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はじまりましたよ、新歓です!
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「あの…紹介、してくれるかな?」
「あ、はい!」
自分の配慮のなさにちょっと落ちこんでたら、気をきかせてくれたのか巴先輩がそう声をかけてくれた。
「えと、知ってるかもしれないけど同じ生徒会で癒し担当の椎名巴先輩! 先輩の淹れる紅茶はすっごい美味しいんだよ♪」
「え、えっと、癒し担当はわかんないけど…椎名巴です。よろしくお願いしますね」
巴先輩は俺の言葉に苦笑しながらも小さく頭を下げてそう言った。
う~ん、生徒会の癒し担当って適格だと思ったんだけどなぁ~。
「で、コッチのニッコニコ笑ってるのが久佐之丞で」
「よろしくお願いします、椎名先輩」
そういうと丞はニコニコ笑顔のまま巴先輩と握手する。
うわ~、なんかメッチャ楽しそう…
「コッチの金髪は宮部響介」
「あぁ、幼馴染の?」
「はい、そうです」
「宮部響介です。よろしくお願いします」
ひなたちゃんを落ちつかせてたけど、名前を呼ばれて反応した響介が頭を下げて挨拶する。
落ちつかせるためとはいえ、ひなたちゃんとの距離が近くてちょっとイラッとしたから取りあえず足を踏んでおいた。
「っ…おい、みつ!」
「で! コッチのアワアワしてたのが日向ひなたちゃんです♪」
「あっ、さっきはすみませんでした; 日向ひなたです。よろしくお願いします、椎名先輩」
「いえ…大丈夫ですよ、よろしくお願いします日向君」
ひなたちゃんは申しわけなさそうにペコリと頭を下げて言ったけど、巴先輩はそんなひなたちゃんにやさしく笑いかけて手を差しだした。
「は、はい!」
ひなたちゃんは嬉しそうな笑顔を浮かべて差しだされた手をすぐにキュッと握りかえす。
最初ちょっと心配だったけどふたりともいい表情してるし、コレなら大丈夫そうだね。
「ってコトで、今日はみんなでパーティー楽しもうね♪」
「えっ!?」
「やっぱりか…」
「そう言うだろうと思ったよ、みつ」
みんな反応は色々だけどイヤがってないね、よしよし。
あ、なんかガックリしてる響介はムシね。
どうせ利王さんとの約束がーとか考えてるんだろうけど、俺が生徒会に入った時点でムリなんだから。
「そんな急に…いいの? みつ君」
「いいんですよ。ね、みんな?」
不安そうにしてる巴先輩のためににっこり笑ってみんなに確認をとる。
返事はもちろんオッケー!
でもちょっと複雑な顔してる響介にイラっときたから足を踏んどく。
「なん、でまた…っ」
「なんでだろうね」
まったく、いい加減に腹括りなよ。
「ふふっ…みんな仲いいね」
「はい! コレからは先輩も、ですよ?」
「…うん。ありがとう、みつ君」
そう言う巴先輩は嬉しそうに頬を染めてほほ笑みを浮かべてて、最高に可愛かった。
その笑顔に俺はあらためて、巴先輩を連れてきてよかったなって実感する。
「さ、おもいっきり楽しみにいきましょう♪」
「うん!」
それから俺たちはおもいっきりパーティーを楽しんだ。
みんなで会場にあるいろとりどりの料理を堪能したり。
「巴先輩、見てください。すっごい長い名前の料理がありますよ!」
「本当だ。すごい長いね」
「どんな料理なんですかね、それ」
「宮部君、試しに食べてみてよ」
「試しって…自分で食べろよ!」
催しものをまったりしつつ見たり。
「すごい、オペラがはじまりましたよ!」
「うわぁ~、すごいですねぇ」
「ふふっ、はじめてだとびっくりするよね」
「宮部君、寝ないようにね?」
「寝ねぇよ!」
途中ちょっとバカみたいなコトもやったり、いろんなことをしながら過ごした。
そんなコトをしているうちにパーティーは終盤を迎える。
「あ、今流れはじめたのって最後の曲だよね?」
「あぁ、そうだな」
落ちついたオーケストラの演奏が耳をくすぐる。
最後ってわかったからか、その曲はどこか悲し気に聞こえた。
「あ…みんな踊りに行ってますね」
「そういえば今日、一曲も踊ってないな…」
「あぁ、そういえばそうですね」
「この前授業で習ったし、せっかくだから踊ってみたら?」
「ダンスか…」
丞の一言にみんなどうしようって顔してる。
まったく、悩んでるあいだにも曲はおわりに向かってるんだよ?
おもいっきり楽しむって決めたんだから、コレは行っとかないとね!
「巴先輩、俺と踊っていただけますか?」
そう言って、俺は巴先輩にスッと手を差しだす。
巴先輩はそんな俺の行動に驚いたように目を見張ったあと、嬉しそうに笑って俺の手を取ってくれた。
「みつ君…うん、喜んで」
それに勇気づけられてか、ひなたちゃんが緊張しながら響介に手を差しだして誘いをかける。
「き、響介くん。よかったら…僕と踊ってくれない、かな?」
「あぁ…まぁ、俺が男ポジでいいなら…」
「うん、大丈夫!」
そう返事したひなたちゃんに響介はしょうがないなとでもいうように笑みを浮かべたあと、その手を取って空いてる場所までエスコートしてく。
それにつづいて行こうかと思ったけど、ひとり残る丞が気になってチラリと視線を向ける。
そしたら──
「俺はここで見てるよ。宮部君をからかういいネタが手に入りそうだからね」
って携帯を片手に楽しそうに笑うから、俺はニッコリ笑いかえして、いいのが撮れたら回してもらうようにお願いしといた。
気にするコトもなくなって、俺は巴先輩をすみやかにエスコートして踊りはじめた。
3年生ってだけあって、巴先輩はワルツの調べにそって軽やかにステップを踏んでる。
「巴先輩、踊るの上手ですね」
「みつ君もリード上手だよ。踊りやすくてびっくりしちゃった」
「それは…ありがとうございます」
何回か踊ったことがあるだけの俺が上手いワケがないと思うけど、巴先輩の顔にウソは見えなくてちょっと照れくさくなる。
過去にパ…父さんに無理やりダンスパーティーに連れてかれたコト恨んでたけど…
全部許すコトにするよ!
てか、むしろ感謝するっ!
「今日は…本当にありがとう、みつ君」
おもわず褒められた喜びに浸ってると、巴先輩がポツリとつぶやいた。
「そんな、俺は大したコトしてませんよ。ただみんなを紹介しただけです」
みんなと仲よくなってこうして楽しめてるのも、巴先輩の人柄の賜物だし。
「その紹介がなかったら、こうして楽しむことはできなかったよ」
「巴先輩…」
「もう気づいてるかもしれないけど…僕、友達が全然いないんだ」
なんてことないように巴先輩は言っているけれど、その声はすこし寂しげだ。
「でも、生徒会のみんなが──」
「──うん。いい子たちだし、仲間だとは思ってるけど…友達とはちょっと違うでしょ?」
「まぁ…そう、ですね…」
行事の準備中とか仕事関係のときは一緒にいるコトが多いけど、それ以外だとほとんど交流ないみたいだしね。
仲いいみたいだったから意外だったけど。
「だから、こうして友達と行事を楽しめることがとても嬉しいんだ」
だからありがとう…と笑う巴先輩はすこし儚げで、心臓がキュと音をたてた。
おもわず、繋いだ手に力が入る。
「俺だったら、いくらでも一緒にいますよ!」
「みつ君…」
その衝動のままなんも考えずに言っちゃって、ちょっと恥ずかしくなる。
「あ…き、響介たちもそうだと思います! だから、もうひとりで行事とかないですから。うん、大丈夫です!」
ごまかすように言葉をつづけるけど、そうするほど墓穴を掘ってく気がしていきおいのまま言葉を切る。
あーやっちゃったなぁ、なんて思いながらすこし赤くなった顔を隠すようにしてたら、すぐ下からふふっと小さく笑う声がした。
「みつ君がやさしすぎて、困っちゃうな…」
もちろんその主は巴先輩で、おもわず視線を向けると、言葉とは裏腹に幸せそうな満面の笑みを浮かべた巴先輩と目が合った。
「かっ──」
「…?」
可愛いっ!!
今の笑顔めっちゃ可愛かったっ!!
「どうしたの、みつ君?」
「い、いえ、なんでもありません」
あふれ出る感情を抑えられずに心のなかで悶えてたら、巴先輩が心配そうに顔をよせてきた。
俺はなんとか心を落ちつかせて笑顔を見せる。
多少引きつってても文句はいわないでほしい。
そのくらい巴先輩の笑顔が可愛かったってコトで…
「よかった。急に黙るからどうしたのかと思っちゃった」
「すみません、巴先輩の笑顔が可愛すぎたもので」
「もう、みつ君ったら…」
クスクスと笑いをもらす巴先輩は楽しそうだ。
いつまでもこんな時間がつづけばいいのに…
と思うけど、時間は止まることなく進んであっという間に最後の曲はおわりを迎えた。
.
「あ、はい!」
自分の配慮のなさにちょっと落ちこんでたら、気をきかせてくれたのか巴先輩がそう声をかけてくれた。
「えと、知ってるかもしれないけど同じ生徒会で癒し担当の椎名巴先輩! 先輩の淹れる紅茶はすっごい美味しいんだよ♪」
「え、えっと、癒し担当はわかんないけど…椎名巴です。よろしくお願いしますね」
巴先輩は俺の言葉に苦笑しながらも小さく頭を下げてそう言った。
う~ん、生徒会の癒し担当って適格だと思ったんだけどなぁ~。
「で、コッチのニッコニコ笑ってるのが久佐之丞で」
「よろしくお願いします、椎名先輩」
そういうと丞はニコニコ笑顔のまま巴先輩と握手する。
うわ~、なんかメッチャ楽しそう…
「コッチの金髪は宮部響介」
「あぁ、幼馴染の?」
「はい、そうです」
「宮部響介です。よろしくお願いします」
ひなたちゃんを落ちつかせてたけど、名前を呼ばれて反応した響介が頭を下げて挨拶する。
落ちつかせるためとはいえ、ひなたちゃんとの距離が近くてちょっとイラッとしたから取りあえず足を踏んでおいた。
「っ…おい、みつ!」
「で! コッチのアワアワしてたのが日向ひなたちゃんです♪」
「あっ、さっきはすみませんでした; 日向ひなたです。よろしくお願いします、椎名先輩」
「いえ…大丈夫ですよ、よろしくお願いします日向君」
ひなたちゃんは申しわけなさそうにペコリと頭を下げて言ったけど、巴先輩はそんなひなたちゃんにやさしく笑いかけて手を差しだした。
「は、はい!」
ひなたちゃんは嬉しそうな笑顔を浮かべて差しだされた手をすぐにキュッと握りかえす。
最初ちょっと心配だったけどふたりともいい表情してるし、コレなら大丈夫そうだね。
「ってコトで、今日はみんなでパーティー楽しもうね♪」
「えっ!?」
「やっぱりか…」
「そう言うだろうと思ったよ、みつ」
みんな反応は色々だけどイヤがってないね、よしよし。
あ、なんかガックリしてる響介はムシね。
どうせ利王さんとの約束がーとか考えてるんだろうけど、俺が生徒会に入った時点でムリなんだから。
「そんな急に…いいの? みつ君」
「いいんですよ。ね、みんな?」
不安そうにしてる巴先輩のためににっこり笑ってみんなに確認をとる。
返事はもちろんオッケー!
でもちょっと複雑な顔してる響介にイラっときたから足を踏んどく。
「なん、でまた…っ」
「なんでだろうね」
まったく、いい加減に腹括りなよ。
「ふふっ…みんな仲いいね」
「はい! コレからは先輩も、ですよ?」
「…うん。ありがとう、みつ君」
そう言う巴先輩は嬉しそうに頬を染めてほほ笑みを浮かべてて、最高に可愛かった。
その笑顔に俺はあらためて、巴先輩を連れてきてよかったなって実感する。
「さ、おもいっきり楽しみにいきましょう♪」
「うん!」
それから俺たちはおもいっきりパーティーを楽しんだ。
みんなで会場にあるいろとりどりの料理を堪能したり。
「巴先輩、見てください。すっごい長い名前の料理がありますよ!」
「本当だ。すごい長いね」
「どんな料理なんですかね、それ」
「宮部君、試しに食べてみてよ」
「試しって…自分で食べろよ!」
催しものをまったりしつつ見たり。
「すごい、オペラがはじまりましたよ!」
「うわぁ~、すごいですねぇ」
「ふふっ、はじめてだとびっくりするよね」
「宮部君、寝ないようにね?」
「寝ねぇよ!」
途中ちょっとバカみたいなコトもやったり、いろんなことをしながら過ごした。
そんなコトをしているうちにパーティーは終盤を迎える。
「あ、今流れはじめたのって最後の曲だよね?」
「あぁ、そうだな」
落ちついたオーケストラの演奏が耳をくすぐる。
最後ってわかったからか、その曲はどこか悲し気に聞こえた。
「あ…みんな踊りに行ってますね」
「そういえば今日、一曲も踊ってないな…」
「あぁ、そういえばそうですね」
「この前授業で習ったし、せっかくだから踊ってみたら?」
「ダンスか…」
丞の一言にみんなどうしようって顔してる。
まったく、悩んでるあいだにも曲はおわりに向かってるんだよ?
おもいっきり楽しむって決めたんだから、コレは行っとかないとね!
「巴先輩、俺と踊っていただけますか?」
そう言って、俺は巴先輩にスッと手を差しだす。
巴先輩はそんな俺の行動に驚いたように目を見張ったあと、嬉しそうに笑って俺の手を取ってくれた。
「みつ君…うん、喜んで」
それに勇気づけられてか、ひなたちゃんが緊張しながら響介に手を差しだして誘いをかける。
「き、響介くん。よかったら…僕と踊ってくれない、かな?」
「あぁ…まぁ、俺が男ポジでいいなら…」
「うん、大丈夫!」
そう返事したひなたちゃんに響介はしょうがないなとでもいうように笑みを浮かべたあと、その手を取って空いてる場所までエスコートしてく。
それにつづいて行こうかと思ったけど、ひとり残る丞が気になってチラリと視線を向ける。
そしたら──
「俺はここで見てるよ。宮部君をからかういいネタが手に入りそうだからね」
って携帯を片手に楽しそうに笑うから、俺はニッコリ笑いかえして、いいのが撮れたら回してもらうようにお願いしといた。
気にするコトもなくなって、俺は巴先輩をすみやかにエスコートして踊りはじめた。
3年生ってだけあって、巴先輩はワルツの調べにそって軽やかにステップを踏んでる。
「巴先輩、踊るの上手ですね」
「みつ君もリード上手だよ。踊りやすくてびっくりしちゃった」
「それは…ありがとうございます」
何回か踊ったことがあるだけの俺が上手いワケがないと思うけど、巴先輩の顔にウソは見えなくてちょっと照れくさくなる。
過去にパ…父さんに無理やりダンスパーティーに連れてかれたコト恨んでたけど…
全部許すコトにするよ!
てか、むしろ感謝するっ!
「今日は…本当にありがとう、みつ君」
おもわず褒められた喜びに浸ってると、巴先輩がポツリとつぶやいた。
「そんな、俺は大したコトしてませんよ。ただみんなを紹介しただけです」
みんなと仲よくなってこうして楽しめてるのも、巴先輩の人柄の賜物だし。
「その紹介がなかったら、こうして楽しむことはできなかったよ」
「巴先輩…」
「もう気づいてるかもしれないけど…僕、友達が全然いないんだ」
なんてことないように巴先輩は言っているけれど、その声はすこし寂しげだ。
「でも、生徒会のみんなが──」
「──うん。いい子たちだし、仲間だとは思ってるけど…友達とはちょっと違うでしょ?」
「まぁ…そう、ですね…」
行事の準備中とか仕事関係のときは一緒にいるコトが多いけど、それ以外だとほとんど交流ないみたいだしね。
仲いいみたいだったから意外だったけど。
「だから、こうして友達と行事を楽しめることがとても嬉しいんだ」
だからありがとう…と笑う巴先輩はすこし儚げで、心臓がキュと音をたてた。
おもわず、繋いだ手に力が入る。
「俺だったら、いくらでも一緒にいますよ!」
「みつ君…」
その衝動のままなんも考えずに言っちゃって、ちょっと恥ずかしくなる。
「あ…き、響介たちもそうだと思います! だから、もうひとりで行事とかないですから。うん、大丈夫です!」
ごまかすように言葉をつづけるけど、そうするほど墓穴を掘ってく気がしていきおいのまま言葉を切る。
あーやっちゃったなぁ、なんて思いながらすこし赤くなった顔を隠すようにしてたら、すぐ下からふふっと小さく笑う声がした。
「みつ君がやさしすぎて、困っちゃうな…」
もちろんその主は巴先輩で、おもわず視線を向けると、言葉とは裏腹に幸せそうな満面の笑みを浮かべた巴先輩と目が合った。
「かっ──」
「…?」
可愛いっ!!
今の笑顔めっちゃ可愛かったっ!!
「どうしたの、みつ君?」
「い、いえ、なんでもありません」
あふれ出る感情を抑えられずに心のなかで悶えてたら、巴先輩が心配そうに顔をよせてきた。
俺はなんとか心を落ちつかせて笑顔を見せる。
多少引きつってても文句はいわないでほしい。
そのくらい巴先輩の笑顔が可愛かったってコトで…
「よかった。急に黙るからどうしたのかと思っちゃった」
「すみません、巴先輩の笑顔が可愛すぎたもので」
「もう、みつ君ったら…」
クスクスと笑いをもらす巴先輩は楽しそうだ。
いつまでもこんな時間がつづけばいいのに…
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