朝が来るまでキスをして。

37 堕としたい

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やっぱ可哀想だからイかせてやろうと思ったのに、なんでか知らないけどヒカルちゃんが俺のを銜えてる。

力を持たないままだったソレに舌を這わせて唾液を塗りたくると、根元を持ちながらゆっくりと口の中に入れていくのが見えた。

唇を窄めてカリから根元までジュルッと銜え込むと、さっきは苦しがってた喉を使って締め上げられ、その刺激でだんだんと俺のも上を向いていく。



「んん・・・っ」



下から聞こえる少し苦しそうな声。

慣れねえのに喉なんか使うからだっつの。

したいっつーんなら止めないけどさ。


パンパンに膨らんだ俺のがヒカルちゃんの口を犯して、飲み込めない唾液が口の端から零れていた。


んー・・・気持ちはイイんだけどさ。



「ちょ、座らして」



ズルッと抜くと、俺はタイルの上に膝立ちになった。

立ったままより、こっちの方が安定してて気持ちヨくなるんだよ(笑)

俺の動きが止まると、すかさず蹲ったヒカルちゃんが俺のを銜え直す。

膝を立て腰を上げた、まるで獲物を食らうケモノのような体勢で俺のにむしゃぶりつくヒカルちゃん。

この体勢になって初めて気付いた。



「んあっ・・・」



ヒカルちゃんが、俺のを銜えながら自分のオトコを持って自慰してる。



・・・なに？ ひとりだけでイきたくないとか、そういう事？

散々犯されてヤラシイ姿だって見せてんのに、まだそんな事考えられんだ？



唇の端が上がっていく。




思いっきり、堕としてみたい感じ？

・・・じわじわとね。



んふふ。

そうと決まったら、今日は優しくしてあげるよ。



「気持ちイ・・・。上手になったねぇ。ご褒美あげよっか・・・」



「・・・っ・・んんんっ！」



俺の脚の間で揺れる頭を押さえてじっとさせると、腕を伸ばして目の前にあるケツの割れ目へと指を這わせまだ柔らかい蕾に挿し入れると、グチュグチュと掻き回した。



「んああっ」



一瞬俺のから唇を離し、それでもすぐまた舌を伸ばして舐めあげると奥深くまで飲み込む。



「ん・・んんっ・・・んっ」



でも、中に入れた３本の指をバラバラに動かし奥を探ると俺のを離さないまでも舌が疎かになった。


ホント、こっちのオベンキョは要領悪いのな・・・。



「ヒカル？ ひとりで気持ちヨくなっちゃ、いつまでたっても俺イけねえよ？」



やさしーく言ってやると、上目使いで俺を見たヒカルちゃんの舌の動きがまたぎこちなく再開された。



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