シリスを捨て置いてグレゴリーを探しに行こうとしたりすれば、もっと違う展開があったかもしれない。
けれども現状、エミリオはシリスの言葉に腹を立て、苛立ち、力任せに動いている。彼女を先に処理しなければという観念に執われ、目先でしか動けていないのは"誰彼構わず餌に群がるモヤ型達と一緒"だ。
「あいつ、人形で町を壊すことに執着してて、ヒトを食べる事を我慢してるって言ってた───もしかしたら、まだそこまで強くなりきれてないヒト型なのかも」
鏡像は共喰いをして成長する。
成長に伴い、更なる栄養を求めるのは自然の理。そして成長した鏡像はヒトを食べて更なる成長を遂げる。
言うなれば、ヒトは鏡像にとって同族よりも栄養価の高い食料だ。
それをわざわざ食べなかったということは、成長を諦めたと同義ではないのか。
「目的の為に成長を捨てたあいつは、ヒト型の中でも弱いんじゃないかなって思ったんだけど───」
シリスの言葉が不自然に途切れ、2人は同時に逆方向に跳んだ。直後、真下のレンガ道は爆ぜるように粉々に砕け、その下にあった地面を晒す。
エミリオの一撃で大きく損傷したレンガを見れば、あれがヒトの体に与え得るダメージを容易に想像できた。
「弱い、ねぇ……。さっきボコボコだったけど」
「ヒト型の中でっつったじゃん!?」
「んで、その説どこまで自信あんの?」
「知らないよ!そもそもヒトを食べるの我慢した鏡像の強さなんて、比較対象すらわからないっての!」
「ごちゃごちゃと鬱陶しいィ!!!」
エミリオが吼える。
荒々しい声に応えて、砕けたレンガが一斉に空へ浮かび上がる。渦を巻き始めるそれは徐々に風を起こし、細かな粒子まで巻き込んで吹き荒れ始めた。
さながら、砂嵐。ただしその中には、当たれば痛いだけでは済まないような鋭利な破片が混じっているが。
「ヴェル、時計塔!」
「分かってる!」
露店はほぼ燃え尽きはじめ、だだっ広いだけになりかけている大通り。人気のない遮蔽物ですぐに思いつくものなんて、ひとつしかない。
肌を撃つ細かな粒子に浅く皮膚が裂けるのも構わず、2人は時計塔の内部へ転がり込んだ。
間髪入れず、破壊される壁。
「ちょこまかするんじゃない……小ネズミがァ……」
もはや元々の人格を取り繕うこともしないエミリオが、砕けた壁からゆらりと姿を現した。
「ね?足止め自体はやりやすいワケよ」
「俺らしか見えてないじゃん。モテるのも考えもんだよな」
「普通の女の子にモテてないのにね?」
「うるせぇ!」
甲高い音が噛み合う。
刃のように変形したエミリオの腕が、ヴェルの脳天を断ち切る前に蒼い光に防がれた。舌打ちを零すエミリオの右側に、シリスの横薙ぎの一閃が迫る。右腕で防ごうにも、ヴェルに断ち切られて既に失い。
ヴェルへの深追いをやめたエミリオの体が反転、シリスの大剣を受け止めた。
元より届くとは思っていない。パワーで勝てるとも思っていない。
だからシリスは自らの武器をを一瞬で散らせた。大剣は赤い光の粒子となり、力で押し切ろうとしたエミリオの体がつんのめる。体勢を崩した彼の体の下に潜り込み、シリスはヒト型を保ったままの二の腕を掴んだ。
「っでえぇぇい!!」
雄々しい叫びと共にエミリオの体が宙に浮く。勢いを利用して叩きつけた体の下から、鈍く重い音が聞こえた。
「あガッッ」
衝撃でエミリオはすぐに起き上がれない。シリスが彼の腕を掴んだまま、弟の名を鋭く呼んだ。
「ヴェル!!」
「はいよ!」
ヴェルの掲げた刃が突き立てられる。
未だエミリオは起き上がれず、左腕はシリスが絡め取っている。
今度こそ終わる。
そう、確信した。
ガツッと音がして、剣尖が抉ったのは硬いレンガのほんの表面。
失くした部分から形を成した礫が、さながら腕のようにエミリオの頭部を守っている。
「……そんなんアリ?」
茫然とした言葉が口から漏れると同時に、シリスの視界はまたも激しく回転した。
「シリス!」
悲鳴のようなヴェルの声が一気に遠ざかる。
激突の衝撃は思った以上に大きい。
「っ、は」
頭がぐらぐらして呻き声すら漏らせない中で、それでもシリスは途切れそうな意識を繋ぎ止める為に歯を食いしばる。どうやら上方に吹き飛ばされたらしい。壁に叩きつけられて力無く滑った体が、螺旋階段の上に倒れ込む。
周囲が黒くフェードする視界の中で彼女の目に飛び込んできたのは、騒動など素知らぬように鎮座する鐘の姿だった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる