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聖剣と聖女と聖木と
13話 これは依頼だから。
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教室に戻ってきたジェイムスは、ルイスが居ない
事に愕然となっていた。
脱ぎ捨てた服はそのままだった。
まさか裸で逃げ出す事はないと思いたいかった。
ドアは開いたままだったので、出て行ったという
のは本当だろう。
だが、どうして?
という疑問が残る。
床に垂れた精液の痕は少し離れた場所に転々と残
っていた。
それを辿るように外に出る。
「嘘だろ……」
室内ならまだ辿れるが、外となればセントラル
アカデミーの敷地は広い。
魔法を使う学科がある為か、広く作ってあるの
だ。
「あれ?ジェイムスくん、どうしたの?」
「あぁ、セシリアか……ちょっとルイスを探し
ていてね」
「それならさっきアスラくんに抱えられていた
けど?」
「アスラにだって?どこに行ったかわかるか?」
「う~ん。魔法校舎の裏だった気がするけど……」
セシリアの目撃情報が正しければきっとあそこだ
った。
用務員室。
ここで働く人の個室的な場所があるのだ。
すぐに駆け出していた。
その頃、アスラは濡らしたタオルで身体を拭きつ
つ精液を採取していた。
数日前に冒険者であるアスラに一つの依頼があっ
たのだ。
ハイドからでルイスの体液を取って来て欲しいと
いうものだった。
汗をかくほど運動もしないし、唾液を吐いてくれ
とは言いずらい。
どうしようかと悩んでいたところに、教室での行
為を見てしまったのだ。
ジェイムスが出て行った後にすぐに連れ出すと事
務職員室で行為に及んだ。
ただ、精液を出すだけのつもりだったが、予想以
上にエロくてつい中に出してしまった。
気絶してても気持ちいいのかナカを動かすだけで
甘い声が漏れる。
トロトロと流れ出てくる液体全部を試験管に入れ
ると蓋をした。
身体を拭くとそこにあった毛布をかけておく。
そして部屋を出たのだった。
入れ違いになってジェイムスが来た時には身体を
拭かれすやすやと眠っているルイスの姿を見つけ
たのだった。
そばに落ちていた歪なモノに眉を顰めたが、無視
するとルイスを抱え上げて連れ帰ったのだった。
部屋に連れ帰ると湯浴み場へと向かった。
気を失った相手を風呂に入れるのは結構大変な事
だった。
少しでも気を抜くと湯の中に倒れ込んでしまうか
らだ。
後ろから抱えるように抱きしめるとルイスの身体
に触れて行く。
「俺だけのルイスだろう……誰にも渡さない……」
交わった分、魔力量も増えて来ていた。
が、それを知るのは今ではない。
ベッドに運ばれてやっと目を覚ましたルイスにジ
ェイムスはそのまま布団の中に潜り込んだのだっ
た。
「おやすみ……ルイス」
「兄さん……うん…おやすみ……」
怠い身体をごそっと動かすと再び瞼を閉じたの
だった。
事に愕然となっていた。
脱ぎ捨てた服はそのままだった。
まさか裸で逃げ出す事はないと思いたいかった。
ドアは開いたままだったので、出て行ったという
のは本当だろう。
だが、どうして?
という疑問が残る。
床に垂れた精液の痕は少し離れた場所に転々と残
っていた。
それを辿るように外に出る。
「嘘だろ……」
室内ならまだ辿れるが、外となればセントラル
アカデミーの敷地は広い。
魔法を使う学科がある為か、広く作ってあるの
だ。
「あれ?ジェイムスくん、どうしたの?」
「あぁ、セシリアか……ちょっとルイスを探し
ていてね」
「それならさっきアスラくんに抱えられていた
けど?」
「アスラにだって?どこに行ったかわかるか?」
「う~ん。魔法校舎の裏だった気がするけど……」
セシリアの目撃情報が正しければきっとあそこだ
った。
用務員室。
ここで働く人の個室的な場所があるのだ。
すぐに駆け出していた。
その頃、アスラは濡らしたタオルで身体を拭きつ
つ精液を採取していた。
数日前に冒険者であるアスラに一つの依頼があっ
たのだ。
ハイドからでルイスの体液を取って来て欲しいと
いうものだった。
汗をかくほど運動もしないし、唾液を吐いてくれ
とは言いずらい。
どうしようかと悩んでいたところに、教室での行
為を見てしまったのだ。
ジェイムスが出て行った後にすぐに連れ出すと事
務職員室で行為に及んだ。
ただ、精液を出すだけのつもりだったが、予想以
上にエロくてつい中に出してしまった。
気絶してても気持ちいいのかナカを動かすだけで
甘い声が漏れる。
トロトロと流れ出てくる液体全部を試験管に入れ
ると蓋をした。
身体を拭くとそこにあった毛布をかけておく。
そして部屋を出たのだった。
入れ違いになってジェイムスが来た時には身体を
拭かれすやすやと眠っているルイスの姿を見つけ
たのだった。
そばに落ちていた歪なモノに眉を顰めたが、無視
するとルイスを抱え上げて連れ帰ったのだった。
部屋に連れ帰ると湯浴み場へと向かった。
気を失った相手を風呂に入れるのは結構大変な事
だった。
少しでも気を抜くと湯の中に倒れ込んでしまうか
らだ。
後ろから抱えるように抱きしめるとルイスの身体
に触れて行く。
「俺だけのルイスだろう……誰にも渡さない……」
交わった分、魔力量も増えて来ていた。
が、それを知るのは今ではない。
ベッドに運ばれてやっと目を覚ましたルイスにジ
ェイムスはそのまま布団の中に潜り込んだのだっ
た。
「おやすみ……ルイス」
「兄さん……うん…おやすみ……」
怠い身体をごそっと動かすと再び瞼を閉じたの
だった。
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