朝が来るまでキスをして。

月湖

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12 手よりも

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「っ・・・っん・・・っ・・・」





ビクビクと震えるヒカルちゃんのソコをゆるゆると扱いてやると、我慢しきれないのか小さく声が漏れてくる。



「声出しなよ。もっと、イイ声出るでしょ・・・?」



言いながら先の割れ目に人差し指を掛け、手のひら全体で刺激を与えていく。

普段の爽やか青年が熱い息を零し顔を歪めて快感に耐えている姿を見るのがもう楽しくてしょうがない。



「あぁっ・・っ・・・んんぅ・っな、んで俺だけ・・・っ」



バスルームにヒカルちゃんの艶めかしい声が響く。


なんで?

さっき言ったじゃん(笑)



「だって、ヒカルちゃんのがおっきくなってっから(笑) 自分で出来ないんでしょ?」



「ちが・・っあ・・ナ、ガレくんの、は?」



俺に弄ばれ、気持ちよさで途切れ途切れに言いながら俺のに手を伸ばしてくる。


ああ、そういう事。かわいいねえ(笑)

でもさぁ、俺、気分は高揚してきてるけど、そこまでの反応はしてないんだな(笑)



「なぁ・・・んで・・・っ」



身体を捻って俺を見上げてきた。

そしてそのまま唇を奪われる。

舌を出してくるのに応えてやり、オスを握った手に緩急をつけて動かした。



「あっ・・んっあ・・」



ヒカルちゃんは俺の肩に額を乗せ、ブルブルと快感に耐えている。

それでもさっき俺のソレに伸ばした手は離さず、触られて少しずつ反応を見せるソコを一生懸命弄っていた。


自分だけ感じてるのが悔しいって?

でもさあ・・・。



「ねえヒカルちゃん、俺さ、手でされるより口でされる方が好きなんだよね」



喉の奥まで入れた時とか、たまんないじゃん?

オトコならわかるでしょ、あの感覚。



「・・・え・・・?」



そんな驚かなくても(笑)


思わず顔を上げたヒカルちゃんは、さっきまでの気持ちヨさはどこ行ったのか戸惑うように揺れる瞳で俺を見ていた。



「・・・俺の気持ち良さそうなとこ、見たくない?」



「あ・・・」



ゴクリと、ヒカルちゃんの喉が鳴ったのが聞こえる。


見たいんなら、さ。



「する・・・?」



俺はバスダブの淵に腰掛け、足を開き自分でソコを掴んで見せた。



「ほら・・・」



「・・・」



ヒカルちゃんは何かに操られるようにフラフラと俺の脚の間に来て跪き、自分の股間のソレを膨らませたまま俺のに顔を寄せる。



それを見ながら俺は、自分が興奮してきているのを感じていた。



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