好きか?嫌いか?

秋元智也

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第十七話 邪魔者 前編

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はじめはその意味がわからなかったが、授業が始まってやっと分か
った気がする。
尻の中に入ったままのソレは椅子に座っていると奥に押し込まれて
イイトコロに何度も当たってしまう。
それだけならまだ我慢できた。

宮野の中でいきなり震え出したのだ。
微かな機械音。そして振動のせいか前が膨れ上がって来て液が漏れ
始めているのが分かる。
ゴムをしているせいで出してもバレはしないが、それでも授業中に
イカされる事になるとはおもいもよらなかった。

担任 「ん?宮野どうした?顔が赤いぞ?」
宮野 「いえ…ちょっとお腹が…っ…」
担任 「トイレ行ってくるか?」
宮野 「はい…」

立ち上がろうとすると、中の振動も勢いを増す。
担任が近づいてくる。
近くで機械音が聞かれるのはまずい。

担任 「ん?誰かスマホのバイブが鳴ってるのか?」

まさか尻の中に入ってるなんて思わないだろう。
鳴り止まないくぐもった機械音を探ろうとするが、すぐに音は止ん
でしまった。
中は止まっても、さっきまでの余韻が残って未だに中が震えている
感覚が残っている気がする。

宮野がうずくまってお腹を押さえているのをみかねたのか大和が席を
立つと先生の前に出た。

大和 「こいつ保健室に連れてくんで、抜けていいか?」
担任 「あぁ、そうだな…なんか辛そうだな?連れて行ってやって
    くれ」
山田 「なら、俺が連れてくよ!大和に任せるのはちょっと…」
担任 「お前はサボりたいだけだろ?大和連れて行ってやれ」
大和 「はい」

もちろん、保健室になど連れてくはずはなかった。
教室から一番離れた場所のトイレに連れて行かれると、問答無用に
ズボンを降ろされる。

大和 「どうだった?スリルあっただろ?」
宮野 「ふざけんな!なんでコレ動き出すんだよ!バレるかとヒヤ
    ヒヤしたんだぞ?」
大和 「そのおかげで、こーんなに解れたじゃん?」

前は精液でいっぱいになってゴムがズリ落ちてくる。振動のせいか
後孔はぱくぱくと収縮ししっかりと解れていた。
少し力を入れれば中のモノがヌルリと落ちて来た。
大和の手の中に産み落とされたモノを袋に回収すると自分のズボン
のチャックを開いた。

宮野 「なにする気だよ!」

震える声で聞くが、返事は後ろに生温かいモノがぴとっと付いた事
で理解した。

宮野 「待って!今授業中だって!ひゃんっ…あぁっ!やっ…入っ
    てるっ…入って来てるから!やめてっ!!こんなところで
    やばいから!」
大和 「平気だって、みんな授業に集中してるから、トイレでこん
    な事してるなんておもわねーだろ?」

中にすっぽり入るとゆっくりと動き出す。
 
ちゅぽっ、ちゅぽっ、くちゅっ…ぐちゅっ!

何度も出し入れされる度に耳に聞こえる卑猥な音に侵され気が
狂いそうになる。

宮野 「どうにかなりそう…」
大和 「まだ、イクなよ?一緒にイこうか?」

大和の手が宮野の前に回され決壊寸前のモノを握りしめると悲鳴
が漏れた。
わざとゆっくりしたストロークで扱きながら先端を握り潰す様に
爪で押し込む。痛みと快楽を同時に味わいながら立っているのさえ
辛くなってくる。
足が震えだし、限界を示していた。

大和 「そろそろイこうか?」
宮野 「はやくっ…イカさせてっ…あっ!あぁっ!」

さらに早く出し入れされると、ぴたりと止めて、先端付近まで
引き出し一気に奥へと突き入れた。中が痙攣し宮野がイクのを
見届けると、再び奥へと押しいれる。
ぎゅうぎゅうと締め付けられ、大和もゴムの中に精を放った。

便器に座ったままの宮野は下半身は丸見えのまま荒い息をして
放心状態だった。
足を開いたまま大和からは丸見えの状態だ。

制服は汚さない為に脱がされたが、身体に付いた精液はその
ままだ。
大和はハンカチを濡らしてくると綺麗に拭き取った。
濡れた布が当たる度にイヤらしい声が漏れる。

大和 「もっとシたかった?今度は保健室なんかどう?」
宮野 「バレたらどーすんだよ?あとで怒られるの嫌だ
    かんな!」
大和 「じゃー。土曜におあずけかな?」
宮野 「…/////」

頬を染め潤んだ瞳で見つめられると大和の心臓が跳ねた。

大和 「やべっ…また勃っちゃった…」
宮野 「はぁ~?なんで…って、どこ触ってんだーーっ!」

その授業は終わるまで大和も帰って来なかった。
無事プリントを提出し、洋介と結弦には、何かやられたんじゃ
ないかと心配された。
確かにナニかはヤられたが、心配される事とは少し違っている。
土曜になると、勉強という口実をつけながら朝から大和が来て
いた。
親が会社に行くと、二人で2階の宮野の部屋へと入った。

大和 「今日はじっくり楽しもうぜ?」
宮野 「勉強はいいのかよ?」
大和 「後でもいいだろ?今はさ…こっちの勉強しようぜ?」

シャツをめくりあげると床に転がった。乳首をぺろっと舐めると
チュッチュッと音を立ってて吸い付く。
それだけで感じてしまうあたり最近は慣らされてしまっている。
屋上で何度も吸われ、それだけでイカされる事もあったくらいだ。

執拗に吸うと、もう片方は指で抓ったりともて遊ぶ。

宮野 「あっ…いっ…イっちゃう…あんっ…」
大和 「まだ、我慢しろって…今日はいつもよりゆっくりしたい
    からさ」

ズボンを下ろすとパンツの中に手を入れ先走りを流し始めたソレに
舌を這わせた。

そんな時、玄関の鍵があき、誰かが入ってきた音がした。

宮野 「…え!ちょっ、ちょっと待って!誰かきたよね?」
大和 「ん!気のせいじゃないか?今日は親は仕事だってさっき出
    てっただろ?」
宮野 「そうだけど…今、音が聞こえたって!」
大和 「何かの間違えじゃ…!」

誰かが真っ直ぐ階段を上がって来る音がした。

宮野 「嘘っ…どうしよう!」
大和 「まずはこれつけとけ!」

机の上に教科書を載せると、シャツをおろし漏れそうになっているのを
なんとかゴムを被せズボンを履く。精の匂いを取る為に窓を開けて換気
をする。
すると、いきなりノックもなく扉が開いた。
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