幸せ隔離室。

まぐろ

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目が覚めると、僕はきれいに洗われていて、早瀬さんの布団で眠っていた。

「あ。起きた?死んだかと思って火葬しようとしてたのに…」

早瀬さんはフライパンと包丁を持って僕の前にいた。1歩間違えたら僕はばらばらに…すっと背筋が寒くなったが、早瀬さんは冗談だよと笑った。

「あの…なんでフライパンにさつまいもが…?」

「あ、庭で唯を焼いて、それで焼き芋作ろうかなって。…冗談だよ、そんな震えるなよ…バターと砂糖と蜂蜜で焼いたんだよ…ほら、あーんしてみ。」

僕が戸惑っているうちに、早瀬さんは僕の口にさつまいもをねじ込んだ。熱かった。

「はふ、ん!!おいひいれす!!んふ、おいひぃー!」

「おー、良かった良かった。素っ裸だから温まるだろー。」

そういえば僕は裸だった。服を探すと、無い。お腹に痣があるし、早瀬さんは見たくないだろう。早く着なくちゃ。

「早瀬さん、僕のお洋服…どこですか…?」

「ああそのことか、大丈夫。視姦やるからな。」

早瀬さんはささっと僕を縛り上げた。足首と手首を縛って、僕のお尻とおちんちんがよく見えるような体勢にさせられる。
また弄られるのかな…と思って、僕は早瀬さんを見た。だけど、早瀬さんは座って僕をじっと見るだけだ。

「え…?あ、あの…何して…」

「唯の太もも、すべすべしてるな。ちんこは…ぷるぷるしててエロい。」

「えぇ…??」

恥ずかしい。僕の全部を見られているのに、隠すこともできない。
僕は早瀬さんから目を逸らして、この恥ずかしいのが終わるのを待った。
きっと…これが終わったら犯すんだ…僕のこと…

「ん?穴…ひくついてる。興奮してんの?いいなあ唯は素直で。嬉しいのか。」

「ち、違うっ…嬉しくなんか…」

早瀬さんはニヤニヤして、このままその状態でイってみよっか。と僕に言った。
そんなことできるわけない。僕は檻に閉じ込められて、苦しそうにしている僕のおちんちんを眺めた。

「唯、じゃあさ…俺がこんなことしてるのはどう?そのちっこいちんこをさ、舌でゆっくり舐めて、飴を溶かすみたいに舌でざらざらぬるぬるするの。それで唯が抵抗したらお仕置きで、前立腺…唯の1番気持よくて弱いとこ、指でずーっとコリコリ遊んでやるんだ。」

「ぁや、やめ、やめて…」

安易に想像できてしまう。今、縛られた状態でそんなことされたら……

「玩具も使おうか。ながーい棒で、唯の奥の奥まで挿入して、優しく腹をぐりぐり。はは、びくびくして…気持ちいいのか?触ってないのに。
まあいいや…、もう十分だろ。…最後に棒を抜いて、それで唯は深イキするんだ。ほら、今も…『イけ。』」

「あっ、な、なんかく、るっ…!ん゛ーーっ!!」

なにも、どこも触ってないのに身体がビクンとはねた。頭が蕩けるような快楽が僕を襲う。

「あはは!脳イキだ!上手くいくとかさ、唯…お前変態だな?」

「う…ぐ…」

大喜びの早瀬さんとは逆に、僕は顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。言葉だけでこうなるなんて…最近、僕の身体はおかしい。まるで、僕のものじゃないみたいだ。
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