僕の調教監禁生活。

まぐろ

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鈴谷悠佳という少年を見つけたのは4年くらい前だった。俺が仕事を辞めて、なんとなく公園でブランコに座っていたときだ。
当時3年生だった悠佳は、首や肩に痣を作って俺の前にいた。

「君、その怪我どうしたの?」

そう聞くと、悠佳は小学校低学年に似合うような拙い話し方でこう答えた。

「僕は悪い子だったからお母さんに怒られちゃったの。」

お母さんの事が大好きだから、もっと良い子になってたくさんお話もするんだ──
幼い悠佳は寂しそうに笑って言った。
その時、俺の中に何かが芽生えた。この子を幸せにしてあげたい。今までの空白を埋めてやりたい。

「でも…僕これ以上どう頑張るか分からないの…お兄さん、僕どうしたらいいかな…」

「………君が…今を精一杯楽しんだらお母さんはそれで嬉しいと思うよ。」

その時の俺はそう言う事しかできなかった。
君のお母さんはきっと、君のことは見ていない。そんな現実を突きつけることなんてできない。

「ありがとうお兄さん。じゃあ僕、いっぱい楽しいことする!」

その後悠佳はてくてく歩いて帰っていった。あの子が何かしらの理由で死んでしまったりしたら嫌だ。あんなに純粋で良い子が愛を知らずに生きるなんて耐えられない。
そう思い、その日から俺は悠佳が登校するために家を出る瞬間だけを見張った。
悠佳に何かあればすぐに通報できるように、それが目的だったが、いつしか悠佳を汚してしまいたいという欲望に駆られてしまった。

✱✱✱✱✱✱

俺は悠佳を傷つけたくなくて、しばらく見張りを辞めていた。しかし、一度芽生えてしまった欲望は止められない。
家庭に問題がある子を拐い、調教する。
どの子も最後は幸せそうに喘いで叫び、壊れていった。

「貴方、私の家を見張ってましたよね?」

話を持ちかけてきたのは悠佳の母だった。
悠佳が邪魔だから好きなら持って行って欲しいのだと。断るなら悠佳は山にでも捨てるつもりなのだと。

「いい案でしょう?貴方は好きな子を手に入れる、私はここから引っ越して好きに暮らす。どう?」

条件は、俺が金を出すだけだった。出しても俺の生活に支障が出ないだけの額。どうせこの人は悠佳を愛するつもりはない。それなら、俺が幸せにしてあげないと。
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