第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI

戦後編・選択の時代

戦後編・選択の時代・参・第150章・日出国が沈む時

第三次世界大戦から数年が過ぎ

日本は戦後台湾との併合の問題や戦時下での国債の大量発行が原因の

経済の混乱で苦しんでいた頃

戦時中に海底に設置された

海上と海中の艦船の動きを

調べるセンサーは同時に

大震災の予知や津浪が発生した時にも

使える多目的の海底センサーだが　

戦時中に破壊され

日本から中東の間で

空白の観測域があり

海底センサーを海底

100箇所に設置するべく

日本海軍最新鋭潜水空母『いが』と『こうが』の二隻が

二手に別れ『いが』は太平洋を南下し中東へ

同じく

『こうが』中東から日本に向け『海底センサー』を設置していた

太平洋の日本海海溝深く潜行していた

『いが』は艦底部のハッチを開き

深海艇ポセイドンに

海底センサーを搭載し

日本海溝深く降下する

マリンスノーを通り抜け

海底に到達するとそこに

大戦で沈んだ艦船を発見した

『あれは中国軍の船だ

こっちには米軍の輸送船が』

（この船には菊の紋章が・・・

WW2の日本軍の船も在る・・・）

皆無言で敬礼をした

予定ポイントに到達

地震センサーのピンをマジックハンドで抜き

センサー下部のドリルが動き出し

海底の泥を掻き分け

沈んでゆく

上部の3分の1を残し

停止した

『センサーからの送信良好

各機器問題なし』

（本部へ設置完了浮上します）

本部が在る潜水空母『いが』では

気象省の地震火山部の

原田技官は

「よーし・ご苦労

浮上してくれ」

『了解浮上します』

潜水艇の連絡を確認後原田の部下は

《これで故障していた海底センサーは

全て新しい物と交換出来ました

でも経済危機の今よく

海底センサー更新の

予算が下りましたね》

「この海底センサーは元々

戦時下に日米が共同で設置したが

今回の予算はロシアやインド

南北中国も出しているそうだ

日本だけでなく全世界の問題らしい」

《何所の国も戦後復興に金が必要なのに

世界規模の地震が起きるんですかね？》

スイスの量子コンピューターは

送られたデーターを元に

結論を出した

20年以内にポールシフトが起こり

世界中都市が海底に水没すると

その中に日本も含まれていた