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波乱万丈
波乱万丈Ⅳ
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「ただいま、二人とも。ちゃんといる?」
『ちゃんと私たちは家に居るわよ? そんなこと聞いてきてどうかしたの?』
「いや、気にしないで。ただ気になっただけだから。それで今日の晩御飯は洋食と和食、それに中華の三つでどれが食べたい?」
『シャーリーは洋食がいいっ!』
『私もシャーリーと一緒で洋食かな。今日のお昼は和食だったし、夜は洋食でいいわよ。それと、お昼のご飯。凄く美味しかったわよ、やっぱり亮人が作ってくれるご飯はどれもおいしいわよ。亮人と逢えて私、よかったと思うわ』
「それはどういたしまして。なら、二人は先にお風呂入って来て……て言っても、氷華が先にお風呂入らないとダメだけどね」
一緒に生活をして最初に知ったのが、雪女はやっぱりお湯には弱いことだった。
雪とついているからお湯には弱いんだろうなと思っていた亮人だが、先に亮人がお風呂に入ってしまったこともあって、お風呂がまだ温かかったことが一度だけあった。
そんな時に氷華はお風呂の温度を調べずに入ったせいで、足先を火傷してしまったのだ。
火は普通に使っているのに、氷華のような雪女はお湯というもの自体が危険物らしい。
だから氷華はお湯を温めていない最初に湯船に浸からせるようにしているのだ。
『それじゃあ、先にお風呂貰うわね』
バスタオルと休みの日に亮人と一緒に買いに行った寝間着を持って、氷華は風呂場へと向かい、その後ろからはシャーリーがついていく。
『シャーリーも氷華お姉ちゃんと一緒にお風呂に入りたいなぁ……』
その願いは叶えようと思えば叶えられるのだが、流石の亮人でも労力が物凄いことになる。
学校に家の家事などもあって、それに家には人が増えたのだ。それだけでも大変だというのに、亮人は微笑みを浮かべて
「なら今度、家にあるプールで泳ごうか」
と口にしたのだ。
『亮人……流石にそれはあんたの体が壊れるんじゃない? 私達がこうやって居候してるのに、これ以上に大変なことはさせられないわよ……』
「いや、気にしなくていいよ。今年も一人身だったから誰かとプールに行くなんてことはしてないし、俺も久しぶりに誰かと一緒にプールに行きたいよ」
年齢が彼女いない歴を表している亮人にとって、こんな美少女二人(他の人からは見えない)と一緒にプールに行けること自体が幸せの形の一つ。
中学三年の時に礼火と一緒に海に行って以来、亮人は誰とも海やプールで遊んでいないのだ。今年の夏もプールに行ってない亮人は、今年の遅れを取り戻すといった気持ちも抱きながら氷華たちをプールに誘った。
『亮人お兄ちゃんと一緒にプールで遊びたいっ!』
本当に無邪気な笑顔を向けてくるシャーリーが亮人の体に抱き着けば、亮人もそんなシャーリーの頭を優しく撫でてやる。
そして、その光景を見ている氷華は少し妬いたような表情を一瞬浮かべたが、
『私はもうお風呂に入って来るから、シャーリーも寝間着の準備とかしとくのよ?』
氷華は口添えをしてからお風呂場へとリビングを抜けて歩いて行った。
『はーい。じゃあ、今日はお兄ちゃんの寝間着でも借りちゃおうかなぁ?』
「俺が昔に着てた寝間着があるから、あとでそれ持って行ってあげるよ。それと氷華には内緒で味見させてあげるからね」
『亮人ぉ~、聞こえてるからねぇ~』
お風呂の扉を開けて入って行った氷華が亮人たちに聞こえる大きさで、会話が聞こえていることを伝えてくる。
「なら、後でシャーリーが入ってる最中に氷華にも味見してもらおうかな?」
『そうさせて貰う~』
ガチャっ、という音がお風呂場から聞こえればシャワーの音が亮人の耳には入って来る。
「氷華もシャワーを浴びてることだし、俺は料理でも作ろうかな。シャーリーは寝間着を持ってきたら一緒に料理のお手伝いしてくれる?」
『するする。絶対にお兄ちゃんのお手伝いするっ! すぐに準備するから待っててっ!』
それだけ言い残すと全力で二階の亮人の部屋へと走って行き、上からはタンスを引く大きな音が何度も響き、
『お兄ちゃんの昔の寝間着ってどこにあるの~?』
シャーリーに寝間着の場所を教えていなかったことに亮人は気が付き、包丁をまな板へと置いて、
「出してあげるからシャーリーは先に野菜の皮むきして」
二階にも響くように大きな声を出し、上からはドタバタと階段を降りてくる音が聞こえてくる。
慌ただしい子だね、シャーリーは……でも、元気があることは良い事だよね?
誰に聞くわけでもなく、頭の中で考える亮人は戻ってきたシャーリーと入れ替わるようにキッチンを後にして、二階の自分の部屋にある昔の寝間着を取りに行く。
二階に行く途中には氷華がシャワーを浴びている風呂場があって、毎回のように少しだけ心臓は脈を速くする。
頭の中ではシャワーを浴びている氷華が想像されかけ、そんな如何わしい想像はダメだと、自分に言い聞かせて亮人は急いで自分の部屋へと入る。
「うわぁ~、散らかっちゃってるよ……まぁ、すぐに元通りに出来るからいいか。えぇっと、昔の寝間着は確か押入れの中だったような……」
窓とは反対側にある押入れ。服が何着と入っている中に小さく畳まれている寝間着が四着と見つかり、その四着を手に取ってシャーリーの元へと戻る。
「どの寝間着がいいかな? この中から選んで来てくれると嬉しいんだけど」
『うぅぅ、迷うよ……お兄ちゃんはシャーリーにどの寝間着を着て欲しい?』
「俺が決めるの? そうだね……シャーリーにはまだこの中で一番可愛いって思える奴を着て欲しいから、これなんてどうかな?」
亮人が手にした寝間着はフードがついている赤と白を基調とした寝間着で、ところどころには金色が輝く刺繍が入っている。
「俺的には金色も入って、シャーリーに似合うと思うんだけど……どうかな?」
なぜかシャーリーの寝間着を見る目はいつもと違う真剣な眼差しで、顎に手をついている時点で普段のシャーリーとは懸け離れているように見える。
『……………………………………』
シャーリーが無言でいるから亮人は緊張し始め、今日の礼火と同じように選択を失敗してしまったのかと心配し始めた。
そんな時だ。
「ミャァァァ」
二階の方から降りてきたのだろうクロが口に何かを咥えながらシャーリーの足元へとやってきたのだ。パッと口にしていたものを床へと落とせば、床をポンポンと何とも柔らかいイメージを持たせる肉球で叩き、
「シャーリーはこれで決まりだ」
といった雰囲気と鳴き声を出して、リビングのソファへと体を横たわらせる。
「クロの奴、何を持ってきたんだ?」
床へと落ちている白い布。それは普段、亮人が見慣れているものに見えたのだが、そんなものを寝間着にするはずが無いと思っていた。
『今日はこれを寝間着にして寝るね、お兄ちゃん』
その白い布を床から拾い上げたシャーリーはソファへと寝転んだクロの元へと行くと、
『流石はお兄ちゃんの家族、お兄ちゃんには出来ない選択ができるクロは凄いよ?』
寝転んでいるクロの柔らかな両前足を握れば、握手のように手を少しだけ振る。
「ミャァァァァ」
眠たそうに欠伸をしながらシャーリーの事を見つめるクロは、そのまま目を瞑るなり寝息を立て始めた。
亮人にはできなかった選択。
要するに常識に捉われた考えを持っている亮人だからこそできなかった選択。そしてクロはそんな常識を持っている亮人には選択出来ない物をこうして選び、シャーリーを喜ばせている。
「少しだけ残念だ……」
自分で喜ばせることが出来なかった亮人はクロに負けたことに、少しだけ肩を落として料理を作り始める。
亮人の隣では野菜の皮を剥くシャーリーが居て、そんなシャーリーが皮を剥いた野菜を亮人が見事な包丁さばきで切っては、火にかけていたフライパンに野菜を入れていく。
「サラダは最後に作るから、シャーリーはもう休んでいいよ」
亮人がフライパンに入れた野菜を見ながら口にすると、シャーリーは一息入れたように肩の力を抜いてリビングへと戻って行く。
そして、シャーリーはクロの横に座ればクロの隣に横たわって眠りに就き始めた。
味見は氷華に任せて、俺は二人に美味しい料理を作ってあげないと……。
さっきまで肩を落としていた亮人は踏ん張るようにガッツポーズを取れば、目の前で香ばしい匂いを出している野菜に軽く塩などをまぶして野菜自体の味を引き出す。
その手際の良さはレストランに雇われても即戦力になるような手つき。
氷華やシャーリーを喜ばせるといった、唯一つの願望がここまで亮人にやる気と集中力を出させる。
『本当に亮人は手際がいいわよね。いっそのこと、どこかのレストランとかでバイトでもすればいいのに』
お風呂から上がったばかりの氷華がリビングへと繋がるドアの淵に背を預けながら亮人へと口にしていた。
「確かにレストランとかでバイトをしてみたいと思ったことはあるよ? でも、こうやってみんなで一緒にご飯とか食べられなくなるぐらいならバイトなんかしないで、みんなとご飯を囲って食べてた方が楽しいでしょ?」
と、亮人は口にしながら氷華の方へと顔を向けた。
「…………………」
そして、亮人は無言になった。
『ちゃんと私たちは家に居るわよ? そんなこと聞いてきてどうかしたの?』
「いや、気にしないで。ただ気になっただけだから。それで今日の晩御飯は洋食と和食、それに中華の三つでどれが食べたい?」
『シャーリーは洋食がいいっ!』
『私もシャーリーと一緒で洋食かな。今日のお昼は和食だったし、夜は洋食でいいわよ。それと、お昼のご飯。凄く美味しかったわよ、やっぱり亮人が作ってくれるご飯はどれもおいしいわよ。亮人と逢えて私、よかったと思うわ』
「それはどういたしまして。なら、二人は先にお風呂入って来て……て言っても、氷華が先にお風呂入らないとダメだけどね」
一緒に生活をして最初に知ったのが、雪女はやっぱりお湯には弱いことだった。
雪とついているからお湯には弱いんだろうなと思っていた亮人だが、先に亮人がお風呂に入ってしまったこともあって、お風呂がまだ温かかったことが一度だけあった。
そんな時に氷華はお風呂の温度を調べずに入ったせいで、足先を火傷してしまったのだ。
火は普通に使っているのに、氷華のような雪女はお湯というもの自体が危険物らしい。
だから氷華はお湯を温めていない最初に湯船に浸からせるようにしているのだ。
『それじゃあ、先にお風呂貰うわね』
バスタオルと休みの日に亮人と一緒に買いに行った寝間着を持って、氷華は風呂場へと向かい、その後ろからはシャーリーがついていく。
『シャーリーも氷華お姉ちゃんと一緒にお風呂に入りたいなぁ……』
その願いは叶えようと思えば叶えられるのだが、流石の亮人でも労力が物凄いことになる。
学校に家の家事などもあって、それに家には人が増えたのだ。それだけでも大変だというのに、亮人は微笑みを浮かべて
「なら今度、家にあるプールで泳ごうか」
と口にしたのだ。
『亮人……流石にそれはあんたの体が壊れるんじゃない? 私達がこうやって居候してるのに、これ以上に大変なことはさせられないわよ……』
「いや、気にしなくていいよ。今年も一人身だったから誰かとプールに行くなんてことはしてないし、俺も久しぶりに誰かと一緒にプールに行きたいよ」
年齢が彼女いない歴を表している亮人にとって、こんな美少女二人(他の人からは見えない)と一緒にプールに行けること自体が幸せの形の一つ。
中学三年の時に礼火と一緒に海に行って以来、亮人は誰とも海やプールで遊んでいないのだ。今年の夏もプールに行ってない亮人は、今年の遅れを取り戻すといった気持ちも抱きながら氷華たちをプールに誘った。
『亮人お兄ちゃんと一緒にプールで遊びたいっ!』
本当に無邪気な笑顔を向けてくるシャーリーが亮人の体に抱き着けば、亮人もそんなシャーリーの頭を優しく撫でてやる。
そして、その光景を見ている氷華は少し妬いたような表情を一瞬浮かべたが、
『私はもうお風呂に入って来るから、シャーリーも寝間着の準備とかしとくのよ?』
氷華は口添えをしてからお風呂場へとリビングを抜けて歩いて行った。
『はーい。じゃあ、今日はお兄ちゃんの寝間着でも借りちゃおうかなぁ?』
「俺が昔に着てた寝間着があるから、あとでそれ持って行ってあげるよ。それと氷華には内緒で味見させてあげるからね」
『亮人ぉ~、聞こえてるからねぇ~』
お風呂の扉を開けて入って行った氷華が亮人たちに聞こえる大きさで、会話が聞こえていることを伝えてくる。
「なら、後でシャーリーが入ってる最中に氷華にも味見してもらおうかな?」
『そうさせて貰う~』
ガチャっ、という音がお風呂場から聞こえればシャワーの音が亮人の耳には入って来る。
「氷華もシャワーを浴びてることだし、俺は料理でも作ろうかな。シャーリーは寝間着を持ってきたら一緒に料理のお手伝いしてくれる?」
『するする。絶対にお兄ちゃんのお手伝いするっ! すぐに準備するから待っててっ!』
それだけ言い残すと全力で二階の亮人の部屋へと走って行き、上からはタンスを引く大きな音が何度も響き、
『お兄ちゃんの昔の寝間着ってどこにあるの~?』
シャーリーに寝間着の場所を教えていなかったことに亮人は気が付き、包丁をまな板へと置いて、
「出してあげるからシャーリーは先に野菜の皮むきして」
二階にも響くように大きな声を出し、上からはドタバタと階段を降りてくる音が聞こえてくる。
慌ただしい子だね、シャーリーは……でも、元気があることは良い事だよね?
誰に聞くわけでもなく、頭の中で考える亮人は戻ってきたシャーリーと入れ替わるようにキッチンを後にして、二階の自分の部屋にある昔の寝間着を取りに行く。
二階に行く途中には氷華がシャワーを浴びている風呂場があって、毎回のように少しだけ心臓は脈を速くする。
頭の中ではシャワーを浴びている氷華が想像されかけ、そんな如何わしい想像はダメだと、自分に言い聞かせて亮人は急いで自分の部屋へと入る。
「うわぁ~、散らかっちゃってるよ……まぁ、すぐに元通りに出来るからいいか。えぇっと、昔の寝間着は確か押入れの中だったような……」
窓とは反対側にある押入れ。服が何着と入っている中に小さく畳まれている寝間着が四着と見つかり、その四着を手に取ってシャーリーの元へと戻る。
「どの寝間着がいいかな? この中から選んで来てくれると嬉しいんだけど」
『うぅぅ、迷うよ……お兄ちゃんはシャーリーにどの寝間着を着て欲しい?』
「俺が決めるの? そうだね……シャーリーにはまだこの中で一番可愛いって思える奴を着て欲しいから、これなんてどうかな?」
亮人が手にした寝間着はフードがついている赤と白を基調とした寝間着で、ところどころには金色が輝く刺繍が入っている。
「俺的には金色も入って、シャーリーに似合うと思うんだけど……どうかな?」
なぜかシャーリーの寝間着を見る目はいつもと違う真剣な眼差しで、顎に手をついている時点で普段のシャーリーとは懸け離れているように見える。
『……………………………………』
シャーリーが無言でいるから亮人は緊張し始め、今日の礼火と同じように選択を失敗してしまったのかと心配し始めた。
そんな時だ。
「ミャァァァ」
二階の方から降りてきたのだろうクロが口に何かを咥えながらシャーリーの足元へとやってきたのだ。パッと口にしていたものを床へと落とせば、床をポンポンと何とも柔らかいイメージを持たせる肉球で叩き、
「シャーリーはこれで決まりだ」
といった雰囲気と鳴き声を出して、リビングのソファへと体を横たわらせる。
「クロの奴、何を持ってきたんだ?」
床へと落ちている白い布。それは普段、亮人が見慣れているものに見えたのだが、そんなものを寝間着にするはずが無いと思っていた。
『今日はこれを寝間着にして寝るね、お兄ちゃん』
その白い布を床から拾い上げたシャーリーはソファへと寝転んだクロの元へと行くと、
『流石はお兄ちゃんの家族、お兄ちゃんには出来ない選択ができるクロは凄いよ?』
寝転んでいるクロの柔らかな両前足を握れば、握手のように手を少しだけ振る。
「ミャァァァァ」
眠たそうに欠伸をしながらシャーリーの事を見つめるクロは、そのまま目を瞑るなり寝息を立て始めた。
亮人にはできなかった選択。
要するに常識に捉われた考えを持っている亮人だからこそできなかった選択。そしてクロはそんな常識を持っている亮人には選択出来ない物をこうして選び、シャーリーを喜ばせている。
「少しだけ残念だ……」
自分で喜ばせることが出来なかった亮人はクロに負けたことに、少しだけ肩を落として料理を作り始める。
亮人の隣では野菜の皮を剥くシャーリーが居て、そんなシャーリーが皮を剥いた野菜を亮人が見事な包丁さばきで切っては、火にかけていたフライパンに野菜を入れていく。
「サラダは最後に作るから、シャーリーはもう休んでいいよ」
亮人がフライパンに入れた野菜を見ながら口にすると、シャーリーは一息入れたように肩の力を抜いてリビングへと戻って行く。
そして、シャーリーはクロの横に座ればクロの隣に横たわって眠りに就き始めた。
味見は氷華に任せて、俺は二人に美味しい料理を作ってあげないと……。
さっきまで肩を落としていた亮人は踏ん張るようにガッツポーズを取れば、目の前で香ばしい匂いを出している野菜に軽く塩などをまぶして野菜自体の味を引き出す。
その手際の良さはレストランに雇われても即戦力になるような手つき。
氷華やシャーリーを喜ばせるといった、唯一つの願望がここまで亮人にやる気と集中力を出させる。
『本当に亮人は手際がいいわよね。いっそのこと、どこかのレストランとかでバイトでもすればいいのに』
お風呂から上がったばかりの氷華がリビングへと繋がるドアの淵に背を預けながら亮人へと口にしていた。
「確かにレストランとかでバイトをしてみたいと思ったことはあるよ? でも、こうやってみんなで一緒にご飯とか食べられなくなるぐらいならバイトなんかしないで、みんなとご飯を囲って食べてた方が楽しいでしょ?」
と、亮人は口にしながら氷華の方へと顔を向けた。
「…………………」
そして、亮人は無言になった。
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