22 / 33
少女大竜…神秘のレッドドラゴン
しおりを挟む
俺達はイサシティを抜けて更に北ヒトヨシシティを目指す。瓦礫は無くなり森が続く。シンジュクスラムに居る時は回りには瓦礫の山しかなかったので自然は新鮮だった。
リィナも物珍しい様で辺りをキョロキョロ見回している。
「うわー虫が居ますよ。マクラザキシティにもメガロゴキブリは出ましたけど、小さくて可愛い虫なんて初めて見ます!」
「ええ…貴女の酒場でもメガロゴキブリが出るの?」
「はい!夏場は大きいのが山の様に出てました。対ゴキブリ地雷を店中に敷き詰めて爆破して処理してましたよ。」
俺が突っ込む。
「おィィィィ!そんな場所で人に飯食わせてたんかい!ゴキブリ天国じゃないのよ。どうなってんのリィナの酒場!」
「大丈夫ですよ。人が来る前に片付けてましたから…たまに人が来て地雷を踏んでぶっ飛んでましたけど。」
「結局巻き込まれてるんじゃねぇか。ゴキブリ以上に地雷の方が危険だよ。やべぇリィナの酒場行かない方が良かったかも…」
「でもシオン達が来てくれたからあたし達出会えたんですよ。だから来なかった方が良かったとか言わないで下さい。メガロゴキブリの始末はちゃんとしてましたから。」
エクスが口を開く。
「一方的に巻き込まれたってのに怒ってないのね。腕まで失って強烈な痛みを受けたっていうのに…」
「あれが…あそこで貴女達に会うのが運命だったんです。酒場で働くのも参ってましたから。」
「本当に今の生活に不満が無いのなら良かった。ウラグスクまで行けば俺達の旅は終わる。闘うのはそれまでの辛抱だからな。」
と俺。
「はい。いつかもう人を傷つけなくても良い日が来るのを待っています。この旅の果てにそれがあるならあたしは歩き続けましょう。血塗られた旅路だとしても…」
エクスが口を開く。
「お話の最中申し訳ないけど、敵性反応よ。探知結界に引っ掛かったわ。人形無し、神秘種1。」
「神秘種ってなんだ?エクス。」
「神代から生息する魔物よ。何故こんな黄昏の時代にいるか分からないけれど…強力なモンスターの可能性が高いわ。」
「あたしが幻想顕現で先行します。幻想顕現!神代黒弓!ガラティン!」
リィナは聖騎士の剣…ガラティンを幻想顕現すると神代黒弓につがえた。そして…
「ここからが幻想顕現の真骨頂です。英雄の素質…魔眼解放!うぅあああ!敵性生物捕捉距離500メートル!ガラティン射出!」
リィナは魔眼の能力で遠方の敵を察知し狙いを定めるとガラティンを矢として発射した。真空波を発しながらガラティンは飛んでいく。そして遠くで大きい爆発音が聞こえた。
何かが空を飛ぶ音。咆哮…それは気づくと頭上に居た。赤い龍。機械のモンスターじゃない。
ガオシャンロンのような正真正銘の龍種だ。胸に大きな穴が開き神聖生物にありがちなコアが露出している。
ガラティンの一撃が弱点を露出するのに一役買った訳だ。
リィナは霊脈を使い果たし、その場にへたりこんだ。
「後は…シオン!お願いします。」
「おうともさ!エクス!対軍奥義でいってくれ!」
「少し防御に専念させて!ドラゴンは甘い敵では無いわ。」
エクスはアヴァロンを展開。俺はエクスカリバーを目の前に構え、防御の姿勢を取る。
龍は口を大きく開き俺にかぶりついて来た。
「うおっなんだこいつ!食おうとしてるのか!」
「シオン、落ち着きなさい。並の攻撃じゃアヴァロンは抜けない。」
と言っても俺達は今龍の口の中だ。龍は更に灼熱の火炎を吹き出してきた。
「熱い熱い熱い!死ぬ死ぬ死ぬ。」
ダメージは防げても熱は防げない。何とかしないと本当に死ぬ。
「エクス…一瞬防御を解いて攻撃に転じるぞ!」
「了解!一瞬の勝負になるわ。対龍の必殺奥義で迎えうちましょう。」
エクスカリバーが赤く染まり凝縮する光の質量を増加させていく。アヴァロンの守りが解けた!
俺の足に龍の歯が食い込む!いてぇ!早くしてくれ~!エクス!
「待たせたわね!エクスカリバードラゴンスレイヤーモード!全霊力解放!龍脈大剣!」
龍の頭が光に包まれはぜた。赤い龍は死亡。自動換金システムが尋常じゃない量の金貨を排出している。
「やったわね。」
「やりました。やっぱりエクスカリバーさんは凄いです!あたしのガラティンでは胸の外郭の破壊しか出来ませんでしたから。」
俺も口を開く。
「本当は露出しているコアを砕けば良かったんだが、そう上手くは行かなかったな。」
「戦闘なんて上手く行かないことばかりよ。良くやったわ。龍に飲み込まれながらも攻撃にしっかり転じるなんてね。また一歩成長ね。シオン。」
「ああ…俺も強くなっているん…だよな。もっと成長しなくては…エクスカリバーのマスターとして…」
「もう充分強いですよ。シオンは…。あたしこそまだまだです。強くなりたい。貴方を護りたいです。」
「そうだな。お互いに強くなろう。この闘いの奔流を生き残る為に…」
「まっ真剣な話はこの位にしときましょう!今晩はドラゴンステーキですよ!いくらでも食べて良いです。ドラゴンステーキ食べ放題です!」
「えっこれを食べるのかしら?神話の時代から生きてるドラゴンの肉…生きながらにして腐ってそうだけど大丈夫?」
「腐りかけが一番美味しいって言うじゃないですか。ドラゴンなんて食べる機会はそうそうありません。食べましょう!ドラゴンステーキ。」
「ああ…旨そうだよな。ははは…俺腹の調子が悪いからドラゴンステーキは遠慮しとくわ。」
「そんなにあたしの調理は信用できませんか?うるうる…」
「ばっか!そんなこと無いよ。ドラゴンステーキでもドラゴンフライでも何でも持ってきなさい。シオンさんが食べてあげるから!腹の調子も良くなってきたし食べられるとも!」
エクス…
男って単純…お腹を壊さない事を祈ってるわ。実体化してなくて良かったわね。
………………………
俺は翌日猛烈な下痢と吐き気に襲われた。リィナは何事も無かったようにケロリとしている。
ああ…神様。俺が何かしたって言うんですか…。
まあ…気を取り直して…ヒトヨシシティまでの旅はこの後何の問題もなく終了した。二週間程掛かったが、異常なく何よりだ。
次の冒険でまた会おう!
リィナも物珍しい様で辺りをキョロキョロ見回している。
「うわー虫が居ますよ。マクラザキシティにもメガロゴキブリは出ましたけど、小さくて可愛い虫なんて初めて見ます!」
「ええ…貴女の酒場でもメガロゴキブリが出るの?」
「はい!夏場は大きいのが山の様に出てました。対ゴキブリ地雷を店中に敷き詰めて爆破して処理してましたよ。」
俺が突っ込む。
「おィィィィ!そんな場所で人に飯食わせてたんかい!ゴキブリ天国じゃないのよ。どうなってんのリィナの酒場!」
「大丈夫ですよ。人が来る前に片付けてましたから…たまに人が来て地雷を踏んでぶっ飛んでましたけど。」
「結局巻き込まれてるんじゃねぇか。ゴキブリ以上に地雷の方が危険だよ。やべぇリィナの酒場行かない方が良かったかも…」
「でもシオン達が来てくれたからあたし達出会えたんですよ。だから来なかった方が良かったとか言わないで下さい。メガロゴキブリの始末はちゃんとしてましたから。」
エクスが口を開く。
「一方的に巻き込まれたってのに怒ってないのね。腕まで失って強烈な痛みを受けたっていうのに…」
「あれが…あそこで貴女達に会うのが運命だったんです。酒場で働くのも参ってましたから。」
「本当に今の生活に不満が無いのなら良かった。ウラグスクまで行けば俺達の旅は終わる。闘うのはそれまでの辛抱だからな。」
と俺。
「はい。いつかもう人を傷つけなくても良い日が来るのを待っています。この旅の果てにそれがあるならあたしは歩き続けましょう。血塗られた旅路だとしても…」
エクスが口を開く。
「お話の最中申し訳ないけど、敵性反応よ。探知結界に引っ掛かったわ。人形無し、神秘種1。」
「神秘種ってなんだ?エクス。」
「神代から生息する魔物よ。何故こんな黄昏の時代にいるか分からないけれど…強力なモンスターの可能性が高いわ。」
「あたしが幻想顕現で先行します。幻想顕現!神代黒弓!ガラティン!」
リィナは聖騎士の剣…ガラティンを幻想顕現すると神代黒弓につがえた。そして…
「ここからが幻想顕現の真骨頂です。英雄の素質…魔眼解放!うぅあああ!敵性生物捕捉距離500メートル!ガラティン射出!」
リィナは魔眼の能力で遠方の敵を察知し狙いを定めるとガラティンを矢として発射した。真空波を発しながらガラティンは飛んでいく。そして遠くで大きい爆発音が聞こえた。
何かが空を飛ぶ音。咆哮…それは気づくと頭上に居た。赤い龍。機械のモンスターじゃない。
ガオシャンロンのような正真正銘の龍種だ。胸に大きな穴が開き神聖生物にありがちなコアが露出している。
ガラティンの一撃が弱点を露出するのに一役買った訳だ。
リィナは霊脈を使い果たし、その場にへたりこんだ。
「後は…シオン!お願いします。」
「おうともさ!エクス!対軍奥義でいってくれ!」
「少し防御に専念させて!ドラゴンは甘い敵では無いわ。」
エクスはアヴァロンを展開。俺はエクスカリバーを目の前に構え、防御の姿勢を取る。
龍は口を大きく開き俺にかぶりついて来た。
「うおっなんだこいつ!食おうとしてるのか!」
「シオン、落ち着きなさい。並の攻撃じゃアヴァロンは抜けない。」
と言っても俺達は今龍の口の中だ。龍は更に灼熱の火炎を吹き出してきた。
「熱い熱い熱い!死ぬ死ぬ死ぬ。」
ダメージは防げても熱は防げない。何とかしないと本当に死ぬ。
「エクス…一瞬防御を解いて攻撃に転じるぞ!」
「了解!一瞬の勝負になるわ。対龍の必殺奥義で迎えうちましょう。」
エクスカリバーが赤く染まり凝縮する光の質量を増加させていく。アヴァロンの守りが解けた!
俺の足に龍の歯が食い込む!いてぇ!早くしてくれ~!エクス!
「待たせたわね!エクスカリバードラゴンスレイヤーモード!全霊力解放!龍脈大剣!」
龍の頭が光に包まれはぜた。赤い龍は死亡。自動換金システムが尋常じゃない量の金貨を排出している。
「やったわね。」
「やりました。やっぱりエクスカリバーさんは凄いです!あたしのガラティンでは胸の外郭の破壊しか出来ませんでしたから。」
俺も口を開く。
「本当は露出しているコアを砕けば良かったんだが、そう上手くは行かなかったな。」
「戦闘なんて上手く行かないことばかりよ。良くやったわ。龍に飲み込まれながらも攻撃にしっかり転じるなんてね。また一歩成長ね。シオン。」
「ああ…俺も強くなっているん…だよな。もっと成長しなくては…エクスカリバーのマスターとして…」
「もう充分強いですよ。シオンは…。あたしこそまだまだです。強くなりたい。貴方を護りたいです。」
「そうだな。お互いに強くなろう。この闘いの奔流を生き残る為に…」
「まっ真剣な話はこの位にしときましょう!今晩はドラゴンステーキですよ!いくらでも食べて良いです。ドラゴンステーキ食べ放題です!」
「えっこれを食べるのかしら?神話の時代から生きてるドラゴンの肉…生きながらにして腐ってそうだけど大丈夫?」
「腐りかけが一番美味しいって言うじゃないですか。ドラゴンなんて食べる機会はそうそうありません。食べましょう!ドラゴンステーキ。」
「ああ…旨そうだよな。ははは…俺腹の調子が悪いからドラゴンステーキは遠慮しとくわ。」
「そんなにあたしの調理は信用できませんか?うるうる…」
「ばっか!そんなこと無いよ。ドラゴンステーキでもドラゴンフライでも何でも持ってきなさい。シオンさんが食べてあげるから!腹の調子も良くなってきたし食べられるとも!」
エクス…
男って単純…お腹を壊さない事を祈ってるわ。実体化してなくて良かったわね。
………………………
俺は翌日猛烈な下痢と吐き気に襲われた。リィナは何事も無かったようにケロリとしている。
ああ…神様。俺が何かしたって言うんですか…。
まあ…気を取り直して…ヒトヨシシティまでの旅はこの後何の問題もなく終了した。二週間程掛かったが、異常なく何よりだ。
次の冒険でまた会おう!
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
No One's Glory -もうひとりの物語-
はっくまん2XL
SF
異世界転生も転移もしない異世界物語……(. . `)
よろしくお願い申し上げます
男は過眠症で日々の生活に空白を持っていた。
医師の診断では、睡眠無呼吸から来る睡眠障害とのことであったが、男には疑いがあった。
男は常に、同じ世界、同じ人物の夢を見ていたのだ。それも、非常に生々しく……
手触り感すらあるその世界で、男は別人格として、「採掘師」という仕事を生業としていた。
採掘師とは、遺跡に眠るストレージから、マップや暗号鍵、設計図などの有用な情報を発掘し、マーケットに流す仕事である。
各地に点在する遺跡を巡り、時折マーケットのある都市、集落に訪れる生活の中で、時折感じる自身の中の他者の魂が幻でないと気づいた時、彼らの旅は混迷を増した……
申し訳ございませんm(_ _)m
不定期投稿になります。
本業多忙のため、しばらく連載休止します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる