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崩れる無音
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「………」
ご主人様に無視をされ続けて、僕の心はついに折れてしまった。大好きな人に無視をされるのがこんなに辛いなら、ご主人様を好きになるんじゃなかった。
リビングに置いてあるたくさんのぬいぐるみと一緒に座ってご主人様を眺める。怒っている様子もないし、僕の事が嫌いなわけでもない。それならどうして…
部屋の中には、ご主人様が歩く音、服が擦れる音…声は聞こえず、生活音だけが僕の耳に入った。僕の目は半開きで、生きているのか死んでいるのかも分からない。もうご飯も食べたくなくなって、一昨日から何も食べていない。だいぶ前から味も食感も感じなかった。
多分このまま何も食べなかったら、気づいたら死んでいて、ここのぬいぐるみみたいになるんだろう。
ご主人様はこんな僕でも嫌いになっていないだろうか。お風呂も、睡眠もほとんど取っていないから相当醜い姿になっているはずだけど。
「祐希くん、ふふ、ぬいぐるみとは仲良くなれたかな?」
「……ぁ…」
ご主人様が、僕の目の前に立って何かを話した。もう僕の脳は会話を成立させる能力を手放しかけている。僕の喉からはうめき声みたいな掠れた音が出た。
「やつれちゃって…臭いもすごい。ゾンビみたいだね。俺の事分かる?」
「ごしゅじん…さま…」
「そうそう……うーん…やり過ぎたかな?とりあえずちょっとお風呂入ろっか。」
ご主人様は僕を抱き上げてお風呂に入れた。僕はただぼーっとするだけ。ご主人様が話しかけてくれているのに、簡単な単語しか出てこない。
「お風呂久しぶりだね。藤がいないから寂しいでしょ?召使に休暇をあげたんだ…君を徹底的に壊すためにね。」
「ぼく、ぼく…どれい…あぁ……」
「うんうん君は奴隷だねぇ?……あはは、だめだこりゃ。会話が成り立たない。祐希くん壊れちゃった。」
ご主人様は僕のおちんちんに手を伸ばした。僕は大人しく洗われる。もう自分から行動する気力もなくて、抵抗もしないからご主人様はとても嬉しそうだった。死んだみたいな表情で、それでも人間の本能でそれを勃たせて震える僕をご主人様は優しく絶頂させた。僕は腰を震わせながら、ぴゅっぴゅと精液を吐き出す。
「あ…あぁ…」
「気持ちいいね。ずっと俺にしてほしかったんでしょう?夢が叶ったじゃん。もう何も思ってないだろうけど。」
バチン、とご主人様は僕の頬を打つ。僕は抵抗も反応もせず、ただご主人様の力の方向に倒れた。起き上がろうともしないのを確認して、ご主人様は僕を抱きしめた。ご主人様の綺麗な服が濡れる。少し前までの僕だったら遠慮しながらも喜んだんだろう。
「このままも十分可愛いけど…ここからいろいろ教えてあげるんだ…藤の調教はここまできたら俺でもできるし…ふふっ…待っててね祐希くん…言葉も行動の仕方も気持ちいいこともぜーんぶ俺が教えてあげるからね…」
ご主人様に無視をされ続けて、僕の心はついに折れてしまった。大好きな人に無視をされるのがこんなに辛いなら、ご主人様を好きになるんじゃなかった。
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多分このまま何も食べなかったら、気づいたら死んでいて、ここのぬいぐるみみたいになるんだろう。
ご主人様はこんな僕でも嫌いになっていないだろうか。お風呂も、睡眠もほとんど取っていないから相当醜い姿になっているはずだけど。
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「……ぁ…」
ご主人様が、僕の目の前に立って何かを話した。もう僕の脳は会話を成立させる能力を手放しかけている。僕の喉からはうめき声みたいな掠れた音が出た。
「やつれちゃって…臭いもすごい。ゾンビみたいだね。俺の事分かる?」
「ごしゅじん…さま…」
「そうそう……うーん…やり過ぎたかな?とりあえずちょっとお風呂入ろっか。」
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「うんうん君は奴隷だねぇ?……あはは、だめだこりゃ。会話が成り立たない。祐希くん壊れちゃった。」
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「あ…あぁ…」
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「このままも十分可愛いけど…ここからいろいろ教えてあげるんだ…藤の調教はここまできたら俺でもできるし…ふふっ…待っててね祐希くん…言葉も行動の仕方も気持ちいいこともぜーんぶ俺が教えてあげるからね…」
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