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戦後編・選択の時代

戦後編・選択の時代・参・第137章・2つのロズウェル・2つの管理者達

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AD1947・北米大陸・ニューメキシコ州に2機の未確認不明物体が

レーダーに捕らえられ・米軍はスクランブルを掛けるが

1機はアダムスキー型の円盤で

もう1機はホームベースの様な

形のデルタ型で

米戦闘機を無視する形で

音速の数十倍の速度で

空中戦を行なっていた

2機はニューメキシコ州を中心に

北米大陸中を飛びまわっていた

ホワイトハウスは統合情報局からの情報で

2機は地球表面以外の勢力と判断

2機の捕獲を命令した

米空軍は未確認飛行物体が

現れてからスクランブルを掛けても

逃げられるだけなので

ニューメキシコ州上空全域に

あらかじめ戦闘機を2機編隊で配備した

そして運命の1947年7月

2機の未確認飛行物体の行動は

互いに武器を使い攻撃するまでに

エスカレートしていた

そしてアダムスキー型の円盤と

デルタ型の飛行物体が同時に

武器を発射した

しかしその間に待機していた

米空軍戦闘機の内1機が偶然割り込む形で

2機の未確認飛行物体の間に入る

デルタ型の武器は米戦闘機に当り

アダムスキー型の武器は

デルタ型の飛行物体を直撃した

米戦闘機は被弾し

アダムスキー型の飛行物体に

衝突して爆発した

デルタ型は完全にコントロールを失い

数回の爆発後地上に激突した

アダムスキー型の飛行物体は

何とかコントロールを取り戻し

地上に着陸したが

もはや飛び立つ事は出来なかった

上空で事の次第を見ていた

米空軍戦闘機は空軍の基地に報告

ホワイトハウスは

墜落した2機の飛行物体の回収と

生存者の捜索を

最高機密として命じた

デルタ型は農場に

アダムスキー型も

近くに居た民間人が最初に接触した

軍関係者が到着する前に

幾つかの物と情報が漏洩する結果となった

アダムスキー型の飛行物体の墜落現場では

先に接触していた民間人を拘束

機密保持の同意書に署名と

一定期間の監視を条件に開放した

アダムスキー型の内部には

重症を負っていたが

一人のヒューマノイド型と

多数の後にグレイと呼ばれる

搭乗員が生きていた

驚くべき事に

ヒューマノイド型もグレイ型も

人類の言葉を理解していた

彼らは地上以外から来たと説明し

幾つかの技術を提供する代わりに

飛行物体の修理の協力を求めた

米戦闘機との衝突で失われた

部品の再生は不可能で

その為に墜落したもう一機の

デルタ型飛行物体の部品の流用が

必要だと話した

現代で言えばドローン程度の

小型偵察用の飛行物体を

目の前で飛ばし

軍関係者に彼らは

その技術力を見せ付けた

ホワイトハウスは

彼らの要望を受け入れ

政府・軍の要人とナチスドイツから

亡命していた科学者を含む

技術者を送り込んだ

アダムスキー型の飛行物体の修理の為に

最先端の技術の開発を行なっている

空軍の基地に運ばれた

ロズウェルでは

回収作業が行なわれていたが

デルタ型の搭乗員はすべて死亡

ヒューマノイド型の搭乗員は軍が回収

ワシントンDCに送られ

地下深く厳重に保管された

デルタ型飛行物体は

アダムスキー型を収容した

同じ空軍基地に送られた

ホワイトハウスは

今回の件を完全に秘密にしたかったが

末端の軍関係者は

今回の命令を『ジョーク』と受け取り

デルタ型が墜落したロズウェルでの出来事を

すべての事実をそのまま発表してしまった

軍は大慌てで

デルタ型搭乗員についての

発表を寸前で止め

以降未確認飛行物体の墜落を

ロズウェル1箇所だけだとして

情報操作が行なわれる

今だ未知との遭遇は行なわれてはいない

SFに過ぎない

それが米国の方針

実際の未知との遭遇は

内部に散乱していた書類の文字は解読不能

情報はアダムスキー型の搭乗員から

齎されるだけとなる

アダムスキー型の飛行物体の

修理をサポートする間

様々な技術と地球を取り巻く

情勢に接して

ホワイトハウスは

彼らと密約を締結したが

彼らは自分達に不利な情報は一切与えなかった

特にデルタ型飛行物体の搭乗員については特に

こうして米国はアダムスキー型飛行物体の

搭乗員が属する勢力に取り込まれた

米国はその事に気が付くのは

デルタ型飛行物体に残されていた

解読不能の書類の解読に成功した後になる

米軍は第二次世界大戦で降服した日本に

占領軍として駐留し

多くの米軍人や民間人が送られた

そして占領軍としての任務が終了し

日本から帰国した

考古学を選考し

日本の神社仏閣に残された

古代文字を調べていた

米軍関係者が

解読不能の書類を後に解読した

デルタ型の飛行物体の搭乗員は

地球内部の世界に住み

地球上の第5世代の人類に対して

干渉する地球外の勢力を排除

する任務を負っていた

同時に第5人類が

自ら進化する事を望む

北極勢力と

数千年間全く進化をしない

第5人類に対して

痺れを切らした

南極勢力が

少しづつ巨人族が残した

古代の技術を

第5人類に伝え始めた

結果として

全世界が白人により

植民地化され

2度に渡る世界大戦を起こし

ついに核兵器を持つに至り

管理者は完全に南極と北極の

勢力が対立し

管理者による宇宙勢力の

進入を許す結果となる

しかし時既に遅く

グレイ型との密約を密約を結んだ後で

古代の技術を受け継ぐ管理者と

対立する事になり

古代技術は

地球上のもう一つの勢力

ソビエト連邦が受け継ぐ事になる

米国は

古代技術の継承者としての

資格を失う

米国が気が付いた時はもう後戻りが出来ない

宇宙空間の勢力争いに巻き込まれていた

そして時は流れ

第三次世界大戦が終わり

本格的な南極の古代遺跡の調査が始まるが

古代遺跡の技術を戦争に利用する

勢力との諍いの中

他の太陽系宇宙に進出する為の

すべてを核爆発の業火で失う

人類にはEMエンジンの技術

だけが残された

地下に残された1隻の宇宙戦闘艦を除いて

30年後この艦は人類を救う

しかし100年後この艦の為に人類は太陽系大戦に陥る
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