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少女重圧…エクゾスーツ零
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前回無事にヒトヨシシティにたどり着いた。そうたどり着くまでは無事だったと言って良いだろうか。
町に入る。そこそこの活気がありそうな町だが人っ子一人いない。どういう事だ。こんな事初めてだ。
「誰も居ませんね。働く大人も遊んでいる子供も…あまりに不自然です。何かあったんでしょうか?」
「嫌な気配を感じるわね。漏れ出す殺気と言った方が良いのかしら?敵が近くにいるわ。」
「が…一向に姿を現さないと来たもんだ。まさか俺達が油断するのを待っているのか。ここまで警戒させといてそれは無いか…」
俺達は酒場の前まで歩いてきた。酒場もひっそり静まり返っている。敵の罠の可能性は…中に入るなり撃たれるかも…いや、地雷か?嫌な想像が頭を過る。
「うーっ。この空気苦手です。来るなら来なさい。あたし達は逃げも隠れもしません!息を潜めて好機を伺うなんて卑怯ですよ!勝てば良いと言えばそれまでですけど…」
エクスは声を張り上げる。剣のままそんなことをするなんて器用な奴だな。
「帝国軍だか聖道教会だかなんだか知らないけれど出てきなさい。何処にも逃げられないわよ。町の人を生贄にして何を企んでいるのかしら?」
俺は動揺する。
「はぁっ?生贄。この町の人をか…?」
「信じられないです。うーん。注意して嗅ぐと血の匂いがしているかもしれませんね。この町一つ生贄に捧げるとは人間の所業じゃありません。悪魔です。断然討伐対象です!」
「俺達をそんなに討ちたいか…だったら掛かってこい。何時でも相手になってやるぜ!」
敵はついに痺れを切らしたのか姿を表す。漆黒の鎧…いや強化外骨格に身を包んだ戦士だ。
「ギャーギャーと良くわめく。この町は帝国軍が落とした。町の住人は殺しはしていない。丁重に扱わせて貰った。私と立ち会え。その為だけに帝国軍を離れてこの場に残ったんだ。」
俺は叫ぶ。
「はっ…何時もみたいに雑魚をゾロゾロ引き連れていないのか?一人で俺達を討てるとも?…とんだ自信家だ。帝国軍は敵の強さもまともに計れなくなったらしい。良いだろう。町の人は力ずくで返して貰う。その前にお前をチャッチャと片付けてやろう。行くぞ。エクス。」
「気をつけて…凄まじいプレッシャーだわ。この気何処かで見たことがある…。油断はしないで行きましょう。リィナは私達の後方に布陣。幻想顕現で応戦の準備を…」
「了解しました。久々に全力で行きます。あたしを怒らせましたね。町の人々を手に掛けるなんてそれが国のやる事ですか!」
幻想顕現!限定召喚!天理展開!戦艦ヤマト…主砲ヒノカグツチ!チャージ開始…発射まで三十秒。
次の瞬間…リィナは卒倒した。
エクゾスーツの縮地…そして無数の剣閃の煌めき…リィナは全身をズタズタに切り裂かれた。
「ガバッグハッハァハァ…ヒノカグツチチャージ中断発射。」
ヤマトの巨大な霊力を発射する主砲をチャージを中断して発射する。リィナは自分ごと吹っ飛ばすつもりだ。巻き込まれる。俺はリィナを素早く掴み、補強された筋力を使って跳躍した。
それと同時にエクゾスーツも姿が揺らめき消える。
そしてヒノカグツチ着弾。大きな爆発がまき起こる。今のでヒトヨシシティの半分が消し飛んだ。こりゃ修復が大変だ。
夢幻の戦艦ヤマトは崩壊した。リィナ切れたとは言えどこであんなものを見つけたんだ。つくづく恐ろしい娘だ。彼女は瀕死だった。エクスカリバーの効能で完全に絶命する事は無いが霊脈が空になっているだろう戦闘継続は無茶だ。
地面に着地する。そこは大きなクレーターになっていた。エクゾスーツも現れる。
「そちらのお嬢さんはもう闘えない。漆黒の騎士。貴方を倒せば帝国に害なす者は死に絶える。行くわよ!生死の狭間で活を見いだす一撃。死閃雲耀極大閃刃!」
エクゾスーツは手から霊気の刃を伸ばし神速の一撃を上段から叩き込んできた。こちらとの距離は50メートル以上あるが、物ともしない。青い刃が伸びる。
俺は自動でエクスカリバーの柄を掴み、青い刃を受け止めた。重い。受け切れな…
アヴァロン…間に合わないか…
刃が胸から足まで両断する。俺は血を吹き出し倒れた。ガバッガバッ寒い…
「エクス…かりばー蘇生してくれ…まだ闘える。」
「全身の霊脈がズタズタに切り裂かれているわ。後一分動けないわよ。どうしましょうか…?」
となりで倒れていたはずのリィナが立ち上がる。
「貴方達はそうやって何時だって奪っていった!持たざる人から全てを…尊厳までを…食らいなさい。いざ舞うは星の息吹!地上の星!人世の楔!幻想顕現!オルタカリバー!全てを食らい尽くせ!ダークストームカリバーン!」
黒い聖剣が霊脈と龍脈を食らい尽くす。そして必殺の剣閃と化す。
闇の極光がエクゾスーツを穿った。爆発音と共に装甲がパージされていく…そこには見た事のある顔が…
「あ…あいつは無銘?」
「いつしか倒した帝国軍の猛者ね。ここまで強くなっているとは…シオン。時間は稼げたわ。奥義で決めに行くわよ。アヴァロン完全結界!六次元までの攻撃を遮断。」
無銘と呼ばれた少女は呟く。対聖剣用の強化外骨格は砕けた。しかしこの身はまだ生きている。
「私は負けない。もう二度と…無窮絶剣…神代回帰!極光魔神閃!」
無銘の持つ無窮絶剣から莫大な真空波が放たれる。全てを拒絶し食らい尽くす妖刀。その真の力が生まれようとしていた。
「あれを受けたらしばらく蘇生は無理ね。放つ直前に全てを叩き込むわ。それにしてもやるじゃない。あの敗北から這い上がって来るなんてね。行くわよ!シオン。」
リィナは気づけば倒れている。完全に気絶している。
「リィナ…今は眠れ。起きた時は暖かい宿屋だ。さて…」
真空の暴風が無銘を中心に舞い上がりこちらに撃たれようとしている。無銘の呼吸に合わせて真空波が弱まっている…?
行くか…!おれは足に霊力を集中させた。そして地面を蹴る。必殺の間合いまで近寄る。取った!エクスカリバーで中段になぐ…が…
後一歩で腹を両断するというところで無銘は技を解除して受けに回った。
そこからは壮絶な打ち合いが続く。袈裟斬り、唐竹割り、中段、下段、突き…技の奔流の中で俺も無銘も受け流し続けた。
そして受け合いの中で無銘の刀が俺の首筋に当たってピタリと止まった。じわりと汗をかく。アヴァロンの結界は霧散している…………
「勝負あったな。私の勝ちだな。もう会うこともあるまい。帝国軍が全力で貴様を叩き潰しにやってくる。どこまで逃げようともな。それまで無様に生命を繋ぐが良い。」
くるりと背を向け跳躍する無銘。
「負けたわね。剣でも心でも…」
「ああ…完全な敗北だ。奴の強さは執念だな。勝ちへの…絶対的な勝利への渇望。俺にはそれが足りないのかもしれない。だけど俺達は歩みを止めるわけにはいかない。今まで散っていった者達の為にもここでは止まれない。前を見据えて歩いていこう。もう負けないために。」
「ええ…敗北は恥では無いわ。闘わないで逃げることが恥なのよ。」
リィナが立ち上がり、口を開いた。
「シオン。今度は勝ってくださいね。あたしからはこれ以上何も言えないし、言う権利もありません。」
俺達は無言のまま宿屋に向かった。店主は居なかったが、食材等はそのままだったので、リィナに調理を任せてしばらく滞在する事にした。
初めて味わう敗北だ。何もやる気が起きない。空虚な気分だ。ここから立ち上がる為に無銘は苦しんだ。次は俺の番だ。這い上がるしかない。そして再び闘い今度こそは打ち倒して見せる。
次の冒険に続きます!シオン負けないで!あたしは待っています。貴方が再び前を向いて明るい何時もの顔で歩いてくれることを…
町に入る。そこそこの活気がありそうな町だが人っ子一人いない。どういう事だ。こんな事初めてだ。
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俺は動揺する。
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「信じられないです。うーん。注意して嗅ぐと血の匂いがしているかもしれませんね。この町一つ生贄に捧げるとは人間の所業じゃありません。悪魔です。断然討伐対象です!」
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敵はついに痺れを切らしたのか姿を表す。漆黒の鎧…いや強化外骨格に身を包んだ戦士だ。
「ギャーギャーと良くわめく。この町は帝国軍が落とした。町の住人は殺しはしていない。丁重に扱わせて貰った。私と立ち会え。その為だけに帝国軍を離れてこの場に残ったんだ。」
俺は叫ぶ。
「はっ…何時もみたいに雑魚をゾロゾロ引き連れていないのか?一人で俺達を討てるとも?…とんだ自信家だ。帝国軍は敵の強さもまともに計れなくなったらしい。良いだろう。町の人は力ずくで返して貰う。その前にお前をチャッチャと片付けてやろう。行くぞ。エクス。」
「気をつけて…凄まじいプレッシャーだわ。この気何処かで見たことがある…。油断はしないで行きましょう。リィナは私達の後方に布陣。幻想顕現で応戦の準備を…」
「了解しました。久々に全力で行きます。あたしを怒らせましたね。町の人々を手に掛けるなんてそれが国のやる事ですか!」
幻想顕現!限定召喚!天理展開!戦艦ヤマト…主砲ヒノカグツチ!チャージ開始…発射まで三十秒。
次の瞬間…リィナは卒倒した。
エクゾスーツの縮地…そして無数の剣閃の煌めき…リィナは全身をズタズタに切り裂かれた。
「ガバッグハッハァハァ…ヒノカグツチチャージ中断発射。」
ヤマトの巨大な霊力を発射する主砲をチャージを中断して発射する。リィナは自分ごと吹っ飛ばすつもりだ。巻き込まれる。俺はリィナを素早く掴み、補強された筋力を使って跳躍した。
それと同時にエクゾスーツも姿が揺らめき消える。
そしてヒノカグツチ着弾。大きな爆発がまき起こる。今のでヒトヨシシティの半分が消し飛んだ。こりゃ修復が大変だ。
夢幻の戦艦ヤマトは崩壊した。リィナ切れたとは言えどこであんなものを見つけたんだ。つくづく恐ろしい娘だ。彼女は瀕死だった。エクスカリバーの効能で完全に絶命する事は無いが霊脈が空になっているだろう戦闘継続は無茶だ。
地面に着地する。そこは大きなクレーターになっていた。エクゾスーツも現れる。
「そちらのお嬢さんはもう闘えない。漆黒の騎士。貴方を倒せば帝国に害なす者は死に絶える。行くわよ!生死の狭間で活を見いだす一撃。死閃雲耀極大閃刃!」
エクゾスーツは手から霊気の刃を伸ばし神速の一撃を上段から叩き込んできた。こちらとの距離は50メートル以上あるが、物ともしない。青い刃が伸びる。
俺は自動でエクスカリバーの柄を掴み、青い刃を受け止めた。重い。受け切れな…
アヴァロン…間に合わないか…
刃が胸から足まで両断する。俺は血を吹き出し倒れた。ガバッガバッ寒い…
「エクス…かりばー蘇生してくれ…まだ闘える。」
「全身の霊脈がズタズタに切り裂かれているわ。後一分動けないわよ。どうしましょうか…?」
となりで倒れていたはずのリィナが立ち上がる。
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黒い聖剣が霊脈と龍脈を食らい尽くす。そして必殺の剣閃と化す。
闇の極光がエクゾスーツを穿った。爆発音と共に装甲がパージされていく…そこには見た事のある顔が…
「あ…あいつは無銘?」
「いつしか倒した帝国軍の猛者ね。ここまで強くなっているとは…シオン。時間は稼げたわ。奥義で決めに行くわよ。アヴァロン完全結界!六次元までの攻撃を遮断。」
無銘と呼ばれた少女は呟く。対聖剣用の強化外骨格は砕けた。しかしこの身はまだ生きている。
「私は負けない。もう二度と…無窮絶剣…神代回帰!極光魔神閃!」
無銘の持つ無窮絶剣から莫大な真空波が放たれる。全てを拒絶し食らい尽くす妖刀。その真の力が生まれようとしていた。
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行くか…!おれは足に霊力を集中させた。そして地面を蹴る。必殺の間合いまで近寄る。取った!エクスカリバーで中段になぐ…が…
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くるりと背を向け跳躍する無銘。
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「ああ…完全な敗北だ。奴の強さは執念だな。勝ちへの…絶対的な勝利への渇望。俺にはそれが足りないのかもしれない。だけど俺達は歩みを止めるわけにはいかない。今まで散っていった者達の為にもここでは止まれない。前を見据えて歩いていこう。もう負けないために。」
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リィナが立ち上がり、口を開いた。
「シオン。今度は勝ってくださいね。あたしからはこれ以上何も言えないし、言う権利もありません。」
俺達は無言のまま宿屋に向かった。店主は居なかったが、食材等はそのままだったので、リィナに調理を任せてしばらく滞在する事にした。
初めて味わう敗北だ。何もやる気が起きない。空虚な気分だ。ここから立ち上がる為に無銘は苦しんだ。次は俺の番だ。這い上がるしかない。そして再び闘い今度こそは打ち倒して見せる。
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