魔王の花嫁 ~夫な魔王が魔界に帰りたいそうなので助力します~
沙羅は『勇者の花嫁』として異世界召喚された。花嫁とは名ばかりの生け贄として。
勇者に伝説の剣らしきものまで登場。まるでRPGのよう。
勇者が敵なら魔王は味方。ゲーマーな沙羅はそんな自棄っぱちな考えで魔王に助けを求めた。
まったく期待していなかったはずが、本当に助けに来た魔王。
さらにどうしたことか、今度は魔王ギルガディスが『沙羅は俺の嫁』発言。しかもこちらはちゃんと妻として。
初っ端からスキンシップ過多気味なギルガディスを筆頭に、魔王城の住人は何だか皆フレンドリー。住人どころか、魔王城そのものまで沙羅が過ごしやすいようにと心を砕いてくれる始末。
そんな彼らの計画を聞けば、魔界に帰るつもりだとか。勇者と魔王のドンパチすらやるつもりのない、どこまでも平和な魔王軍。沙羅もこの世界に来て発現したゲームシステムなスキルを使って、その計画を手伝うことに。
ギルガディスが言うには、魔界経由で沙羅は元の世界に帰れるらしい。けれど今はもう、真っ直ぐな愛情をくれる彼の傍にいたい。
ギルガディスの悲願を叶え、魔界で彼と幸せに。そんな未来を描く沙羅だったけれど――
※この作品は『小説家になろう』様に掲載している同名作品を加筆修正したものです。
勇者に伝説の剣らしきものまで登場。まるでRPGのよう。
勇者が敵なら魔王は味方。ゲーマーな沙羅はそんな自棄っぱちな考えで魔王に助けを求めた。
まったく期待していなかったはずが、本当に助けに来た魔王。
さらにどうしたことか、今度は魔王ギルガディスが『沙羅は俺の嫁』発言。しかもこちらはちゃんと妻として。
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ギルガディスが言うには、魔界経由で沙羅は元の世界に帰れるらしい。けれど今はもう、真っ直ぐな愛情をくれる彼の傍にいたい。
ギルガディスの悲願を叶え、魔界で彼と幸せに。そんな未来を描く沙羅だったけれど――
※この作品は『小説家になろう』様に掲載している同名作品を加筆修正したものです。
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言葉通わぬ厄介な獣として扱われ、素材として狩られた魔物が実は…という発想が新鮮で、成る程と思いました。
ゲーム的世界観とそこで暮らす人々や魔物のリアルの対比、頼もしい魔王様の甘々溺愛が良い塩梅でブレンドされていてとても面白かったです。
読み易い文体で且つもたつき無く話が進むので、ノーストレスでファンタジーを楽しめました。
完結お疲れ様でした。
感想ありがとうございます!(´▽`)
私は素材から何かを作り出す系のゲームが大好きでして。自キャラより弱い魔物を狩っているときに、こりゃ魔物にとっちゃ災害だな私、と思ったのが本作執筆のきっかけの一つであります。
スムーズに読んでもらえるという点は、私が特に気にかけていたところでしたので、読み易かったと言っていただけてよかったです。ありがとうございました!
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