バージンのままで

秋元智也

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第九話

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高橋が謹慎になってから、毎日の様に学校が終わると高橋の家
へと向かった。
マンションの一番上のフロアという広く部屋数も何部屋か所有
しているらしい。その一部屋にあの部屋があるのだった。
今は撮影に使っているが、ただ単に入ってしまったら、結構引
くような趣味の物ばかりだった。
だが、それも達也にとっては視聴者数を稼ぐ大事な道具だった。
高橋を使ってから沢山の人が見てくれる様になった。
予想外の収入も入った。
順位も結構伸びてきて、もう少しで10位に食い込みそうな勢い
だった。自分だけでは、ただの自己満足で終わっていた。
それが、高橋が触れるだけでいつも以上に感じている自分がい
る。前の動画を見直しても、それほど興奮しないが、今は違う。
自分で見直してもその時の興奮が戻って来たような、まるで今
も高橋に責められている様で、熱くなってくる。
今日はどんな事をしてくれるのだろうと期待する様になっていた。

 達也 「おーい、高橋!」
 高橋 「今開けるから。入って来い。」

インターホン越しに高橋の声が響いて来た。
 
 達也 「今日はあの部屋じゃなくていいのか?」
 高橋 「今日はこっちの畳の部屋で撮るぞ」
 達也 「へ~。いいね~雰囲気もいいし。」

案内したのは純和装の部屋だった。女性物の着物が用意されていて、
その横には赤い縄が置いてあった。

 高橋 「さっさと準備して脱げよ。今日の昼の配信完璧だったな!」
 達也 「だろ?いいタイミングで入れただろ?大変だったんだぞ?
     昼に配信できるってのは学生じゃ無理だからなっ!それに
     授業始まるギリギリで終わりだったから、生配信だって思
     わせるの苦労したぜ」

カツラとホクロを付けて服を全部脱ぎ去ると高橋の前に立った。
少し恥ずかしさはあるが、それよりドキドキの方が勝っていた。

 高橋 「そこに座って。亀甲縛りって知ってるか?このシルクの
     ロープで体の自由を奪ってなおかつ…ま、やってみれば
     分かるさ。」

動画を見ながらゆっくりと縛っていく。
きつくない様に、でも緩みすぎない様に気を使って縛っていく。
白い肌に赤いシルクのロープが映えて少し身動ぎするとロープが
擦れて乳首や股間の感じやすいところが全身に渡って連鎖する。
ブルっと震わせると、高橋の方を見て、カメラを回し始める。
ロープと同じ赤い着物を着込むと撮影を開始する。

 達也 「今日もおなじみのエロ動画配信してるたっちゃん
     でーす。」
 高橋 「相方のジュンだ。」
 達也 「今日はなんと~、着物を着せて貰ってまーす。脱が
     せたい?俺も今すぐ脱ぎたい~。あ、違うなっ、
     刺激的に脱がされた~い!かな。ちょっと興奮し
     ちゃってるたっちゃんです。」
 高橋 「ご要望に応えて、脱がして行きますよ~。もしVR
     ある人は是非そっちで鑑賞してみてね。きっと目
     の前でのストリップショーが見れるぜ。さぁ~
     お楽しみに~。」

カメラに向かって話すと、少し距離を取り達也の腰を引き寄
せた。
そのまま帯を引っ張って回すのかと思いきや、着物の上から
体のあちこちを触り出した。
もちろんただ触るだけではなく、ロープの食い込んでいる部分
を中心に少し引っ張ったり、擦らせたりと敏感な部分を刺激
していく。

 達也 「あっ…焦ったい…直に触って…」
 高橋 「嫌だね。もっと楽しもうぜ」

立っている状態で執拗に胸、腰、股間、そして尻へと移動し
ていく。
それだけでも感じ始めている達也は息を吐く度に色気が混ざる。
前には感じなれなかった色を感じる様になったのはきっと気
のせいではない。
帯を絞めたまま、前をはだけさせる。中からは赤いロープで
縛られた体が露出する。
肌を直接露出させた状態でロープ越しに乳首を擦る。
すでにぷっくりと熟れた果実はいつでももぎ取られるのを
待っているかの様だった。
カメラから隠さない様に高橋は乳首に食いつくと舌で舐め
たり吸ったりと弄り始めると、もう一個の果実は手で引っ
貼ったり潰したりと爪を立てて痛みを伴
わせる。

 達也 「あっ…あぁ…もっと…吸って…ジュン…
     もっとぉ…」
 高橋 「………!!」

高橋はいきなり名前で呼ばれてドキっと心臓が跳ねた
気がした。初めて呼ばれた気がした。
もどかしくなって、畳に押し倒した。
裾を巻くしあげるともうすでに立ち上がっている達也
のものは先走りを濡らしながら刺激に期待している。

 高橋 「エロい体しやがって…」

ディルドを取り出すと達也の口に押し込んだ。

 高橋 「しっかり舐めとけよ、これからこっちの
     口に入るんだからな!」

ローションを手に取ると体勢を俯きにさせ尻を突き出さ
せた。今日は腕の拘束なく、抵抗もない。
尻に指を突っ込みローションを馴染ませる。くちゅくちゅ
と音を響かせ慣らすと自分でしっかり舐めていたディルド
を取り上げ、尻へと突き入れた。
 
 達也 「はぅ…うっ…あんっ…あっ…」
 高橋 「ここに欲しかったんだろう?さっきから疼いて
     たんだろ?」

奥へ奥へと入れると、ディルドのスイッチを入れる。初め
から強にすると、達也の中で大きな音を立てて勢いよく
動き出した。

 達也 「あっ…あっ…いぃ…あんっ…あぁ…あっ…」

開けっぱなしになっている口を持ち上げるとカメラに向け
させる。舌を掴むとそこに舌用のクリップを嵌めた。
帯を緩め着物を脱がせると下に敷いたままその上に膝立ち
させた。
乳首にも同じくクリップをつけてその先には鈴をつけた。
達也がビクッとなるたびに鈴がチリンッと鳴って動きに
合わせて何度も鳴り響いた。
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