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運動
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「ここの所全然動いてないよね?ちょっと身体動かそうか。」
「あっ…あ゛ぅぅっ」
ご主人様は僕の髪の毛を掴んで頭を上げさせ、首輪をつけた。内側に注射針みたいなものがついていて、僕の首にぷすっと刺さった。
「これで君はもう抵抗できないよ。しないだろうけど。ここにね、注射筒をはめ込んですぐお薬入れられるんだ。こんな感じで…」
僕の首輪の、少しくぼんだところに薬の入った注射筒が嵌められる。すぐに少し冷たいような感覚が首に広がって、僕はぶるりと身を震わせる。薬の効果はすぐに現れた。
「あ゛っ、あぅ、ん゙ッ…ぎぃっ!!い゙ぃぃ!!」
「1分間、全身に激痛が走る薬だよ。さっき元の祐希くんに戻りそうだったよね?そんなの絶対許さないから。」
全身が突き刺されるように痛い。床の上を転がっても、無数の槍が身体を貫通するような痛みが僕を襲う。痛みが継続するせいで意識も飛ばず、僕は転げ回った。
「あ゛ぁぁっ…ご、ごめ…あっ、ごめ…なさ、い゙ぁぁぁっ!!!」
「祐希くんは何も悪いことしてないよ?ただちょっとだけ思い出しそうになっただけだよね。」
ドクンッという衝撃とともに、激痛が終わる。ぼーっとした意識が一瞬覚めて、僕はご主人様に聞いた。
「ご主人様は…もとの僕が嫌いなんですか…僕もご主人様に愛されたかった…のに…」
ご主人様はびっくりしたような様子だったが、すぐににっこりと優しい顔になった。
「ううん。君を買ったときからだーいすきだよ。だからね、1から刷り込みたくなっちゃった。」
なにそれ…と呟いて僕はやっと意識を飛ばした。未だにピクピクと痙攣をする僕に、ご主人様は容赦なく次に使う薬を流し込んだ。
「よしよし…苦しいことも全部忘れようね…大丈夫、怖くないよ…だからそのために、昔の祐希くんを無くしちゃおうね…」
「あっ…あ゛ぅぅっ」
ご主人様は僕の髪の毛を掴んで頭を上げさせ、首輪をつけた。内側に注射針みたいなものがついていて、僕の首にぷすっと刺さった。
「これで君はもう抵抗できないよ。しないだろうけど。ここにね、注射筒をはめ込んですぐお薬入れられるんだ。こんな感じで…」
僕の首輪の、少しくぼんだところに薬の入った注射筒が嵌められる。すぐに少し冷たいような感覚が首に広がって、僕はぶるりと身を震わせる。薬の効果はすぐに現れた。
「あ゛っ、あぅ、ん゙ッ…ぎぃっ!!い゙ぃぃ!!」
「1分間、全身に激痛が走る薬だよ。さっき元の祐希くんに戻りそうだったよね?そんなの絶対許さないから。」
全身が突き刺されるように痛い。床の上を転がっても、無数の槍が身体を貫通するような痛みが僕を襲う。痛みが継続するせいで意識も飛ばず、僕は転げ回った。
「あ゛ぁぁっ…ご、ごめ…あっ、ごめ…なさ、い゙ぁぁぁっ!!!」
「祐希くんは何も悪いことしてないよ?ただちょっとだけ思い出しそうになっただけだよね。」
ドクンッという衝撃とともに、激痛が終わる。ぼーっとした意識が一瞬覚めて、僕はご主人様に聞いた。
「ご主人様は…もとの僕が嫌いなんですか…僕もご主人様に愛されたかった…のに…」
ご主人様はびっくりしたような様子だったが、すぐににっこりと優しい顔になった。
「ううん。君を買ったときからだーいすきだよ。だからね、1から刷り込みたくなっちゃった。」
なにそれ…と呟いて僕はやっと意識を飛ばした。未だにピクピクと痙攣をする僕に、ご主人様は容赦なく次に使う薬を流し込んだ。
「よしよし…苦しいことも全部忘れようね…大丈夫、怖くないよ…だからそのために、昔の祐希くんを無くしちゃおうね…」
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