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少女神速…紅薔薇の騎士スール
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ヒトヨシシティを出て一週間。現在は北西のヤシロシティを目指して北上中だ。本当は東にある町に行きたかったのだが大きな岩が道を塞いでおり、東に進むのは断念した。
現在は海沿いの道を進んでいる。海は初めて見る。青くどこまでも続いていく海原にロマンを感じる。
「旅じゃなければ思い切り泳ぎたいんだがなぁ。」
「シオンも海は初めてですか?あたしもです。こんなに広くて青い水溜まりがあるなんて驚きです。この旅に出てからは驚かされる事ばかりですね。特に無敵の鉄の鳥に巨大な白銀の機械鎧。帝国軍の戦力は馬鹿になりません。今のあたし達ですから対処できますが、以前のあたし達なら蘇生する霊脈も使い果たして死んでいたでしょう。シオンはもうあたしが居なくても大丈夫ですよね。本当に強くなりましたもの。」
「シオンさん一人じゃ旅も味気ない。それに契約を切ったらお前死ぬぞ。だから死ぬまで俺たちは離れられないんだ。そんな事を言うなよ。これからも頼りにしてるぜ。」
「はい!任せてください。さあ道を進みましょう。」
エクスは呟いた。
「本当の闘いはこれから始まるわ。帝国軍だけじゃない。聖道教会に煮え湯を飲ませた時点で天界も敵に回している。一年の修行の成果がどこまであるか…試されることになるわね。シオン…貴方の本当の強さが…信念が…執念がみられる事でしょう。」
「ん?何か言ったかエクス?」
「いいえ…私の独り言よ。さあ先に進みましょう。ヤシロシティも近いわ。」
漆黒の騎士確認。誅滅戦闘行動開始!聖剣グンスニル抜刀!突撃!エェイメン!
「あれはあたしの獲物だ。教会風情に渡せるか!新しい獲物を試してやる。前の剣の比ではないぞ。ブラッドスレイヤー!血を吸い尽くせ。ブラッディスウォーム!」
ん?前方から爆発音が聞こえる。戦闘の音だ。誰かが闘っている?
「山賊と冒険者の小競合いでしょうか?まあそれにしては音が大きすぎる気がしますけど…まさかアーティファクトを持った山賊と冒険者の闘いですか?どんなアーティファクトを持っているんだろう!?ワクワクしますね!また幻想顕現のレパートリーが増えます。」
エクスだ。
「この感じ…かなりの戦闘能力を持っている人間同士の闘いね。ほぼ互角か…もうすぐ肉眼で目視できる距離に出るわ。もしかしたら私達にとっても敵かもしれない。構えて!シオン。」
「おうともー。シオンさんに任せなさい。おニューの戦闘能力を発揮しようじゃ…」
エェイ………メン!
何かが叫びながら飛んでくる。それは聖道教会の執行者だった。若い女だ。腹部に致命傷を受けており、瀕死の状態だ。とはいえ執行者には無限の蘇生呪詛が掛けられている筈だが…
「不死刻印残数ゼロ。漆黒の騎士を確認。最終殲滅行動に移る。エェイメ…ガバッ。バタッ。」
執行者の首が跳ねられる。そこには赤黒い妖刀を構える見知った顔が。鉄の鳥に乗っていた…紅薔薇の騎士スール。赤い髪の少女。また懲りずにやってきたのか。
「フッハッハッハ。フゥーハハハ。紅薔薇の騎士スール見参。称えよ讃えよ。うむうむよろしい。漆黒の騎士よ。お前を倒すために地獄の淵から蘇ってきたぞ。」
「辞めときな。今のお前じゃ俺に、俺達には勝てない。大人しく帝国で皇帝の寵愛を受けて暮らすが良い。」
「貴女なんてあたし達の敵じゃありません。そうですよね。シオン。それとも本気の100%中の100%のあたしの本気を見てみますか。」
「そっちのジャリガールには興味がない。失せろ。シオンと行ったな。漆黒の騎士。皇帝の名に懸けてお前を今日打ち倒す。」
「どうしてもやるって言うんだな。一分だ。一分だけ時間をやる。」
「フフフ…十分だ。お前は負け、あたしに屈服する事になる。行くぞ!ブラッドスレイヤー対星奥義ブラッディスターブレイク!」
スールは空中に浮遊し、その前に赤黒い巨大な玉が膨れ上がっていく。まともに食らえば細胞の一片たるまで燃え尽きるだろう。だが大技は隙も多い。
「フゥッハハハ!この奥義を前にはどうしようもあるまい。あたし以外の全てが死に絶える。ブラッドスレイヤーの究極奥義だ!ハハハ逃げろ逃げ…」
ブシュッ
「えっあれえっなにこれ。お腹から光の刃が生えてりゅ。痛い痛い痛いいた…」
グッシャア
「終わりだ。スール。せめて安らかに暮らすが良い。それだけの力は残してある。」
俺は縮地して背後に回り込みエクスカリバーでスールの腹部を貫くと胸まで切り上げた。内臓は焼かれ霊脈はグチャグチャになったが辛うじて日常生活は送れるだろう。
「くそっ覚えてろ。必ずシオン!貴様を倒して犯してドブの中に捨ててやる。あたしは帰ってくる!必ずだ。畜生!畜生ゥゥー!」
スールは身体を微動だに出来なかった。傷は深く治癒するまでに時間が掛かるだろう。彼女の憎しみは燃える。全てを燃やし尽くす。穏やかな生活も軍隊の規律も皇帝の寵愛も…全てを捨ててスールは掛かってくるだろう。なにその時はまた相手にしてやるさ。俺は何度でも立ち上がる者は嫌いではない。
「結構スールは強かったと思うんですけどまるで相手になりませんでしたね。流石はシオンとエクスカリバーさんです!」
「お前がやっても勝てたかな?よく分からない。得体の知れない恐怖を感じたからな。もう相手にしたくはない。敵対心が強すぎて気持ちが悪い。」
「シオンは強化しすぎで過敏になっているのかもしれないですね。」
エクスだ。
「中々強い相手だったのは確かだけど敵意に当てられてるようじゃ駄目ね。もっと戦闘に慣れないと。アーサーは清澄な闘気しか持っていなかったからやりづらかったでしょう。それでも敵はお構い無し。貴方はエクスカリバーのマスター。怖じけず闘い抜きなさい。」
「ああ…そうだなエクス。ありがとう。本当に闘いに慣れなくては…試合慣れはしたが殺しあいにはどうにも馴染めない…なんて言ってる場合じゃないな。本来の力をその内発揮できなくなる。さあ行こう。」
スールと執行者を置いて俺達はヤシロシティを目指す旅路に戻った。
闘いに果てはない。未来永劫に人類は闘い続けるだろう。様々な理由で。俺も闘い続ける。死すならば闘いの荒野の中で…次の旅に続く。
現在は海沿いの道を進んでいる。海は初めて見る。青くどこまでも続いていく海原にロマンを感じる。
「旅じゃなければ思い切り泳ぎたいんだがなぁ。」
「シオンも海は初めてですか?あたしもです。こんなに広くて青い水溜まりがあるなんて驚きです。この旅に出てからは驚かされる事ばかりですね。特に無敵の鉄の鳥に巨大な白銀の機械鎧。帝国軍の戦力は馬鹿になりません。今のあたし達ですから対処できますが、以前のあたし達なら蘇生する霊脈も使い果たして死んでいたでしょう。シオンはもうあたしが居なくても大丈夫ですよね。本当に強くなりましたもの。」
「シオンさん一人じゃ旅も味気ない。それに契約を切ったらお前死ぬぞ。だから死ぬまで俺たちは離れられないんだ。そんな事を言うなよ。これからも頼りにしてるぜ。」
「はい!任せてください。さあ道を進みましょう。」
エクスは呟いた。
「本当の闘いはこれから始まるわ。帝国軍だけじゃない。聖道教会に煮え湯を飲ませた時点で天界も敵に回している。一年の修行の成果がどこまであるか…試されることになるわね。シオン…貴方の本当の強さが…信念が…執念がみられる事でしょう。」
「ん?何か言ったかエクス?」
「いいえ…私の独り言よ。さあ先に進みましょう。ヤシロシティも近いわ。」
漆黒の騎士確認。誅滅戦闘行動開始!聖剣グンスニル抜刀!突撃!エェイメン!
「あれはあたしの獲物だ。教会風情に渡せるか!新しい獲物を試してやる。前の剣の比ではないぞ。ブラッドスレイヤー!血を吸い尽くせ。ブラッディスウォーム!」
ん?前方から爆発音が聞こえる。戦闘の音だ。誰かが闘っている?
「山賊と冒険者の小競合いでしょうか?まあそれにしては音が大きすぎる気がしますけど…まさかアーティファクトを持った山賊と冒険者の闘いですか?どんなアーティファクトを持っているんだろう!?ワクワクしますね!また幻想顕現のレパートリーが増えます。」
エクスだ。
「この感じ…かなりの戦闘能力を持っている人間同士の闘いね。ほぼ互角か…もうすぐ肉眼で目視できる距離に出るわ。もしかしたら私達にとっても敵かもしれない。構えて!シオン。」
「おうともー。シオンさんに任せなさい。おニューの戦闘能力を発揮しようじゃ…」
エェイ………メン!
何かが叫びながら飛んでくる。それは聖道教会の執行者だった。若い女だ。腹部に致命傷を受けており、瀕死の状態だ。とはいえ執行者には無限の蘇生呪詛が掛けられている筈だが…
「不死刻印残数ゼロ。漆黒の騎士を確認。最終殲滅行動に移る。エェイメ…ガバッ。バタッ。」
執行者の首が跳ねられる。そこには赤黒い妖刀を構える見知った顔が。鉄の鳥に乗っていた…紅薔薇の騎士スール。赤い髪の少女。また懲りずにやってきたのか。
「フッハッハッハ。フゥーハハハ。紅薔薇の騎士スール見参。称えよ讃えよ。うむうむよろしい。漆黒の騎士よ。お前を倒すために地獄の淵から蘇ってきたぞ。」
「辞めときな。今のお前じゃ俺に、俺達には勝てない。大人しく帝国で皇帝の寵愛を受けて暮らすが良い。」
「貴女なんてあたし達の敵じゃありません。そうですよね。シオン。それとも本気の100%中の100%のあたしの本気を見てみますか。」
「そっちのジャリガールには興味がない。失せろ。シオンと行ったな。漆黒の騎士。皇帝の名に懸けてお前を今日打ち倒す。」
「どうしてもやるって言うんだな。一分だ。一分だけ時間をやる。」
「フフフ…十分だ。お前は負け、あたしに屈服する事になる。行くぞ!ブラッドスレイヤー対星奥義ブラッディスターブレイク!」
スールは空中に浮遊し、その前に赤黒い巨大な玉が膨れ上がっていく。まともに食らえば細胞の一片たるまで燃え尽きるだろう。だが大技は隙も多い。
「フゥッハハハ!この奥義を前にはどうしようもあるまい。あたし以外の全てが死に絶える。ブラッドスレイヤーの究極奥義だ!ハハハ逃げろ逃げ…」
ブシュッ
「えっあれえっなにこれ。お腹から光の刃が生えてりゅ。痛い痛い痛いいた…」
グッシャア
「終わりだ。スール。せめて安らかに暮らすが良い。それだけの力は残してある。」
俺は縮地して背後に回り込みエクスカリバーでスールの腹部を貫くと胸まで切り上げた。内臓は焼かれ霊脈はグチャグチャになったが辛うじて日常生活は送れるだろう。
「くそっ覚えてろ。必ずシオン!貴様を倒して犯してドブの中に捨ててやる。あたしは帰ってくる!必ずだ。畜生!畜生ゥゥー!」
スールは身体を微動だに出来なかった。傷は深く治癒するまでに時間が掛かるだろう。彼女の憎しみは燃える。全てを燃やし尽くす。穏やかな生活も軍隊の規律も皇帝の寵愛も…全てを捨ててスールは掛かってくるだろう。なにその時はまた相手にしてやるさ。俺は何度でも立ち上がる者は嫌いではない。
「結構スールは強かったと思うんですけどまるで相手になりませんでしたね。流石はシオンとエクスカリバーさんです!」
「お前がやっても勝てたかな?よく分からない。得体の知れない恐怖を感じたからな。もう相手にしたくはない。敵対心が強すぎて気持ちが悪い。」
「シオンは強化しすぎで過敏になっているのかもしれないですね。」
エクスだ。
「中々強い相手だったのは確かだけど敵意に当てられてるようじゃ駄目ね。もっと戦闘に慣れないと。アーサーは清澄な闘気しか持っていなかったからやりづらかったでしょう。それでも敵はお構い無し。貴方はエクスカリバーのマスター。怖じけず闘い抜きなさい。」
「ああ…そうだなエクス。ありがとう。本当に闘いに慣れなくては…試合慣れはしたが殺しあいにはどうにも馴染めない…なんて言ってる場合じゃないな。本来の力をその内発揮できなくなる。さあ行こう。」
スールと執行者を置いて俺達はヤシロシティを目指す旅路に戻った。
闘いに果てはない。未来永劫に人類は闘い続けるだろう。様々な理由で。俺も闘い続ける。死すならば闘いの荒野の中で…次の旅に続く。
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