上 下
45 / 49

ママのスイッチ②【ふたなり画像あります、閲覧要注意!】

しおりを挟む
 ラウラは身体に微熱を抱えたまま、ふらりと通路へ出た。ランダムポータルを試したが、反応がない。どうやら他のお嫁さん達は館の外に居るようだ。入り口まで行けば誰か居るのかしら。と、エントランスに向かう事にした。

 とぼとぼと通路を進んでいると、少し離れた砂浜で嬌声が上がった。あかねとりなである。多数の人間に見られながら、がっつりとまぐわっているようだ。あかねが後ろから突き崩されてガクガク震えているのが、この距離からでも視認できた。
「まあ……♡」
思わず漏れた声に熱が籠る。
人前で、あんなに激しいセックスをするなんて……。考えただけで愛液が噴き出しそうになる。
だが、今更飛び入り参加できる筈もなく、疼きだけが増してしまう。淫欲に身を焼かれるような心持ちで、ラウラはふらふらと外に出た。

  とはいえ、もう外に居そうなのはサラとあおいしかいない。居場所を探す魔法を……と、腕輪に触れた時だった。
「あおい♡大好き♡大好きっ♡」
比較的はっきりとサラの声がした。あかね達よりは近くに居そうだ。
だが、サラの声からしても、盛り上がっている最中なのは間違いない。
ーー急がないと……。
ラウラは無意識に声のする方へ足を速めた。急がねば、サラ達も潰れてしまうかもしれない。小走りになっている自分に驚いた。こんなに乱れたいと願うのは珍しかった。

 「ねーね♡しゅきっ♡しゅき♡」
横たわってガクガクと泡を吹くサラに、あおいは懸命にしがみついていた。
サラはもう失神していそうだが、あおいはまだ動いている。
ーー間に合うかもしれない。
子宮が疼いた。

 ラウラが側に着いた時は、あおいは目を閉じていた。ひととおり射精し終えてしまったのだろうか。
これが普段のラウラであれば、自分が射精する側に回って終わりにできたかもしれない。コクだが、サラに中出しをすれば収まるだろう。
だが、今日のラウラは深い欲望に飲まれ始めていた。子宮が思考しているようだった。
ーー精液が欲しい。チンポで引っ掻き回されたい。ラウラは二人の頭側に回って声をかけた。

 「……あおい♡」
呼ばれてあおいは顔を上げた。やはりまだ眠ってはいなかったようだ。
あおいは顔を上げたあと、滅多に見ない光景に一気に赤面した。

 
 ラウラは微笑んでみせたが、実はギリギリのところで理性を保てているだけだった。
ーーあおいを問答無用で押し倒し、その巨大な肉棒を犯し尽くしたい。だが、あおいに乱暴な事はできない……。
ラウラの中で、子宮と脳がせめぎ合うようだった。堂々巡りの中、少しずつ押し倒したい欲望に傾き始めている。子宮が……熱い。

 「ママ……♡」
普段のラウラは露出の多い服を殆ど着ない傾向にあった。水着を着る時もだいたいワンピースである。それなのに。今日のラウラは大胆にも肉棒丸出しのビキニを着ているのだ。
あおいでさええっちだと興奮してしまって、んぅ、と生唾を呑んだ。

 「……あおい……まだ……できる?」
艶のある声が、少し掠れている。あおいは小さく「……はい♡」と頷いた。
ラウラはにっこり笑うと、両腕を広げて「おいで♡」と言った。
「ママ……うにゅ♡」
谷間に招かれて、ラウラの瞳が潤んでいる事に気がついた。
「あおい……ごめんね……♡……ママ……もうぜんぜんよゆうないの……♡……おなか、あついの……♡」
「……はい……♡」
今のラウラの表情かおを瞼に焼き付けているかのように、じっと見つめていた。
「ママのおなかに、ちょうだい? あおいのせーし……たくさんたくさん……♡」
優しく頭をなでられて、あおいはくすぐったそうに肩をすくめた。
「ママ……♡」
と、珍しくあおいから口づけをしてきた。
「♡♡♡!」
甘い甘いキスの後、あおいも瞳を潤ませた。ラウラの腕輪に触れ、水着を消す。
「……今日のママ……いつもより……とっても……きれい……♡」
「あ♡あお……♡」
熱く、大きく、膨らんだ亀頭が、膣口に触れた。
ごっっぢゅん♡
「い゛っひ♡」

 ーー恐らく、あおいの真価はここにある。
今、相手がして欲しい事を自然に察知して、与えようとしてくれるのだ。拙い所作で、懸命に満たそうとしてくれる。たくさん注いだ愛情の何倍も愛してくれるのだ。そこには一切の打算も手抜きもない。ただただ、相手の望むままに、甘く甘く蕩けてくれる。
溺れるなという方が無理だった。

 「お゛……っ♡ん゛っ……ほ♡ヂン゛……ボぎだあ゛っ♡はあっ、はーっ♡イグ♡イグイグマンコイグっ♡」
挿れただけでラウラは狂った。外れかけていたは今や完全に消え失せ、子宮からだが望むままに絶頂を貪る。
膣の激しいうねりにあおいが甘く悶えた。
「ぁぅ♡ママ……っ♡」
あおいは懸命に腰を動かす。
「ん゛っひ♡あおいっ♡イグイグっ♡ママっ♡イっでる……のっ♡ついてついてついてっ♡せーしほしいせーし♡イグイグイグっ♡お゛っほ♡どん……どんア゛グメ゛ぐるっ♡」
射精を待てずに、激しい絶頂が続く。
愛液の洪水の中で絞られ続けた亀頭が、限界を迎えた。あおいのぷりぷりとした玉がきゅうっと上がった。

 「あぅ♡マ……マ♡でゆ、でゆ♡んひっ♡」
どっびゅるっ! ぶびゅ、びゅーっ!
「あ゛っ……お゛♡せ……し♡ぎ……だっ♡」
あおいの射精でラウラは身体を丸めた。
腕の中にあおいが居る事も忘れ、腕に力を込めた。あおいはむちむちふわふわの肉に押し潰されながらも射精を続けた。
びゅる! ずっじゅ、ぢゅる! びゅーっ!ぐちゅ、に゛ちゃっ! ぶびっ!
「んぎっ♡あお……い゛っ♡」
射精ピストンを受けて、乳首からじわりと母乳が滲む。あおいは射精の快感に震えながら、必死で乳首を吸った。
「んちゅ♡ふーっ、ちゅう♡」
「おほ♡おほ♡チンポもイグ♡チンポイグ♡ らめらめア゛グメ゛どま゛ん゛ない♡どっぴゅんぐるっ♡」
びゅるるる! ぶっしゅ! びゅーっ!
あおいのお腹に擦られ続けた肉棒が、あおいに負けじと尋常ではない量の精液を吐き出し始める。
「んひ♡あちゅい♡ママ……♡ママっ♡……えっち♡」
普段のラウラからは一切考えられない下品なアクメの連続に、流石のあおいも性的な興奮が止まらない。
「ママ♡まやでゆ♡んぅ♡」
びゅぶっ、ぬぢっ!
「お゛♡お……お゛、お゛お゛お゛っ♡」
ラウラは恍惚とした表情のまま、何度も何度も絶頂し続けている。

 先に限界が訪れたのはあおいだった。
あおいはまるで身体が液体になってしまったかのような感覚に包まれていた。甘く生臭い香りの中で、意識が蕩け始めた。
だが、今日のラウラはそれすら許さなかった。
「ら・め♡ママが……してあげゆ♡ふひ♡マンコっ♡ズコズコしてっ♡あげゆっ♡」
あおいを抱きしめて激しく転がる。たちまち上下が入れ替わると、ラウラは腰を容赦なく打ちつけた。
「ぁぅ♡マ……マ♡んぅ♡」

 ーー私は今……何を見ているのだろう。
大きな喘ぎ声で目覚めたサラは、隣で繰り広げられる痴態に震えた。
いつも見るあおいの甘々セックスとは何もかもが違う。
ラウラはエビのように身体を丸め、あおいに向かって腰を打ちつける。ラウラの肉棒から噴き出し続ける精液が、あおいの顔に直撃していた。もはや表情すら判別できない。

 「お゛ひ♡じぎゅ゛……う゛っ♡ヂン゛ボぎだヂン゛ボヂン゛ボっ♡イグ♡イグイグっ♡お゛っ……お゛おおおおっ♡」
ごぶっ! ぞぶっ! ぬ゛っ……ぢゅるっ!
子宮姦とは思えない程、荒々しく腰を振るう。
「う゛……ぎっ♡」
ラウラの腰が大きく跳ねた。一際大きな絶頂に襲われたのだろう。口角から泡をこぼし、拳を握りしめてガタガタと震えている。

 ーー流石に終わったのね……。
サラがそう思った瞬間、ラウラは震える指で自らの肉棒を扱きはじめた。
「ヂ……ン゛ボ……も……♡しゃ、せーっ♡んひ♡いいいっ♡」
に゛っぢゅ! びゅる! びゅっ
……こんなに狂ったラウラママを見た事はなかった。……乱交の時でさえ。
貪欲で下品なただのケダモノ。だが、直情的であるが故に美しかった。サラも自らの肉棒をしごき始めた。

 にぢゅ、ぢゅっりゅっ!
「ん゛っ♡」
声を漏らしたサラに、ラウラが反応した。
焦点の合わない瞳と、
ラウラはゆっくり、ゆっくり粘液塗れの手で、自らの尻穴を広げてみせた。
ーーママ……♡
淫乱の極地。そんな言葉が相応しい。
サラは熱い亀頭をこねながら、ラウラの尻肉を掴んだ。

 「……ママ♡最後まで……たくさん狂ってね♡」
サラはアナルに先端をあてがうと、最初から子宮の裏を目がけて突き立てた。
ごづっ♡
「あ゛♡……か……っ♡」
最早喘ぐ体力もなさそうだった。
恐らく、この裏にあおいがいるのだろう。
サラが腰を回すと、あおいの肉棒が固さを取り戻してきたのが肉壁ごしに伝わってきた。
あおいの固さが心地よい。サラは夢中で腰を尻肉にぶつけた。
ごずっ! ずぢゅ!
「ママ♡……ママっ♡」
「う゛ぎっ♡……お゛……お゛っ、んっ♡」
ラウラは身体を跳ねさせながら、凍えたように震えるだけだった。それでも、ラウラの直腸が精液をねだるように蠢く。
「スケベっ! ママの……へん……たいっ♡」
ラウラの汗だくの背中に抱きついて、乳首を力いっぱいつねった。
「あぎっ♡」

 きっと……ママは喜んでくれる……。
サラは腕輪に触れた。コピーを正面に呼び、ラウラの口にも肉棒を捩じ込んだ。頭を押さえ、道具のように抜き差しする。
ラウラは必死で応えた。
サラの腰にもぞわぞわとした射精感が這い上がってくる。
「ママ……♡出すよ……♡♡」
「んひ♡お゛っ……でるでるでるっ♡」
二人のサラが同時に喘ぐ。
びゅびっ! びゅる、ぶっびゅっ!
「んほ♡お゛っ♡おおおおっ♡マ、マ……♡……ママもっ……しゃせーっ……しろっ♡」
サラは射精しながら、ラウラの意識を断つ最後の、肉棒を扱いた。
にぢゅ! ぢゅるるっ!
喜びでラウラの腰が再び浮き上がる。
「ん゛ぶ♡ぇぶっ♡お゛……ごっ♡」
びゅる、ぶぴ……ぴゅる
呼吸もできず、喉にも直腸にも精液を流し込まれる。射精の勢いも落ちた。それでもラウラは全身で必死に絶頂を貪っている。
サラが喉奥から肉棒を引き抜く。大量の粘液が糸を引いて、赤黒い亀頭が離れていった。
「え゛……おぼっ♡」
飲み込めなかった精液をこぼしながら、ラウラは幸せそうな表情で崩れ落ちた。

 失神してなお全身を絶頂の波が駆け巡っているのだろう。いつまでもガクガクと痙攣し続けていた。

 サラも腰が抜けたかと思った。
ラウラを持ち上げてタオルにくるみ、あおいを救出する。
呼吸できているか心配だったが、すぅすぅと寝息を立てていた。
クスリと笑って顔の精液を舐め取る。
ラウラを見ると、憑き物が落ちたような表情で眠っていた。

 いつの間にか夜になっていた。
遠くから波の音をかき消す喘ぎ声が聞こえた。
「元気ねぇ……」
恐らくマヌエラだろう。
サラも流石に疲れた。ふぁ……と大きな欠伸をすると、毛布を召喚して三人で寝る事にした。
今度は波の音だけ、聞こえた。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。

矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。 女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。 取って付けたようなバレンタインネタあり。 カクヨムでも同内容で公開しています。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

完結【R-18】公爵様と侍女

みるく
恋愛
私のお仕えしてる公爵様。 お優しくてちょっぴりお茶目な旦那様。 憧れからいつの間にか・・・

母の告白~息子が恋人に変わるまで~

千田渉
恋愛
実の母子から恋人になるまで。 私たちがなぜ親子でありながら愛し合うようになったのか。 きっかけから本当の意味で結ばれるまでを綴ります。 ※noteに載せているマガジン「母が恋人に変わるまで。」を母の視点からリライト版です。 ※当時の母の気持ちや考えを聞いて構成していますが私の予想や脚色もあるのでフィクションとさせていただきます。

【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)

幻田恋人
恋愛
 夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。  でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。  親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。  童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。  許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…  僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…

処理中です...