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決意~②
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とうとう言った。巧は二人で代表に選ばれたら言おうと決めていた。想像以上にその時が早く来てしまったが、覚悟を持ってこれから二人でやって行こうという気持ちを、どうしても彼女に伝えたかったのだ。
巧は床に座ったまま、ベッドに座る千夏の顔をやや見上げる格好になり、そっとその表情を下から覗いた。彼女はきょとん、とした顔で巧の座っている辺りを見ていた。しばらく間を置いてから聞き直してきた。
「何? 巧、いま夫婦って言うた? え? どういう意味?」
巧は耳まで真っ赤になっている自分の表情を見られていないことが、こんなに助かったと思ったことは無い。
こんな肩透かしを食らい、もう一度言わなければいけないのかとがっかりしながらも、思い切ってもう一度説明した。ここまで来たら引く訳にはいかない。
「だ、か、ら、これからは二人でずっと日本代表の座に居続けて、少なくとも二人で東京の次のパラリンピックに出場したいと思ってる。その目標に向かって頑張って行くためにも、僕は君と結婚したいんだ。僕は千夏と夫婦として、これから一緒にやっていきたい」
「え? それってもしかしてプロポーズ?」
千夏の軽い反応に巧は頭を抱えた。駄目なのか。やはり彼女にとって俺は弟にすぎないのか。すぐにでもこの部屋から走り去りたいと思った巧に、彼女は思わぬ言葉を投げかけた。
「私でええの。大変やで。判っとる? 障害者の私と結婚するって本気で言うとるの?」
千夏は顔を赤くして、怒ったようにこちらを見つめている。開き直って言い返した。
「いいに決まってるだろ! 大変なのは覚悟しているよ。でも僕は千夏と二人でやっていきたいんだ。それに結婚するのが今すぐと言わなかったのは、やっと代表に入るというスタートラインに立てたんだから、パラリンピック出場までそれぐらいの覚悟でこれからやっていきたいという意思表明だよ。もし代表から外れたら結婚しないとか、そういうんじゃない。二人でこれからずっと同じ目標を持って、一緒に歩んで行こうってことなんだ」
巧がそう熱弁すると、千夏はうっすらと笑った。
「じゃあ、まずは結婚を前提にお付き合いってことでええのかな? で、二〇二四年まで付き合いがうまく続いたら結婚ということ? そうやよね。パラリンピックに出るのが目標なんやから、そのタイミングで万が一妊娠なんかしてしもうたらまずいもんな」
「い、いや、それはちょっと先すぎるよ。まあ子供のことはあるけど、それはまたその時に考えるとして。でも時期はともかく、まずは結婚を前提としてお付き合いして下さい! だから、お願いします!」
巧は頭を下げて右手を伸ばしたが、これでは千夏には判らないと気づき、彼女の右ひざに手の平を上にして置いた。すると自分の両手を巧の手にすっと重ねて言った。
「こちらこそ、お願いします」
了解してくれたのだ! 頭を上げて千夏の顔を見上げると、恥ずかしそうにほんのり顔を赤くして、目には涙がうっすらと溜まっていた。
そんな彼女がとてつもなく愛おしくなった巧は、重ねてくれた両手を右手で掴んだまま立ち上がり、彼女の右隣に腰かけた。空いた左腕を、彼女の左肩にそっと回す。さらに体を引き寄せ、ピンク色になっている右頬に軽くキスをした。
彼女の体は少しびくりとして驚いていたようだったが、今度は顔を真っ赤にして俯いていた。それでもしばらくすると千夏は頭を上げて巧の右手から両手を離し、探りながら両腕を首に回し顔を近づけ、左頬にキスを返してくれた。
そして強く巧を抱きしめてくれながら耳元で囁いた。
「巧、ありがとう」
「こちらこそ、ありがとう」
彼女に負けないくらい強く両手で抱き締めた。柔らかい彼女の体の感触にずっと酔いしれながら、巧は生れて初めての至極の時を過ごしていた。
その後は階下に降りて、正男さんと朝子さんに改めて千夏と結婚を前提にお付き合いすることになったと報告した途端、二人に号泣されてしまった。
喜んでくれたことは巧も千夏も有難かったのだが、そんなに泣かなくてもというほどの喜び様に、引いてしまうほどだった。
次には正男さんの強い勧めで四人揃って巧の家に戻り、自分の両親に二人のことを報告する破目になった。正男さんが千夏へのプロポーズは両親にはまだ言っていないと聞いて、それはいかんと急きたてられた結果だ。
しかし報告を受けた両親は巧の気持ちに気づいていて、千夏に振られない限りはいずれそうなるだろうと覚悟していたらしく、全く驚きもしなかった。逆に母親などは
「千夏ちゃん、巧みたいなのでホントにいいの? この子、小心者だよ? いざとなったら、頼りないかもしれないけどいいの?」
と何度も念を押して確認する始末だ。千夏も慣れたもので、
「小心者なのは昔から変わらないですから。巧が頼りない分は私がカバーします」
と言い返したものだから正男さんが恐縮し、千夏は朝子さんにまで説教されていた。
そんな様子を巧は父と苦笑いしながら見つめていた。しかしこれからもこうやって生活していける、とこの時そう確信したのだった。
厳密にいえば婚約という形だが、周囲の人達には口頭で報告するだけで済ませ、特別なことは何もしなかった。
何より嬉しかったことは、チームのみんなも巧の会社の人達も、さらにご近所の方達にさえ報告を聞いた人が皆、口を揃えて喜び、心からお祝いしてくれたことだ。皆がこれからも二人のことを応援すると、声をかけてくれた。こんな幸せなことはない。
そう千夏と話し合っていた時だったから、巧があの人のところにも報告に行きたいと言いだした時は、さすがに彼女は顔を曇らせた。
だがこのことを避けて通る訳にはいかないと、何度も彼女を説得した。さらにその後の二人の生活を考え、どうやっていくかも真剣になって話し合った結果、やっと納得させることができたのだ。
そうして巧は会社の休みをとり、二人揃って千夏が代表合宿に入る直前の日、彼女の母、真希子おばさんがいる病院へと向かった。事前に巧達が訪問することだけは、おばさんの世話をしている親戚を通じて伝えておいた。
用件は何かと探りを入れられたが、詳細は告げずに単なる報告だと言い張った。その為おばさんの兄と妹の同席という条件を付けられた。けれどもその方がいいと思った巧達は、なんとか面会の約束を取り付けたのだった。
最初は正男さん達も一緒について行くと言っていた。だがおばさんの親戚とは、これまでに様々な確執があったと聞いている。その為それを断った上で、事前にどういうつもりで先方に行くかを説明しておいた。
それでも心配だからと渋っていた正男さんをなんとか宥め、二人は病院へやってきたのだ。
約束通りの時間、病院のロビーに付いた巧達はすぐに彼女達の姿を見つけた。約四年ぶりに合う真希子おばさんは、以前見かけた時と変わらず痩せ細っていたが、顔色は少し良くなっているようにも見えた。
ソファに座っていたおばさんの両脇にいた男女が、巧達を見つけ立ち上がった。おそらく千夏の伯父と叔母に当たる方なのだろうと見当をつける。
巧はその二人と初対面だったが、千夏の顔は先方も覚えていたのだろう。なにしろ白杖を持っていれば、どうしても目立つからすぐに判ったはずだ。
巧は頭を下げ、千夏と並んで彼らにゆっくりと近づきながら、向こうにおばさんとその伯父と叔母らしき人がいることを彼女に小声で告げると、静かに頷いていた。
すぐ近くまで辿り着いた巧達は、おばさんの叔父と名乗った方から勧められ、彼らが座っていた場所の正面にあるソファに腰を下した。すぐに口を開いたのは千夏だった。彼女は軽く頭を下げた。
「お母さん、伯父さん、叔母さん、ご無沙汰しています」
続いて巧が初見の二人に名乗って、おばさんにも挨拶した。
「お電話した飯岡巧、と言います。おばさん、お久しぶりです。今日はお時間をいただきありがとうございます」
巧は床に座ったまま、ベッドに座る千夏の顔をやや見上げる格好になり、そっとその表情を下から覗いた。彼女はきょとん、とした顔で巧の座っている辺りを見ていた。しばらく間を置いてから聞き直してきた。
「何? 巧、いま夫婦って言うた? え? どういう意味?」
巧は耳まで真っ赤になっている自分の表情を見られていないことが、こんなに助かったと思ったことは無い。
こんな肩透かしを食らい、もう一度言わなければいけないのかとがっかりしながらも、思い切ってもう一度説明した。ここまで来たら引く訳にはいかない。
「だ、か、ら、これからは二人でずっと日本代表の座に居続けて、少なくとも二人で東京の次のパラリンピックに出場したいと思ってる。その目標に向かって頑張って行くためにも、僕は君と結婚したいんだ。僕は千夏と夫婦として、これから一緒にやっていきたい」
「え? それってもしかしてプロポーズ?」
千夏の軽い反応に巧は頭を抱えた。駄目なのか。やはり彼女にとって俺は弟にすぎないのか。すぐにでもこの部屋から走り去りたいと思った巧に、彼女は思わぬ言葉を投げかけた。
「私でええの。大変やで。判っとる? 障害者の私と結婚するって本気で言うとるの?」
千夏は顔を赤くして、怒ったようにこちらを見つめている。開き直って言い返した。
「いいに決まってるだろ! 大変なのは覚悟しているよ。でも僕は千夏と二人でやっていきたいんだ。それに結婚するのが今すぐと言わなかったのは、やっと代表に入るというスタートラインに立てたんだから、パラリンピック出場までそれぐらいの覚悟でこれからやっていきたいという意思表明だよ。もし代表から外れたら結婚しないとか、そういうんじゃない。二人でこれからずっと同じ目標を持って、一緒に歩んで行こうってことなんだ」
巧がそう熱弁すると、千夏はうっすらと笑った。
「じゃあ、まずは結婚を前提にお付き合いってことでええのかな? で、二〇二四年まで付き合いがうまく続いたら結婚ということ? そうやよね。パラリンピックに出るのが目標なんやから、そのタイミングで万が一妊娠なんかしてしもうたらまずいもんな」
「い、いや、それはちょっと先すぎるよ。まあ子供のことはあるけど、それはまたその時に考えるとして。でも時期はともかく、まずは結婚を前提としてお付き合いして下さい! だから、お願いします!」
巧は頭を下げて右手を伸ばしたが、これでは千夏には判らないと気づき、彼女の右ひざに手の平を上にして置いた。すると自分の両手を巧の手にすっと重ねて言った。
「こちらこそ、お願いします」
了解してくれたのだ! 頭を上げて千夏の顔を見上げると、恥ずかしそうにほんのり顔を赤くして、目には涙がうっすらと溜まっていた。
そんな彼女がとてつもなく愛おしくなった巧は、重ねてくれた両手を右手で掴んだまま立ち上がり、彼女の右隣に腰かけた。空いた左腕を、彼女の左肩にそっと回す。さらに体を引き寄せ、ピンク色になっている右頬に軽くキスをした。
彼女の体は少しびくりとして驚いていたようだったが、今度は顔を真っ赤にして俯いていた。それでもしばらくすると千夏は頭を上げて巧の右手から両手を離し、探りながら両腕を首に回し顔を近づけ、左頬にキスを返してくれた。
そして強く巧を抱きしめてくれながら耳元で囁いた。
「巧、ありがとう」
「こちらこそ、ありがとう」
彼女に負けないくらい強く両手で抱き締めた。柔らかい彼女の体の感触にずっと酔いしれながら、巧は生れて初めての至極の時を過ごしていた。
その後は階下に降りて、正男さんと朝子さんに改めて千夏と結婚を前提にお付き合いすることになったと報告した途端、二人に号泣されてしまった。
喜んでくれたことは巧も千夏も有難かったのだが、そんなに泣かなくてもというほどの喜び様に、引いてしまうほどだった。
次には正男さんの強い勧めで四人揃って巧の家に戻り、自分の両親に二人のことを報告する破目になった。正男さんが千夏へのプロポーズは両親にはまだ言っていないと聞いて、それはいかんと急きたてられた結果だ。
しかし報告を受けた両親は巧の気持ちに気づいていて、千夏に振られない限りはいずれそうなるだろうと覚悟していたらしく、全く驚きもしなかった。逆に母親などは
「千夏ちゃん、巧みたいなのでホントにいいの? この子、小心者だよ? いざとなったら、頼りないかもしれないけどいいの?」
と何度も念を押して確認する始末だ。千夏も慣れたもので、
「小心者なのは昔から変わらないですから。巧が頼りない分は私がカバーします」
と言い返したものだから正男さんが恐縮し、千夏は朝子さんにまで説教されていた。
そんな様子を巧は父と苦笑いしながら見つめていた。しかしこれからもこうやって生活していける、とこの時そう確信したのだった。
厳密にいえば婚約という形だが、周囲の人達には口頭で報告するだけで済ませ、特別なことは何もしなかった。
何より嬉しかったことは、チームのみんなも巧の会社の人達も、さらにご近所の方達にさえ報告を聞いた人が皆、口を揃えて喜び、心からお祝いしてくれたことだ。皆がこれからも二人のことを応援すると、声をかけてくれた。こんな幸せなことはない。
そう千夏と話し合っていた時だったから、巧があの人のところにも報告に行きたいと言いだした時は、さすがに彼女は顔を曇らせた。
だがこのことを避けて通る訳にはいかないと、何度も彼女を説得した。さらにその後の二人の生活を考え、どうやっていくかも真剣になって話し合った結果、やっと納得させることができたのだ。
そうして巧は会社の休みをとり、二人揃って千夏が代表合宿に入る直前の日、彼女の母、真希子おばさんがいる病院へと向かった。事前に巧達が訪問することだけは、おばさんの世話をしている親戚を通じて伝えておいた。
用件は何かと探りを入れられたが、詳細は告げずに単なる報告だと言い張った。その為おばさんの兄と妹の同席という条件を付けられた。けれどもその方がいいと思った巧達は、なんとか面会の約束を取り付けたのだった。
最初は正男さん達も一緒について行くと言っていた。だがおばさんの親戚とは、これまでに様々な確執があったと聞いている。その為それを断った上で、事前にどういうつもりで先方に行くかを説明しておいた。
それでも心配だからと渋っていた正男さんをなんとか宥め、二人は病院へやってきたのだ。
約束通りの時間、病院のロビーに付いた巧達はすぐに彼女達の姿を見つけた。約四年ぶりに合う真希子おばさんは、以前見かけた時と変わらず痩せ細っていたが、顔色は少し良くなっているようにも見えた。
ソファに座っていたおばさんの両脇にいた男女が、巧達を見つけ立ち上がった。おそらく千夏の伯父と叔母に当たる方なのだろうと見当をつける。
巧はその二人と初対面だったが、千夏の顔は先方も覚えていたのだろう。なにしろ白杖を持っていれば、どうしても目立つからすぐに判ったはずだ。
巧は頭を下げ、千夏と並んで彼らにゆっくりと近づきながら、向こうにおばさんとその伯父と叔母らしき人がいることを彼女に小声で告げると、静かに頷いていた。
すぐ近くまで辿り着いた巧達は、おばさんの叔父と名乗った方から勧められ、彼らが座っていた場所の正面にあるソファに腰を下した。すぐに口を開いたのは千夏だった。彼女は軽く頭を下げた。
「お母さん、伯父さん、叔母さん、ご無沙汰しています」
続いて巧が初見の二人に名乗って、おばさんにも挨拶した。
「お電話した飯岡巧、と言います。おばさん、お久しぶりです。今日はお時間をいただきありがとうございます」
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