第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI

第三次世界大戦・弐

第三次世界大戦・弐・第39章・米本土占領計画

米軍は北部中国軍小型核兵器並みの破壊力を持つ

巨大レールキャノンによる米本土攻撃の報復として

核攻撃を行なうが悉く撃破され失敗に終る

米国は威信にもかけて米空母4隻300機による

空爆を開始するが日本と南中国軍は北中国軍の

最新鋭の装備に対抗する手段を立ててから

万全の体制で臨むべきと反対した

日本では南中国から提供された

レーザーカートリッチ弾と

電磁波発生チャフと

高電磁波発生ミサイルの

サンプルの結果と

ステルス戦闘機と交戦した経験から

現在の連合軍の装備では

苦戦は免れないと判断した

レーザー弾・電磁波兵器は

北中国で研究・生産された物で

南中国軍にはサンプル以外

残されていなかった

サンプルは連合軍日米印3カ国で

分析と生産が任され

出来次第前線に送られる

だが米軍は待てなかった

米空母ジェラルド・R・フォード

以下合計4隻の最新鋭空母から

Fー18戦闘機を始め艦載機が

カタパルトから発進し

大編隊を組み中国大陸に向かう

同時に空軍の空中空母から

有人機・無人機が発進した

ホワイトハウスでは大統領が

中継画像を食い入るように見つめる

敵味方が電子表示され

戦闘が開始される

敵味方双方のミサイルが発射され

ミサイルの交差と同時に爆発したが

米軍のミサイルだけが全滅し

中国軍機には届かないが

中国軍のミサイルは米戦闘機に届き

米軍機の1割が撃墜された

続いてドックファイトに入り

米軍機は中国軍機の

レーザー機銃攻撃を受けた

従来の機銃の数倍の遠距離からの

攻撃にベテランパイロット達も

次々に撃墜され護衛の戦闘機が居なくなり

更に米軍の爆撃機はレーザー対空砲と

中国軍機に次々に撃破されてゆく

半数の戦力を失い

ホワイトハウスは作戦中止を指示

執拗に撤退する米軍機を追尾し

攻撃してくる中国軍機の前に

米空軍の無人機が立ちはだかる

艦載機が空母に帰り着いた時

戦闘機の8割と爆撃機の6割が失われていた

最新鋭空母ジェラルド・R・フォードでは

帰還できたのは僅か10機のみ

艦載機を逃がす為に囮となった

無人機は1機も帰らなかった

この米軍の攻撃に対し

中国軍は巨大レールキャノンの連射を行ない

米本土の複数の軍事基地が破壊された

だが主要都市や工業地帯が未だに

攻撃されない理由を分析した結果

ペンタゴンは中国軍が

米本土を占領する計画を立てている

可能性を排除出来なかった