2 / 41
2
しおりを挟む
「じゃあ…俺の名前わかる?」
「え…えと…早瀬、さん…」
相田 早瀬。それがこの人の名前だった。お母さんに昔、教えてもらったから覚えている。
僕は床に座ったまま、未だに困惑していた。両親の死も受け入れられないまま、叔父に暴力を振るわれる。
「へーえ、覚えてんだ。記憶力いいじゃん。」
「あ…えへへ…」
褒められた?早瀬さんは満足げに笑った。笑顔もどこか恐怖を覚える。
愛想笑いを浮かべると、また殴られた。
「何笑ってんの?」
「うぅっ……ご…ごめんなさい…」
早瀬さんはどうして僕を連れてきたんだろう。嫌いなら、あのまま放っておけば良かったのに…
「かえり…たい…」
「はぁ?あーあ、そんなこと言うんだ、謝れ。」
ドン、と足で蹴られて転ぶ。もう既に身体のあちこちが痛い。僕が謝ると、早瀬さんは不満げだった。
「全裸で土下座しろよ。お前は飼い主に逆らったんだから。」
飼い主って、僕は犬や猫じゃないのに。
でも怖いから従うしかない。僕は震えながら服を脱いだ。
これを脱いでしまったら、直接早瀬さんの攻撃を受けることになってしまう。
「ご…ごめんなさい…叔父さん…」
「早瀬さん、だろ?」
「ごめんなさい…早瀬さん…」
僕の身体はただでさえ小さいのに、土下座をすると更に小さく見えた。
早瀬さんは満足したように僕の身体を舐めるように眺めた。
「ぁうぁっ……!」
「手、邪魔。次抵抗したら千切るから。」
僕の下半身に伸びた手が、僕の袋に触る。反射的に早瀬さんの手を掴むと脅された。
僕は震えながら抵抗をやめ、早瀬さんが満足するのを待った。
「お…触られて勃起してんの?痛い思いしてんのに、変態だな。」
「え…えと…早瀬、さん…」
相田 早瀬。それがこの人の名前だった。お母さんに昔、教えてもらったから覚えている。
僕は床に座ったまま、未だに困惑していた。両親の死も受け入れられないまま、叔父に暴力を振るわれる。
「へーえ、覚えてんだ。記憶力いいじゃん。」
「あ…えへへ…」
褒められた?早瀬さんは満足げに笑った。笑顔もどこか恐怖を覚える。
愛想笑いを浮かべると、また殴られた。
「何笑ってんの?」
「うぅっ……ご…ごめんなさい…」
早瀬さんはどうして僕を連れてきたんだろう。嫌いなら、あのまま放っておけば良かったのに…
「かえり…たい…」
「はぁ?あーあ、そんなこと言うんだ、謝れ。」
ドン、と足で蹴られて転ぶ。もう既に身体のあちこちが痛い。僕が謝ると、早瀬さんは不満げだった。
「全裸で土下座しろよ。お前は飼い主に逆らったんだから。」
飼い主って、僕は犬や猫じゃないのに。
でも怖いから従うしかない。僕は震えながら服を脱いだ。
これを脱いでしまったら、直接早瀬さんの攻撃を受けることになってしまう。
「ご…ごめんなさい…叔父さん…」
「早瀬さん、だろ?」
「ごめんなさい…早瀬さん…」
僕の身体はただでさえ小さいのに、土下座をすると更に小さく見えた。
早瀬さんは満足したように僕の身体を舐めるように眺めた。
「ぁうぁっ……!」
「手、邪魔。次抵抗したら千切るから。」
僕の下半身に伸びた手が、僕の袋に触る。反射的に早瀬さんの手を掴むと脅された。
僕は震えながら抵抗をやめ、早瀬さんが満足するのを待った。
「お…触られて勃起してんの?痛い思いしてんのに、変態だな。」
0
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。



塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。



ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる