僕の調教監禁生活。

まぐろ

文字の大きさ
上 下
33 / 59

訪問1

しおりを挟む
「悠佳くんごめんね。今日は友達が悠佳くん見に来るから…」

「お兄さんのお友達…?」

 朝食を食べ終えて、ぽけーっとしながらお兄さんに撫でられていると、不意にそんな事を言われた。
 お兄さんの、お友達。
 どんな人なんだろう。お兄さんを通報したりしないかな。

「お兄さん、僕はどうしてたらいい…?」

「いつもどおりで構わないよ。眠いだろうから寝ててもいいし、俺に甘えてくれてもいい。」

「眠いって…その…僕に飲ませてる薬って…!」

 ピンポーン、とインターホンの音がする。地下室は防音のはずだから、マイクがこっちにもあるんだろう。
 お兄さんはごめん、あとで。と言い残して出ていってしまった。

 ✱✱✱✱✱✱

「おー、久しぶりだなショタ坊ー。」

「ひっ……お兄さんっ…!」

 お兄さんが連れてきたのは、僕を誘拐した時に車を運転していたおじさんだった。スタンガンの痛みを思い出して身体が震える。あれをやったのはお兄さんだけど、このおじさんのほうが怖い。
 僕は咄嗟にお兄さんの後ろに隠れた。

「んー?お前調教うまく行ってるみたいだなー。どれどれ……怯えすぎじゃね?小動物…?」

「悠佳くんは俺の方がいいってさ。残念ー」

「おま……はぁ、ショタ坊、今の生活はどうだ?」

 おじさんは優しげな声で僕に話しかけた。僕は怖いままだったのでお兄さんの服をぎゅっと握ったままぼそぼそ喋った。

「え…えと…楽しい……お兄さん、ご飯くれるし気持ちよくしてくれる…から…」

「ほーう?もうヤったのか。で、開発済みって…やる事やってんなお前。ショタ坊、こいつがお前の飯に混ぜてるやつ知りたいか?」

「ちょっ…何言ってっ…!?」

お兄さんはおじさんを慌てて止めたが、おじさんは楽しそうな顔をしていた。
僕は知りたかったからコクリと頷いた。
おじさんはニッと笑って語り始めた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

双葉病院小児病棟

moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。 病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。 この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。 すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。 メンタル面のケアも大事になってくる。 当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。 親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。 【集中して治療をして早く治す】 それがこの病院のモットーです。 ※この物語はフィクションです。 実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

捜査員は柱の中央で絶頂を強制される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

モルモットの生活

麒麟
BL
ある施設でモルモットとして飼われている僕。 日々あらゆる実験が行われている僕の生活の話です。 痛い実験から気持ち良くなる実験、いろんな実験をしています。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

処理中です...