22 / 23
其の五 歴史の清め屋
其の五 歴史の清め屋③
しおりを挟む
「沙夜、明日はどんな予定にするんですか?」
つき子さんのその言葉を待っていたかのように、沙夜の顔がぱぁっと明るくなる。
「よくぞ聞いてくれました、つき子さん!明日は午前中に御所へのリベンジをして、それから図書館に行きたいの」
「図書館、ですか?」
沙夜の思わぬ言葉につき子さんが目を丸くする。そんなつき子さんへ沙夜は説明をした。
沙夜は今回の体験をする前まで本当に歴史には無頓着だった。しかし今回、つき子さんと共に歴史を守ったことで歴史の中にある人々の想いに興味を持ったのだ。今日、明日で日本の歴史の全てを学ぶことは難しくても、せめて自分たちが関わった明治と言う時代、ひいては明治天皇について調べたいと思った。
「それは素敵な考えですね、沙夜。それでは明日に備えて今日は早めに寝ないといけませんね」
つき子さんの言葉に頷くと、沙夜はシャワー室へと向かった。蛇口をひねるだけで温かなお湯が出てくる。現代では当たり前のそのことに、明治元年での生活に慣れていた沙夜は感動する。
シャワーを浴びてさっぱりした沙夜は、宿に置いてあった浴衣に着替えると早々にベッドに横になって、気付けば深い眠りへとついていたのだった。
翌日沙夜は、久々にふかふかのベッドと布団で眠ったせいか妙な感覚になりなりがら目が覚めた。それでもしっかりと眠れたことに変わりはない。
「つき子さん、おはよう」
「おはようございます、沙夜」
あくびを噛み殺しながらの沙夜の挨拶に、つき子さんはしっかりとした声で返す。いつも沙夜よりも先にこの青年は起きていたのだった。
沙夜は顔を洗いに洗面所へと向かう。井戸水に比べると少々ぬるく、それでも蛇口をひねるだけで波のように出てくる水道水に感謝しながら顔を洗う。
身支度を済ませた沙夜はフロントでチェックアウトを済ませると、ナビに京都御所を入力して蛤御門を目指し歩き始めた。本日の京都も晴天で暑くなりそうだ。
蛤御門前に到着した沙夜は門を見上げる。今日は沙夜とつき子さんを歓迎するように門は開いていた。
中に入った沙夜は真っ直ぐに建礼門へと向かった。昼間の明るい時間に見ると、その門の重厚さが良く分かる。この先には政を行った紫宸殿があるだろう。
「沙夜、中には入らないのですか?」
観光客は皆、御所を見学するために清所門の方へと歩いている。沙夜はしかし、じっと建礼門を外から眺めていた。
「沙夜?」
再度のつき子さんの問いかけに、沙夜はよしっと自身に気合を入れている。そんな沙夜の様子をつき子さんが黙って見守っていると、沙夜は清所門とは逆の方に歩き始めた。そして小声でつき子さんの問いかけに答えていく。
「中は、明治で見たからいいんだ。ただ、明治で見たものが現代にもあるって確認したかっただけだから」
それに今後、御所の中を見る機会はいくらでもあるように沙夜は感じていた。それは漠然とした確信だった。つき子さんと言う付喪神が憑いている自分にはきっとまた、御所の中を見られるだろう、と。
(それも、当時の本物を、ね)
そんなことを思いながら沙夜はナビに次の目的地である京都府立図書館を入力する。沙夜が今いる場所から図書館までは徒歩で30分と言ったところだろうか。
(30分かぁ……)
他にルートがないか検索をしてみると、どうやら京都御苑の側からバスが出ているようだ。沙夜は歩くことをやめてバスで移動することにした。
バス停でバスを待ち、目当てのバスに乗り込む。電車よりもゆっくりと流れる車窓を眺めながら目的のバス停で降りると、二条通を少し歩いていく。するとレトロな白っぽい建物が見えてくる。
ここが本日2か所目の目的地の京都府立図書館だ。
中に入った沙夜はどうやってこの本の中から目当ての物を見つけ出すか悩んでいた。何となく歴史の書物が並んでいそうなコーナーへと向かうが、本が多すぎて何を見たらよいか分からない。そんな沙夜の背後から、
「こんにちは、沙夜さん。何か困っとうとですか?」
小声だったがそのしわがれた声と独特の訛りは聞き間違えるわけがなかった。沙夜が振り返るとそこには『LA』と正面に書かれた色褪せた黄色のキャップをかぶって立っている謙四郎の姿があった。
「おじいさん」
「何ば探しよっとですか?」
謙四郎の問いかけに沙夜が明治天皇についての文献を探している旨を伝えると、謙四郎はニヤリと笑って胸ポケットからスマホを取り出す。
「そいやったら、本よりもインターネットで調べた方が早かっちゃなかですか?」
謙四郎の言葉は沙夜にとっては盲点だった。確かにインターネットなら知りたい内容の検索ワードを入れるだけで知りたい情報が出てくる。
「便利な世の中になったたいね」
謙四郎はそう言うと飄々とした態度で図書館を出ようとする。沙夜は反射的にその黄色のキャップを追いかけていた。
図書館を出た謙四郎は後ろの沙夜とつき子さんを振り返ると、
「ちょっと早かばってん、ランチでも行きましょうか」
謙四郎からの誘いに沙夜は頷くと、謙四郎の後に続いて小奇麗な喫茶店へと入って行った。奥の窓際のテーブル席に案内されて謙四郎はメニュー表を沙夜に渡す。
「好きなもんば頼んでください」
にこにこと言う謙四郎の言葉に甘えて、沙夜はランチメニューを1つ選んだ。謙四郎はと言うと、コーヒーを1杯注文しただけだ。注文したメニューが運ばれてくるのを待っている間に、
「何でまた、明治天皇のことが知りたかったとですか?」
「それは、あの少年が一体どんな思いで生きたのかを知りたくて……」
謙四郎の言葉に沙夜が答える。沙夜が出会った明治天皇はまだ生き方に迷いがあったように見えたのだ。その彼があの後、どのように生き、明治と言う時代を駆け抜けたのかを沙夜は知りたかった。
「そうねそうね」
沙夜の話を聞いた謙四郎は満足そうににこにこと頷いている。そんな話をしているうちに頼んでいたランチメニューが運ばれてきた。沙夜はいただきますと手を合わせると、ランチを食べだす。
そんな沙夜の隣の席に座っていたつき子さんが、
「謙四郎さんは何故、図書館に?」
「お2人ば探しとったとです」
謙四郎の言葉に沙夜の手が止まる。どういう意味かを沙夜から視線だけで問われた謙四郎は、手に持っていた包みを沙夜とつき子さんの前にすっと差し出した。
「これは?」
「開けてみてください。あぁ、食べ終わってからで良かですよ」
沙夜は風呂敷に包まれた円形の物の中身を気にしながらランチを平らげた。
「ごちそうさまでした」
両手を合わせて言う。食前の『いただきます』と食後の『ごちそうさま』は沙夜の幼い頃からの癖なのだ。謙四郎はそんな沙夜をにこにこと見ている。
沙夜はお冷を1口飲むと、謙四郎から差し出された包みに手を伸ばし、中を見た。
「これは……!」
中身は見覚えのあるものだった。明治にいた頃、謙四郎が沙夜に預けた鏡だ。
「こいば、沙夜さんに渡したかったとです」
「そんなことしたら、おじいさんの付喪神が……」
「付喪神ごと、沙夜さんに譲りたかとですよ」
謙四郎は真顔で言った。
今回、明治元年へ行った時の沙夜とつき子さんの力は本当に凄いものだったと謙四郎は続けた。人神との直接の対峙は、謙四郎でもしたことがなかったのだ。今後もしかしたら人神は今まで以上に本気で歴史を変えに来るかもしれない。そうなった時、自分ではもう力が及ばないだろう。
「付喪神が2人揃っている状態やったら、今後も歴史ば守りやすくなると思ったとです。人の想いを守る仕事、どうか引き継いでくれんですか?」
謙四郎の言葉に逡巡した沙夜は小さく頷くと、鏡を受け取り自身のカバンの中へと大事にしまった。それを見た謙四郎はほっと安堵するといつものにこにこ笑顔になった。
「こいで『歴史の清め屋』の誕生たいね」
「歴史の、清め屋?」
「覚えとらんとですか?沙夜さん。沙夜さんが天皇に歴史ば清めるって言うたとじゃなかですか」
どこで知ったことなのか、謙四郎の言葉に沙夜が初めて明治天皇と出会った夜のことを思い出す。確かにそんなことを口走った気がする。咄嗟のことだったとは言え、我ながら恥ずかしいことを口走ってしまった。
つき子さんのその言葉を待っていたかのように、沙夜の顔がぱぁっと明るくなる。
「よくぞ聞いてくれました、つき子さん!明日は午前中に御所へのリベンジをして、それから図書館に行きたいの」
「図書館、ですか?」
沙夜の思わぬ言葉につき子さんが目を丸くする。そんなつき子さんへ沙夜は説明をした。
沙夜は今回の体験をする前まで本当に歴史には無頓着だった。しかし今回、つき子さんと共に歴史を守ったことで歴史の中にある人々の想いに興味を持ったのだ。今日、明日で日本の歴史の全てを学ぶことは難しくても、せめて自分たちが関わった明治と言う時代、ひいては明治天皇について調べたいと思った。
「それは素敵な考えですね、沙夜。それでは明日に備えて今日は早めに寝ないといけませんね」
つき子さんの言葉に頷くと、沙夜はシャワー室へと向かった。蛇口をひねるだけで温かなお湯が出てくる。現代では当たり前のそのことに、明治元年での生活に慣れていた沙夜は感動する。
シャワーを浴びてさっぱりした沙夜は、宿に置いてあった浴衣に着替えると早々にベッドに横になって、気付けば深い眠りへとついていたのだった。
翌日沙夜は、久々にふかふかのベッドと布団で眠ったせいか妙な感覚になりなりがら目が覚めた。それでもしっかりと眠れたことに変わりはない。
「つき子さん、おはよう」
「おはようございます、沙夜」
あくびを噛み殺しながらの沙夜の挨拶に、つき子さんはしっかりとした声で返す。いつも沙夜よりも先にこの青年は起きていたのだった。
沙夜は顔を洗いに洗面所へと向かう。井戸水に比べると少々ぬるく、それでも蛇口をひねるだけで波のように出てくる水道水に感謝しながら顔を洗う。
身支度を済ませた沙夜はフロントでチェックアウトを済ませると、ナビに京都御所を入力して蛤御門を目指し歩き始めた。本日の京都も晴天で暑くなりそうだ。
蛤御門前に到着した沙夜は門を見上げる。今日は沙夜とつき子さんを歓迎するように門は開いていた。
中に入った沙夜は真っ直ぐに建礼門へと向かった。昼間の明るい時間に見ると、その門の重厚さが良く分かる。この先には政を行った紫宸殿があるだろう。
「沙夜、中には入らないのですか?」
観光客は皆、御所を見学するために清所門の方へと歩いている。沙夜はしかし、じっと建礼門を外から眺めていた。
「沙夜?」
再度のつき子さんの問いかけに、沙夜はよしっと自身に気合を入れている。そんな沙夜の様子をつき子さんが黙って見守っていると、沙夜は清所門とは逆の方に歩き始めた。そして小声でつき子さんの問いかけに答えていく。
「中は、明治で見たからいいんだ。ただ、明治で見たものが現代にもあるって確認したかっただけだから」
それに今後、御所の中を見る機会はいくらでもあるように沙夜は感じていた。それは漠然とした確信だった。つき子さんと言う付喪神が憑いている自分にはきっとまた、御所の中を見られるだろう、と。
(それも、当時の本物を、ね)
そんなことを思いながら沙夜はナビに次の目的地である京都府立図書館を入力する。沙夜が今いる場所から図書館までは徒歩で30分と言ったところだろうか。
(30分かぁ……)
他にルートがないか検索をしてみると、どうやら京都御苑の側からバスが出ているようだ。沙夜は歩くことをやめてバスで移動することにした。
バス停でバスを待ち、目当てのバスに乗り込む。電車よりもゆっくりと流れる車窓を眺めながら目的のバス停で降りると、二条通を少し歩いていく。するとレトロな白っぽい建物が見えてくる。
ここが本日2か所目の目的地の京都府立図書館だ。
中に入った沙夜はどうやってこの本の中から目当ての物を見つけ出すか悩んでいた。何となく歴史の書物が並んでいそうなコーナーへと向かうが、本が多すぎて何を見たらよいか分からない。そんな沙夜の背後から、
「こんにちは、沙夜さん。何か困っとうとですか?」
小声だったがそのしわがれた声と独特の訛りは聞き間違えるわけがなかった。沙夜が振り返るとそこには『LA』と正面に書かれた色褪せた黄色のキャップをかぶって立っている謙四郎の姿があった。
「おじいさん」
「何ば探しよっとですか?」
謙四郎の問いかけに沙夜が明治天皇についての文献を探している旨を伝えると、謙四郎はニヤリと笑って胸ポケットからスマホを取り出す。
「そいやったら、本よりもインターネットで調べた方が早かっちゃなかですか?」
謙四郎の言葉は沙夜にとっては盲点だった。確かにインターネットなら知りたい内容の検索ワードを入れるだけで知りたい情報が出てくる。
「便利な世の中になったたいね」
謙四郎はそう言うと飄々とした態度で図書館を出ようとする。沙夜は反射的にその黄色のキャップを追いかけていた。
図書館を出た謙四郎は後ろの沙夜とつき子さんを振り返ると、
「ちょっと早かばってん、ランチでも行きましょうか」
謙四郎からの誘いに沙夜は頷くと、謙四郎の後に続いて小奇麗な喫茶店へと入って行った。奥の窓際のテーブル席に案内されて謙四郎はメニュー表を沙夜に渡す。
「好きなもんば頼んでください」
にこにこと言う謙四郎の言葉に甘えて、沙夜はランチメニューを1つ選んだ。謙四郎はと言うと、コーヒーを1杯注文しただけだ。注文したメニューが運ばれてくるのを待っている間に、
「何でまた、明治天皇のことが知りたかったとですか?」
「それは、あの少年が一体どんな思いで生きたのかを知りたくて……」
謙四郎の言葉に沙夜が答える。沙夜が出会った明治天皇はまだ生き方に迷いがあったように見えたのだ。その彼があの後、どのように生き、明治と言う時代を駆け抜けたのかを沙夜は知りたかった。
「そうねそうね」
沙夜の話を聞いた謙四郎は満足そうににこにこと頷いている。そんな話をしているうちに頼んでいたランチメニューが運ばれてきた。沙夜はいただきますと手を合わせると、ランチを食べだす。
そんな沙夜の隣の席に座っていたつき子さんが、
「謙四郎さんは何故、図書館に?」
「お2人ば探しとったとです」
謙四郎の言葉に沙夜の手が止まる。どういう意味かを沙夜から視線だけで問われた謙四郎は、手に持っていた包みを沙夜とつき子さんの前にすっと差し出した。
「これは?」
「開けてみてください。あぁ、食べ終わってからで良かですよ」
沙夜は風呂敷に包まれた円形の物の中身を気にしながらランチを平らげた。
「ごちそうさまでした」
両手を合わせて言う。食前の『いただきます』と食後の『ごちそうさま』は沙夜の幼い頃からの癖なのだ。謙四郎はそんな沙夜をにこにこと見ている。
沙夜はお冷を1口飲むと、謙四郎から差し出された包みに手を伸ばし、中を見た。
「これは……!」
中身は見覚えのあるものだった。明治にいた頃、謙四郎が沙夜に預けた鏡だ。
「こいば、沙夜さんに渡したかったとです」
「そんなことしたら、おじいさんの付喪神が……」
「付喪神ごと、沙夜さんに譲りたかとですよ」
謙四郎は真顔で言った。
今回、明治元年へ行った時の沙夜とつき子さんの力は本当に凄いものだったと謙四郎は続けた。人神との直接の対峙は、謙四郎でもしたことがなかったのだ。今後もしかしたら人神は今まで以上に本気で歴史を変えに来るかもしれない。そうなった時、自分ではもう力が及ばないだろう。
「付喪神が2人揃っている状態やったら、今後も歴史ば守りやすくなると思ったとです。人の想いを守る仕事、どうか引き継いでくれんですか?」
謙四郎の言葉に逡巡した沙夜は小さく頷くと、鏡を受け取り自身のカバンの中へと大事にしまった。それを見た謙四郎はほっと安堵するといつものにこにこ笑顔になった。
「こいで『歴史の清め屋』の誕生たいね」
「歴史の、清め屋?」
「覚えとらんとですか?沙夜さん。沙夜さんが天皇に歴史ば清めるって言うたとじゃなかですか」
どこで知ったことなのか、謙四郎の言葉に沙夜が初めて明治天皇と出会った夜のことを思い出す。確かにそんなことを口走った気がする。咄嗟のことだったとは言え、我ながら恥ずかしいことを口走ってしまった。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
狼神様と生贄の唄巫女 虐げられた盲目の少女は、獣の神に愛される
茶柱まちこ
キャラ文芸
雪深い農村で育った少女・すずは、赤子のころにかけられた呪いによって盲目となり、姉や村人たちに虐いたげられる日々を送っていた。
ある日、すずは村人たちに騙されて生贄にされ、雪山の神社に閉じ込められてしまう。失意の中、絶命寸前の彼女を救ったのは、狼と人間を掛け合わせたような姿の男──村人たちが崇める守護神・大神だった。
呪いを解く代わりに大神のもとで働くことになったすずは、大神やあやかしたちの優しさに触れ、幸せを知っていく──。
神様と盲目少女が紡ぐ、和風恋愛幻想譚。
(旧題:『大神様のお気に入り』)

【長編】座敷童子のパティシエールとあやかしの国のチョコレート
坂神美桜
キャラ文芸
ショコラティエの穂香は、京都に自分の店を持つことになった。
開店準備をしていると、求職中だというパティシエールの瑠璃にこの店で働かせてほしいと猛アタックされる。
穂香は瑠璃の話を聞いているうちに仲間意識を感じ、そのまま採用してしまう。
すると突然あやかしの住む国へ飛ばされてしまい、そこで待っていた国王からこの国に自生しているカカオでチョコレートを作って欲しいと頼まれ…
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わがままだって言いたくなる
もちっぱち
キャラ文芸
前作に登場する
【稼げばいいってわけじゃない】の
専業主婦の小松果歩が主役でお届けします。
その後の状況を
物語にしました。
初めての方でも
読みやすくなっているので
ぜひご覧ください。
榊原絵里香の転生後のお話です。
榊原 晃が小松 晃となっています。
それはなぜかは本編を
読んでみてください。
表紙絵 せつむし 様
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる