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第三次世界大戦・弐
第三次世界大戦・弐・第46章・潜入
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ユーシュエンはハオランの遺体に対面した
検死官に対し
しばらく二人だけにしてくれませんかと頼んだ
検死官も親友の死に落ち込んでいる
ユーシュエンの願いを聞き届けた
二人だけになると
ハオランの遺体に頬を埋め
ユーシュエンは泣き崩れた
モニターを見ていた
軍情報部員もさすがに目を逸らし
もういい切れと命じる
【ユーシュエン少尉は今回の事を
何か知っているのかと思っていたが
我々の考えすぎの様だ】
もう一人の軍情報部員も
(確かに今回の中央コンピュータールームへの侵入も
二人で行なえば成功する確率は高かった
彼の出張中にハオランは一人で行なった
単独犯で機密は外部には漏れていない様だ)
【一件落着だな】
(ああ良かった)
二人の軍情報員はモニタールームから出て行った
ユーシュエンも検死官に礼を言って帰ってゆく
ハオランとの二人部屋に帰る
翌日から
ユーシュエンは勤務に復帰した
ハオランのことを忘れる様に
任務に没頭していた
しばらく続いた軍情報部の監視も
いつの間にか無くなる
今回の事で参謀本部は
ユーシュエンの実力を認め
より重要で困難な任務を与え
それを見事に成し遂げ
参謀本部の評価は高くなり
将来の参謀候補と言われるまでに成った
北中国軍は北京大虐殺に関する
全ての準備を整え
全北中国国民と軍人
世界中の国々
連合軍の兵士が使っている
通信の周波数に合わせ
一斉に放送を始め様としていた
その責任者に抜擢されたのが
ユーシュエンだった
最初に映し出されたのは
北中国軍軍人が銃を撃っている場面
参謀が(此処は最初に日本軍人が
出て来る筈では?)と
ユーシュエンに問い質す
『都合により差し替えました』
と言うと参謀は
(そうか分かった)
と言うが直ぐに思い直した
(何故君がこの内容を知っているんだ)
『お静かに北中国軍の命運を最後までご覧下さい』
参謀に銃口を向けユーシュエンはつぶやいた
検死官に対し
しばらく二人だけにしてくれませんかと頼んだ
検死官も親友の死に落ち込んでいる
ユーシュエンの願いを聞き届けた
二人だけになると
ハオランの遺体に頬を埋め
ユーシュエンは泣き崩れた
モニターを見ていた
軍情報部員もさすがに目を逸らし
もういい切れと命じる
【ユーシュエン少尉は今回の事を
何か知っているのかと思っていたが
我々の考えすぎの様だ】
もう一人の軍情報部員も
(確かに今回の中央コンピュータールームへの侵入も
二人で行なえば成功する確率は高かった
彼の出張中にハオランは一人で行なった
単独犯で機密は外部には漏れていない様だ)
【一件落着だな】
(ああ良かった)
二人の軍情報員はモニタールームから出て行った
ユーシュエンも検死官に礼を言って帰ってゆく
ハオランとの二人部屋に帰る
翌日から
ユーシュエンは勤務に復帰した
ハオランのことを忘れる様に
任務に没頭していた
しばらく続いた軍情報部の監視も
いつの間にか無くなる
今回の事で参謀本部は
ユーシュエンの実力を認め
より重要で困難な任務を与え
それを見事に成し遂げ
参謀本部の評価は高くなり
将来の参謀候補と言われるまでに成った
北中国軍は北京大虐殺に関する
全ての準備を整え
全北中国国民と軍人
世界中の国々
連合軍の兵士が使っている
通信の周波数に合わせ
一斉に放送を始め様としていた
その責任者に抜擢されたのが
ユーシュエンだった
最初に映し出されたのは
北中国軍軍人が銃を撃っている場面
参謀が(此処は最初に日本軍人が
出て来る筈では?)と
ユーシュエンに問い質す
『都合により差し替えました』
と言うと参謀は
(そうか分かった)
と言うが直ぐに思い直した
(何故君がこの内容を知っているんだ)
『お静かに北中国軍の命運を最後までご覧下さい』
参謀に銃口を向けユーシュエンはつぶやいた
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