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54日目:陵辱
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ガチャガチャ、パチッ…バタン。
「おはよう、起きて。俺だよ。あはは、血まみれじゃん。ドアもボロボロだし。」
眩しい。目が潰れそうだ。僕が目をぎゅっと瞑って、少しずつ慣れてきて目を開けると、若い男の人の顔があった。僕はその人のことが大好きだった……ような気がする。
「ぅあ……??」
「あれ、記憶飛んでる?やっぱり暗闇の中にいっぱなしの精神的ダメージってやばいんだね。」
お兄さんが僕の上に覆いかぶさる。尻尾は僕が自傷している間にいつの間にか外れていて、部屋の隅っこに転がっていた。
僕は何も理解が追いつかないまま犯される。よくわからないけど抵抗すると、簡単に押さえつけられてしまった。
「よしよし風音…気持ちいいね。」
「あぅっ、あぅっ…」
ゆさゆさと身体が揺れる。よく分からないけど頭がぼうっとして気持ちいい。僕が涎を垂らしながら快楽に浸っていると、お兄さんの拳が僕のお腹にめり込んできた。
「ん゛ぅっ……」
頭がぱちぱちして、身体は軽く痙攣する。僕は抵抗することなく快楽を受け入れた。ずっと痛みしか求めていなかった頭には甘すぎる快楽。拒めるわけがなかった。
「よしよし…気持ちよさそうな顔してる。風音はもうあの風音じゃなくなっちゃった?どうなの?」
「っあ、あっ…♡」
「掠れてるけど喘ぎ声は同じだね。ほらわんわんって鳴いてごらん、可愛い犬ちゃん。」
ずっと聞きたかった優しい声が、今になってようやく思考を溶かしてくる。僕は安心からか涙を流した。僕のたったひとりの飼い主。
怖かった思いが溶けていき、安心と快楽だけが残る。僕は何を拒んでいたんだろう。
「んっ……♡わんわんっ…♡」
「お…?なんか死んだ顔から媚びた顔に変わったね…いつもの風音だな?堕ちちゃったか。」
お兄さんが叩いてきても、僕はもう抵抗しなかった。痛いことも気持ちいいし、何よりこれはお兄さんの愛なんだから。
「良かったね、よく自我を保ってられたね。」
「わんっ!わんっ!♡」
「じゃあちゃんとお風呂入らないとね。血が生臭いし、ちゃんと消毒しなくちゃ。」
「あぅ……」
ずるん、とお兄さんのものが僕の中から抜ける。せっかく気持ちよかったのに…と僕が残念がっていると、不意に貞操帯も外された。服も脱がされて、お風呂に入れられる。
「わ、よく見たら全身傷だらけじゃん。貧血は大丈夫そうだけど……ちゃんと治療しようね。」
「きゅう……」
お湯をかけられると傷にしみて痛かった。痛みはあまり気にならないが、自分がこんな事になるまでおかしくなっていたんだなと少し衝撃だった。
「おはよう、起きて。俺だよ。あはは、血まみれじゃん。ドアもボロボロだし。」
眩しい。目が潰れそうだ。僕が目をぎゅっと瞑って、少しずつ慣れてきて目を開けると、若い男の人の顔があった。僕はその人のことが大好きだった……ような気がする。
「ぅあ……??」
「あれ、記憶飛んでる?やっぱり暗闇の中にいっぱなしの精神的ダメージってやばいんだね。」
お兄さんが僕の上に覆いかぶさる。尻尾は僕が自傷している間にいつの間にか外れていて、部屋の隅っこに転がっていた。
僕は何も理解が追いつかないまま犯される。よくわからないけど抵抗すると、簡単に押さえつけられてしまった。
「よしよし風音…気持ちいいね。」
「あぅっ、あぅっ…」
ゆさゆさと身体が揺れる。よく分からないけど頭がぼうっとして気持ちいい。僕が涎を垂らしながら快楽に浸っていると、お兄さんの拳が僕のお腹にめり込んできた。
「ん゛ぅっ……」
頭がぱちぱちして、身体は軽く痙攣する。僕は抵抗することなく快楽を受け入れた。ずっと痛みしか求めていなかった頭には甘すぎる快楽。拒めるわけがなかった。
「よしよし…気持ちよさそうな顔してる。風音はもうあの風音じゃなくなっちゃった?どうなの?」
「っあ、あっ…♡」
「掠れてるけど喘ぎ声は同じだね。ほらわんわんって鳴いてごらん、可愛い犬ちゃん。」
ずっと聞きたかった優しい声が、今になってようやく思考を溶かしてくる。僕は安心からか涙を流した。僕のたったひとりの飼い主。
怖かった思いが溶けていき、安心と快楽だけが残る。僕は何を拒んでいたんだろう。
「んっ……♡わんわんっ…♡」
「お…?なんか死んだ顔から媚びた顔に変わったね…いつもの風音だな?堕ちちゃったか。」
お兄さんが叩いてきても、僕はもう抵抗しなかった。痛いことも気持ちいいし、何よりこれはお兄さんの愛なんだから。
「良かったね、よく自我を保ってられたね。」
「わんっ!わんっ!♡」
「じゃあちゃんとお風呂入らないとね。血が生臭いし、ちゃんと消毒しなくちゃ。」
「あぅ……」
ずるん、とお兄さんのものが僕の中から抜ける。せっかく気持ちよかったのに…と僕が残念がっていると、不意に貞操帯も外された。服も脱がされて、お風呂に入れられる。
「わ、よく見たら全身傷だらけじゃん。貧血は大丈夫そうだけど……ちゃんと治療しようね。」
「きゅう……」
お湯をかけられると傷にしみて痛かった。痛みはあまり気にならないが、自分がこんな事になるまでおかしくなっていたんだなと少し衝撃だった。
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