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外でとか気にしない
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次の日、僕はまだ少し重い気分のままご主人様と買い物に出かけた。手を繋いで、ご主人様の隣を歩けるなんて僕にとっては本当に嬉しいことのはずなのに。
「祐希くん?」
「あっ…は、はい…」
「なんか元気ないね?大丈夫?」
ご主人様のせいです…なんてことは言えない。叩かれるのが僕の仕事なんだから文句なんか言ったら、最悪捨てられる。
捨てられるのは嫌だ。もうあんな所に戻るなんて…
「今日はね、祐希くんにいっぱいいいもの買ってあげる。」
「ほ…ほんとですか…ありがとうございます…!」
ご主人様が僕を元気づけようとしてくれている…?それなら元気を出さないと。そうだ、ご主人様は僕が嫌いなわけじゃないんだ。
目的はわからないけど…なぜか僕を叩きたいだけなんだ。
僕もご主人様に笑顔を向ける。けど、そうした瞬間、建物の柱に頭をぶつけられた。
「ゔっ……」
ぷつんと意識が飛ぶ。思っていたより強くぶつけられたみたいだ。僕はずるずるとそのまま倒れ、ぐったりしてしまった。でも、すぐに意識が戻ってくる。施設でそうなるように訓練されたからだ。
「い…いた…たた…」
「君は眠るように気絶するんだね。」
「意識…なくなっちゃって…ごめんなさい…」
「いいんだよ。」
ご主人様は僕を起こすと、きゅっとたんこぶを押してきた。痛みに顔をしかめると、冷やしたほうが良さそうだねぇ…と言われた。だけどご主人様が氷をくれることはなく、再び手を繋いで歩き出した。
ショーウィンドウの中には可愛い服や、鞄などが並んでいる。ご主人様は今日は何を買うんだろう。
「ねえねえ、祐希くんは後ろでもイける子?」
「え…?そ、それって…その……いける…って…?」
「ああ、えっと、後ろ弄っておちんちん…ぴゅっぴゅできる?って聞いてるんだけど…」
「あ…あ、えと…い、いけます…多分…」
想像はついている。でも、お尻なんて自分で弄ったこともない。でも、ご主人様が嬉しそうに聞くからついそう答えてしまった。
「へぇ、じゃあ祐希くんってそっちの仕事も出来るんだ。今度してもらおうかな?今日はね、君の性玩具と…装飾を買いに来たんだよ。長い髪、邪魔でしょう?」
「はい…髪の毛…切るの駄目だったから、髪留め…嬉しいです。」
装飾は、分かった。でも…性玩具ってなんだろう。ご主人様はリボンや宝石のついたアクセサリーを買ったあと、別のお店に入った。
丸が連なったような棒や、不思議な形の置物?が置いてある。
「んー…祐希くんの前立腺ってどの辺?奥の方?」
「あっ…えっと…よくわからないです…」
「じゃあ満遍なく潰せるやつ買おうね。この辺とかどう?」
ご主人様は僕に太い棒を見せてきた。これは…まさかお尻に入れるわけじゃ…だとしたらこれは入らない。
「えと…ちょっと太いかなって…あの…これは…」
「尿道用だよ?あとそれはもうあるから…お尻用だよ欲しいやつは!もう無難にエネマグラでいっか…」
考えるのが面倒くさくなったらしく、ご主人様はたくさんよく分からないものを買っていた。
帰って、今日買ったものを渡される。
「これ全部君のね。たくさん遊ぶんだよ~?」
「えっ…あ、ありがとうございます…」
…と言われても、使い方がわからない。お尻に突っ込めばなんとかなるものなんだろうか?
いや、でも絶対痛いに決まっている。全部、指2本分以上の太さがあるから。
「最初は藤に手伝ってもらいな?あの人調教師やってたから…下手したら祐希くん淫乱になっちゃうかもね?」
「ご…ご主人様…なにを…」
何でもないよ、とご主人様は笑う。でも、最後に言われた言葉だけは聞き逃さなかった。
「これ使って前立腺ごりごりしてみな?君がいつもしてる俺の事呼びながらおちんちん擦るのより何倍も気持ちいいからさ。」
「…えっ…え、?ごしゅじんさま、ばれて…え…?」
僕はわけも分からず、真っ赤になって自分の部屋に全速力で走って入っていった。
「祐希くん?」
「あっ…は、はい…」
「なんか元気ないね?大丈夫?」
ご主人様のせいです…なんてことは言えない。叩かれるのが僕の仕事なんだから文句なんか言ったら、最悪捨てられる。
捨てられるのは嫌だ。もうあんな所に戻るなんて…
「今日はね、祐希くんにいっぱいいいもの買ってあげる。」
「ほ…ほんとですか…ありがとうございます…!」
ご主人様が僕を元気づけようとしてくれている…?それなら元気を出さないと。そうだ、ご主人様は僕が嫌いなわけじゃないんだ。
目的はわからないけど…なぜか僕を叩きたいだけなんだ。
僕もご主人様に笑顔を向ける。けど、そうした瞬間、建物の柱に頭をぶつけられた。
「ゔっ……」
ぷつんと意識が飛ぶ。思っていたより強くぶつけられたみたいだ。僕はずるずるとそのまま倒れ、ぐったりしてしまった。でも、すぐに意識が戻ってくる。施設でそうなるように訓練されたからだ。
「い…いた…たた…」
「君は眠るように気絶するんだね。」
「意識…なくなっちゃって…ごめんなさい…」
「いいんだよ。」
ご主人様は僕を起こすと、きゅっとたんこぶを押してきた。痛みに顔をしかめると、冷やしたほうが良さそうだねぇ…と言われた。だけどご主人様が氷をくれることはなく、再び手を繋いで歩き出した。
ショーウィンドウの中には可愛い服や、鞄などが並んでいる。ご主人様は今日は何を買うんだろう。
「ねえねえ、祐希くんは後ろでもイける子?」
「え…?そ、それって…その……いける…って…?」
「ああ、えっと、後ろ弄っておちんちん…ぴゅっぴゅできる?って聞いてるんだけど…」
「あ…あ、えと…い、いけます…多分…」
想像はついている。でも、お尻なんて自分で弄ったこともない。でも、ご主人様が嬉しそうに聞くからついそう答えてしまった。
「へぇ、じゃあ祐希くんってそっちの仕事も出来るんだ。今度してもらおうかな?今日はね、君の性玩具と…装飾を買いに来たんだよ。長い髪、邪魔でしょう?」
「はい…髪の毛…切るの駄目だったから、髪留め…嬉しいです。」
装飾は、分かった。でも…性玩具ってなんだろう。ご主人様はリボンや宝石のついたアクセサリーを買ったあと、別のお店に入った。
丸が連なったような棒や、不思議な形の置物?が置いてある。
「んー…祐希くんの前立腺ってどの辺?奥の方?」
「あっ…えっと…よくわからないです…」
「じゃあ満遍なく潰せるやつ買おうね。この辺とかどう?」
ご主人様は僕に太い棒を見せてきた。これは…まさかお尻に入れるわけじゃ…だとしたらこれは入らない。
「えと…ちょっと太いかなって…あの…これは…」
「尿道用だよ?あとそれはもうあるから…お尻用だよ欲しいやつは!もう無難にエネマグラでいっか…」
考えるのが面倒くさくなったらしく、ご主人様はたくさんよく分からないものを買っていた。
帰って、今日買ったものを渡される。
「これ全部君のね。たくさん遊ぶんだよ~?」
「えっ…あ、ありがとうございます…」
…と言われても、使い方がわからない。お尻に突っ込めばなんとかなるものなんだろうか?
いや、でも絶対痛いに決まっている。全部、指2本分以上の太さがあるから。
「最初は藤に手伝ってもらいな?あの人調教師やってたから…下手したら祐希くん淫乱になっちゃうかもね?」
「ご…ご主人様…なにを…」
何でもないよ、とご主人様は笑う。でも、最後に言われた言葉だけは聞き逃さなかった。
「これ使って前立腺ごりごりしてみな?君がいつもしてる俺の事呼びながらおちんちん擦るのより何倍も気持ちいいからさ。」
「…えっ…え、?ごしゅじんさま、ばれて…え…?」
僕はわけも分からず、真っ赤になって自分の部屋に全速力で走って入っていった。
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