16 / 18
親父(恋人)がエロさを自覚しないので、普段と違うプレイをしてみました♡
スーツで着たままセックス
しおりを挟むリビングに戻ると、和志はスラックスを摘んで微妙な表情をしていた。
「濡れたのもう一回穿くのって気持ち悪い……」
「和志、ソファ座って脚広げて?」
「ん、こうか?」
「そう。で、浅く腰かけて背もたれに背中つけて……、脚は肘掛けに置いて」
「こんな格好、ヤベェだろ♡♡」
バスタオルをかけた一人がけのソファに、ちんぐり返しの途中みたいな体勢で収まった和志。
そのスケベさに、生唾を飲みこんでしまう。
和志はこういうエロい格好させられるのが、好きなのだろう。息が荒くなって、ドキドキしているのが伝わってくる。
シャツもスラックスもそのままだから、がっしりして逞しい身体とか、すね毛やらケツ毛が見えないのは残念だ。
しかし、この服でしか出来ないプレイを今は楽しみたい。
「スラックスの間から、ケツまんこ見えててえっろい♡」
生地の裂けたところから、濃い毛の生えたえっろいケツまんこが見えている。
縁がぷっくりと盛り上がり、ヒクヒクと誘っているから、一刻も早く突っ込みたい。
「俺、余裕ないから温かいローション直接入れるね」
「……んぅううゔ♡♡」
温感ローションをケツまんこに直接注入して、いきなり指二本を挿れてみる。
昨夜もセックスしまくったそこは、難なく指を受け入れ、きゅんきゅんと締めつけてきた。
「ぉぉ♡♡おんっ♡♡前立腺、キく……っ♡♡♡」
いつもと違うプレイに興奮しているのだろう。
和志は雌スイッチを指で捏ねられただけなのに、鼻の下を伸ばすスケベ顔になっている。
「まだちんこ挿れてないのに、もうスケベ顔になっちゃってるね♡」
「んぉおお♡♡物足りねぇ♡♡優人のちんぽくれ、ちんぽ♡♡♡」
両手で穴を広げて、でっかいお尻を振って俺を求めてくる和志がエロすぎる。そんな姿を見せられたら、俺ももう限界だ。
無言で指を引き抜くと、ズボンを下着ごと下ろした。
べちんとお腹に当たった俺の勃起ちんこに、和志の目は釘付けになっている。
「ぉ……っ♡」
「これ、今から和志のえっろいケツまんこに挿れるよ♡」
ズリズリと縁に擦りつけると、ヒクン♡ヒクン♡とねだっているのが最高だ。
ちんこ挿れてもらうことしか考えていないのか、和志は「ほっ♡ほぉっ♡♡」と甘く喘いでいる。
狙いを定め、ズプリと一気に挿入した。
「ぉほぉおお♡♡♡ちんぽきたぁぁ♡♡♡」
「はぁ……っ♡ナカまで喜んでるの、すっごくかわいい♡こんなかわいいところ、俺以外の人に絶対見せちゃダメだからね!」
『かわいい』と言われて、キュンとケツまんこ締めつけるところも可愛い。
俺だけの和志でいてほしい。他の人に和志の可愛くてエロいところを晒さないでほしい。
そんなドロドロと淀んだ感情も、溢れて止まらない。
「んぉっっ♡♡♡わかってる、わかってるから♡♡♡」
「和志のエロくてスケベでかわいいところは、俺だけのものだから!」
「お゛っっ♡♡♡激し……っ♡♡♡」
欲望をぶつけるように、ぷくりと主張しているエロい雌スイッチをどちゅどちゅと突き、奥まで挿れて腰をぐりぐりと押しつける。
「んおぉぉ~~~♡♡♡」
仰け反った和志の胸元のボタンを外し、汗ばむ雄っぱいの谷間を舐める。
ショリショリとした胸毛の感触がたまらなく、大好きな和志の匂いがこれでもかと頭の中に充満して、ちんこがより一層大きくなってしまう。
「たまんね……♡」
「っっ♡♡♡ゆうとぉ♡♡♡一緒に、イこうぜ?♡♡」
そう言いながらきゅんとケツまんこを締められ、抑えられるわけがない。
「和志大好き♡俺のザーメン種付けされて、アクメしろ♡♡」
「ほぉお゛っ♡♡♡いぐっ♡♡ゆうとに種付けアクメさせられる♡♡♡いぐっっ♡♡♡んぉおお♡♡♡」
「くっ、出る……!」
「っっ~~~~~♡♡♡」
奥の奥に射精し、ゆっくり引き抜くと、遅れて溢れてきたザーメンがスラックスを白く汚す。
そのあまりのエロさに俺は興奮し、そんな俺に和志も興奮して、もう一回戦することとなった。
◇
「いてて……、腰キたかなぁ……」
和志は立ち上がったものの、腰が痛むのか握り拳でトントンと叩いている。
自分の気持ちをぶつけるばかりの、荒いセックスをしてしまったことへの罪悪感に苛まれる。
なんて声をかけたら良いのか分からない。
ワガママな自分を見せた挙句、和志に無理をさせてしまった。
「…………」
「優人、んなとこで突っ立ってどうした。……ほら」
俺がそんなことを考えていることが分かったのか、両腕を広げて俺を抱きしめてくれる和志。
大きな身体に包まれ、暖かい体温が伝わってきて泣けてくる。
「ううっ、ごめん和志……。無理させちゃった」
「俺も気持ちよかったし、気にするな」
「ワガママ言ったりしてごめん。和志が大好きだからって、あんなこと言っちゃって……」
「俺だって優人が大好きだ。こんなに好きだって思ってもらえるなんて、俺は幸せだな。昔も今も、俺はお前しか見てないから」
和志は涙ぐむ俺の頬を撫で、ちゅっとキスをくれる。
昔も今も……。和志が『恋人として』俺を見てくれるようになったのは最近だ。
でも、『一人の人間として』生まれた時から、ずっと俺を見ててくれているじゃないか。
そんな当たり前のことも忘れかけてしまうくらい、心が狭くなってしまった自分がみっともなく感じられた。
「スーツは新しくするし、ちゃんとサイズ合ったやつ買うからさ。優人が悲しむところは見たくないからな」
「うん……、ありがとう」
和志は俺の気持ちを汲んでくれた。
この先何年経っても、器のデカさで和志に敵う日は来ないだろう。
少しでも追いつけるように、早く『大人』になりたいと願う俺なのであった。
22
お気に入りに追加
231
あなたにおすすめの小説
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
お客様と商品
あかまロケ
BL
馬鹿で、不細工で、性格最悪…なオレが、衣食住提供と引き換えに体を売る相手は高校時代一度も面識の無かったエリートモテモテイケメン御曹司で。オレは商品で、相手はお客様。そう思って毎日せっせとお客様に尽くす涙ぐましい努力のオレの物語。(*ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿してます。)
【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる