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第五章 内乱のエルフ国
その二十六 三人目のお嫁さん
しおりを挟むさて、ささやかな筈だったパーティーが盛大に賑やかになったパーティーがお開きになり時刻は午前零時。
エルフ国も久々に静かな夜。
殆どの人々は安らかな眠りについている。
正直、先日までの騒乱が異常だったのだ。
しかし……そんなエルフ国の深夜にも関わらず元気にハッスルしてる私達の姿があった!
「はぁ~~~っ💛太助様、気持ちいいですわぁ」
「ファブリーズ!そんな激しく動かないでよぉ……」
「太助様💛もっと私のおっぱいをいじって揉んでください……せつないですわ」
ここはエルフ国のお城にある来客室のひとつ。
そのの大きなベットの上で裸の私とアンナが見ている中で太助とファフリーズが激しく交わっている。
私とアンナと違いファブリーズは凶器といえる放漫な爆乳を武器に太助を心地よい天国へと誘っていたわ。
あの恐るべき放漫な体を持ちながら何故今まで売れ残っていたのか?
正直これは私にもわからない謎だ。
「ぐぬぬ……私も胸が大きければ太助をもっと満足させられるのに」
「ヒカル、それは言わない事にした筈だよ。そりゃ僕もあの胸がうらやましいよ」
あのファブリーズの大きな胸を見る度に世の中はつくづく不公平だと感じる。
あぁ、私もあれだけのオッパイがあれば太助をもっと気持ちよくさせられるのに。
「ファブリーズ……もう僕……出そう」
「出してください💛私の中で出してください!」
それから太助とファフリーズは更に激しく求めあい……太助はファフリーズの中で絶頂を迎えて白い塊を注ぎ込んだ。
そして太助とファフリーズは満足そうな顔を浮かべていたわ。
「良かったよ」
「太助様……ファフリーズを感じてくれて嬉しいですわ💛」
気持ちいい交わりを終えて太助とファフリーズはご満悦。
さぁ……今度は私の番よ太助!
私は太助に飛びついて抱きしめる。
そして太助の右手を私の荒れ目を触らせて私は太助の大事な一物を再び大きくさせるべく触り始める。
「た・す・け💛今度は私としましょう」
「ヒカルちゃん……僕、さっき出したばかりだよ。そんなすぐには……あっ!」
「嘘、太助のここ……もう大きくなってる。それに私のスケベな割れ目も濡れて受け入れ準備完了よ」
そして復活した太助の一物を私の濡れた割れ目が受け入れる💛
さぁ、動いて!
ここからは私と太助のターンよ。
「うわぁ……毎度の事だけど太助ちゃん数十分はヒカルに絞られるわよ」
「えっ?どうゆう事なのアンナ」
「ヒカルはねぇ……エッチを楽しむ事に関しては天才よ。いかに自分と相手が長く楽しめるかに長けてるのよ」
「という事は」
「こりゃ僕の番はかなり先になりそう……はぁ」
そうよ。
楽しい私と太助の時間は暫く続くのよ💛
太助……もっと、もっと私を感じて!
「はは……流石は太助様の本妻である魔王様。かなりのスケベぶりですわ」
「恐るべし魔王の性欲。これは……!?」
ん?
アンナは何やら怪しい気配を感じたみたい。
まさか……曲者?
アンナは部屋に置いていた剣を手にして部屋の壁面を切り裂いた!
これには流石の私と太助も行為を中断して頭を切り替えて全裸のまま臨戦態勢に。
そしてアンナが切り裂いた壁面の向こう側には……なんと隠し部屋になっていたわ!
この隠し部屋にいたのは……?
「フェミー……それにファミーまで」
なんと隠し部屋にいたのはエルフ国国王であるフェミーとその使い魔であるファミー。
しかもフェミーは赤ワイン入りのグラスを手にして豪華そうなソファーに座ってるわ。
「フェミー……貴方何してるのよ!」
「あら?良くここがわかったわね」
「まさかフェミー……私達の交わりをそこから覗いていた訳?」
「あら人聞きの悪い。ただ私は人の交尾を勉強していただけよ。あっ私に構わずに続きをお願い」
あ・の・ね!
これって明らかに覗きという立派な犯罪行為よ。
仮にもこの魔王様と太助との楽しい交わりをこっそりと除くとはエルフ国国王のやる事?
「さぁ早く続きを私に見せて……ってヒカル、何?頭に青筋立てて」
「フェミー……何か言い残す事はない?」
例え相手は親友でエルフ国国王だろうが……もう許さん!
「主よ……ここは撤退すべきです」
「しゃあ私達はここで失礼するわ」
「フェミー……八つ裂きにしてやる~っ!」
一目散に逃げるフェミーとファミーを全裸のまま追いかける大激怒の私。
この分だと暫く戻る事はないわね。
「はは……ヒカルちゃん行っちゃったね」
「まぁ無理もありませんわ」
「こりゃ間違いなくヒカルに八つ裂きにされるな……あの国王と使い魔」
さて、部屋に残された太助とファフリーズとアンナ。
三人共暫く全裸で呆然としてたけど……太助は部屋に置いていた荷物の中から小さな箱を取り出したわ。
「ファブリーズ」
「は、はい」
「昨日ロイドさんに依頼して作ってもらったものだけど」
太助は小箱の蓋を開けてファブリーズに見せたわ。
なんと箱の中身は外ならぬ結婚指輪だったわ。
「ファブリーズ……僕から改めて君に結婚を申し込むよ。そしてこれからも僕やヒカルちゃんを支えてほしい」
「…………はい」
ファブリーズは頭を縦に振る。
そして太助はファフリーズの左薬指に結婚指輪をはめる。
するとファブリーズの両眼から大粒の涙が。
「太助様……よろしいのですか?私のような売れ残りを嫁にして」
「何を今更。僕はファブリーズと結婚したい……それだけだよ」
「その言葉……私には勿体ないですわ!」
それから数秒程ファブリーズは沈黙。
そしてファフリーズは太助に高らかに宣言!
「魔王億宰相・由利太助の第三婦人ファブリーズ!不束者ですが以後よろしくお願いしますわ💛」
うん、いい宣言ね。
この場に私がいないけど……これでファブリーズも私とアンナと同じ太助のお嫁さんね。
「ファブリーズ……僕は君ともう一回」
「太助様……失礼ながら先に交わる相手を間違えておりませんか?」
ファブリーズの指摘に太助が別の方向を向くと?
「太助ちゃ~ん!僕……今日はまだ太助ちゃんとしてないよぉ」
「あ、アンナ姉ちゃん!」
やれやれ……まだ太助は可愛いお嫁さん達を満足させなければならないようで💛
更にこの後、私も戻ってきて楽しい交わりを楽しむ事になりました。
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