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気持ちいい
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「ぅ、あ、お兄ちゃん…」
朝起きると、ポチはしょんぼりしながら俺を呼んだ。
「どうしたの?もしかして、体調悪い?」
「ううん、違う…ぼく、お兄ちゃん、怪我させちゃった…」
ポチは俺の腕に貼った絆創膏を申し訳なさそうに見つめた。
「大丈夫だよポチ、そんなに対した怪我じゃないし。」
「う…うん…ごめんなさいお兄ちゃん…」
ポチはごめんなさい、と繰り返していたが、朝食の後くらいにはだいぶ元気になっていた。
だが、俺を見てもじもじしている。
「お兄ちゃん、あの、あのね…あの…気持ちいいやつ、もう一回やって欲しい…」
「え?あ、あー。いいよ。」
ポチのそれをちらっと見ると、小さくても勃起していた。
床だと痛いのでベッドに座った。
「んー…こうかな…気持ちいい?」
「…ん…っ……おに、ちゃん、気持ちいい…」
俺はあまりそういう知識がないから、これが合っているのかは分からなかった。でもポチの犬耳や尻尾がぴくぴくしてるから多分気持ちいいんだろう。
「んっ…お…にぃ、ちゃんっ、」
「どうしたの?」
「あのね…ぼくの、ご主人様は…ぼくのお尻に指ぐりぐりしてて…お兄ちゃんに、やってほしいなって…」
お尻に指…?そんなの気持ちいいのか?分からないけど、ポチが望むならやるしかない。
調べてみると、お尻側から前立腺を刺激すればいいらしい。
痛くないようにゴム手袋をしてローションをたっぷりつける。この子を引き取るときにローションを貰ったのって、これを見越していたのか?
「ポチ、挿れてくから痛かったら言うんだよ。」
「ん、大丈夫、ご主人様は…おちんちん挿れてた、から…」
え?挿れた?この小さい穴に…?というか家政婦として少年を買う筈なのに、それじゃあまるで性奴隷じゃないか。
「んん…」
「は…ゆ、指入った…ポチ、ご主人様に挿れられたときは気持ちよかった?」
「んーん。痛かった、けど、お兄ちゃんのこれは…気持ちいい…」
ポチのお尻の中にこりこりした所があって、そこを擦るとポチが幸せそうに喘いだ。
もしかしてポチ、俺より性経験あるのかな。
「ん…んん…」
ポチの中がきゅうっと締まる。やっぱりまだ精通していないようで、先走りのみがとろとろと出ている。
「もういい…かな?気持ちよかった?」
「お兄ちゃぁ…ぼくのこと好き…?」
「え?うん。好きだよポチ。」
ポチの事は家族として好きだ。
最初は戸惑ったけど、お兄ちゃんと呼ばれるうちに本当に兄弟みたいになれた…気がする。
ポチの犬耳はいつの間にか治っていた。どうやら発情期?は終わったらしい。
朝起きると、ポチはしょんぼりしながら俺を呼んだ。
「どうしたの?もしかして、体調悪い?」
「ううん、違う…ぼく、お兄ちゃん、怪我させちゃった…」
ポチは俺の腕に貼った絆創膏を申し訳なさそうに見つめた。
「大丈夫だよポチ、そんなに対した怪我じゃないし。」
「う…うん…ごめんなさいお兄ちゃん…」
ポチはごめんなさい、と繰り返していたが、朝食の後くらいにはだいぶ元気になっていた。
だが、俺を見てもじもじしている。
「お兄ちゃん、あの、あのね…あの…気持ちいいやつ、もう一回やって欲しい…」
「え?あ、あー。いいよ。」
ポチのそれをちらっと見ると、小さくても勃起していた。
床だと痛いのでベッドに座った。
「んー…こうかな…気持ちいい?」
「…ん…っ……おに、ちゃん、気持ちいい…」
俺はあまりそういう知識がないから、これが合っているのかは分からなかった。でもポチの犬耳や尻尾がぴくぴくしてるから多分気持ちいいんだろう。
「んっ…お…にぃ、ちゃんっ、」
「どうしたの?」
「あのね…ぼくの、ご主人様は…ぼくのお尻に指ぐりぐりしてて…お兄ちゃんに、やってほしいなって…」
お尻に指…?そんなの気持ちいいのか?分からないけど、ポチが望むならやるしかない。
調べてみると、お尻側から前立腺を刺激すればいいらしい。
痛くないようにゴム手袋をしてローションをたっぷりつける。この子を引き取るときにローションを貰ったのって、これを見越していたのか?
「ポチ、挿れてくから痛かったら言うんだよ。」
「ん、大丈夫、ご主人様は…おちんちん挿れてた、から…」
え?挿れた?この小さい穴に…?というか家政婦として少年を買う筈なのに、それじゃあまるで性奴隷じゃないか。
「んん…」
「は…ゆ、指入った…ポチ、ご主人様に挿れられたときは気持ちよかった?」
「んーん。痛かった、けど、お兄ちゃんのこれは…気持ちいい…」
ポチのお尻の中にこりこりした所があって、そこを擦るとポチが幸せそうに喘いだ。
もしかしてポチ、俺より性経験あるのかな。
「ん…んん…」
ポチの中がきゅうっと締まる。やっぱりまだ精通していないようで、先走りのみがとろとろと出ている。
「もういい…かな?気持ちよかった?」
「お兄ちゃぁ…ぼくのこと好き…?」
「え?うん。好きだよポチ。」
ポチの事は家族として好きだ。
最初は戸惑ったけど、お兄ちゃんと呼ばれるうちに本当に兄弟みたいになれた…気がする。
ポチの犬耳はいつの間にか治っていた。どうやら発情期?は終わったらしい。
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