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おはよう、と挨拶をして、おやすみ、で1日を終える。毎日そんな感じだ。僕がやってきた力仕事みたいなことは一切ない。美味しいご飯を食べて、ご主人様と喋って、家事を少し手伝って、褒めてもらう。
「それで、今日僕虫を追い払ったら召使さんが褒めてくれて…!」
「うんうん…祐希くん、たくさん笑えるようになってきたね。」
このお屋敷には、ご主人様と僕だけじゃない。召使と呼ばれる人が何人かいる。挨拶したけど、可哀想な動物を見るような目で僕を見るから少し苦手だった。僕はもう可哀想じゃないはずなのに。
「えへへ…っ…!いつもありがとうございます!」
僕はいつしか、ご主人様に恋愛感情を抱くようになっていった。僕を助けてくれたかっこいいご主人様。大好きだ。
「それじゃあ僕、一旦お部屋に戻りますね。寝る時間になったら、また…よろしくお願いします。」
ご主人様にそう言って、自分の部屋に入った。ベッドの上に座り、ズボンのボタンを外して緩めていく。
ご主人様のことが好きになって以来、昔教えられたこの行為にハマるようになってしまった。
「あっ……、あぁ…ご主人様…こんなこと、駄目なのに…んんんっ…!」
昔は寂しさや苦しさを紛らわすためにしていた事だけど、ご主人様のことを考えながらすると前より気持ちよくなれた。そういえば職員の人は、僕達は性処理のために使われるかもしれないと言っていた。
もしここにご主人様が入ってきて、そのまま…してもらえたら。
「ご主人様っ…んっ…きもち、いっ…!」
ぴゅっと僕のそれからまだ少し透明な液体が飛び出す。手で受け止めて、ぽふっとベッドに寝っ転がった。
こんな事をしていると知ったら、ご主人様は僕を嫌いになってしまうかもしれない。
その時、ガチャリと音を立てて部屋のドアが開けられた。
「それで、今日僕虫を追い払ったら召使さんが褒めてくれて…!」
「うんうん…祐希くん、たくさん笑えるようになってきたね。」
このお屋敷には、ご主人様と僕だけじゃない。召使と呼ばれる人が何人かいる。挨拶したけど、可哀想な動物を見るような目で僕を見るから少し苦手だった。僕はもう可哀想じゃないはずなのに。
「えへへ…っ…!いつもありがとうございます!」
僕はいつしか、ご主人様に恋愛感情を抱くようになっていった。僕を助けてくれたかっこいいご主人様。大好きだ。
「それじゃあ僕、一旦お部屋に戻りますね。寝る時間になったら、また…よろしくお願いします。」
ご主人様にそう言って、自分の部屋に入った。ベッドの上に座り、ズボンのボタンを外して緩めていく。
ご主人様のことが好きになって以来、昔教えられたこの行為にハマるようになってしまった。
「あっ……、あぁ…ご主人様…こんなこと、駄目なのに…んんんっ…!」
昔は寂しさや苦しさを紛らわすためにしていた事だけど、ご主人様のことを考えながらすると前より気持ちよくなれた。そういえば職員の人は、僕達は性処理のために使われるかもしれないと言っていた。
もしここにご主人様が入ってきて、そのまま…してもらえたら。
「ご主人様っ…んっ…きもち、いっ…!」
ぴゅっと僕のそれからまだ少し透明な液体が飛び出す。手で受け止めて、ぽふっとベッドに寝っ転がった。
こんな事をしていると知ったら、ご主人様は僕を嫌いになってしまうかもしれない。
その時、ガチャリと音を立てて部屋のドアが開けられた。
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