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少女闘劇…格闘技大会で優勝せよ
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俺達はイサシティに到着した。活気がありマーケットも賑わっている。最終戦争なんか無かったかのように人々は明るい表情を浮かべて日常を送っている。近くに湖や山があり、風光明媚な観光名所としても有名なようだ。
「良い町ですね。シオン。」
「ああ…帝国や聖道教会が襲ってこなければもっといいんだが、皆を巻き込むことは出来ない。身体を休めたらすぐにイサシティを立つとしよう。」
「私もそれに賛成。サツマタウンでは長居しすぎたもの。町の皆を護るためにも最低限の滞在にしましょう。」
リィナ
うぅ…良い町なのに残念です。
あたしはマクラザキシティしか知らなかったから同じナインステイツの町でも新鮮です。
敵に追われる旅でなければもっとゆっくり出来たのでしょうか。
まあそれを言っても仕方がないんですけど…あたし達の闘いの旅路は続きます。
ウラグスク連邦共和国に到着するまで…あたしは闘うのは辛いけれど皆の為になるんだったら闘い続けます。
本当ならマクラザキシティで死んでいるんですもの。覚悟を新たにします。
俺達は宿屋に行くと荷物を預けて風呂に入り、食堂で食事を取った。
「むむ…この焼き魚定食…貴重な塩をふんだんに使っていますね。珍しいなぁ。会計大丈夫ですかね?」
「リィナ。金の事は気にするな。まだたんまりあるさ。この焼き魚定食は旨いな。また旅路の途中でリィナに魚を焼いてもらうとしようか。」
「私も実体化してれば一緒に食事を取れるんだけどね。でも実体化はシオンの負担が大きいから余程休息が取れている時でないと出来ないのよ。」
「今度もっと美味しい食事が出た時に実体化するといいさ。なあにシオンさんはそんなことで倒れたりはしないさ。何時でもどうぞ。」
「ありがとう。シオン。その時が来たら実体化させてもらうわ。やっぱり持つべきは優しいマスターね。」
「エクスカリバーさんも実体化して美味しい食事を頂きましょう。その時を待っていますよ。」
喋りながら食事をしていると宿屋の主人が声を掛けてきた。
「お兄さん達は旅の冒険者だろう?今イサシティで面白い試みが行われているんだ。」
「へぇ…どんな事が行われているんですか?」
「生死を問わない格闘技大会。賞金は金貨十袋なり。どうだ面白そうだろう。」
「シオン…結構良いんじゃないかしら。私達なら優勝は確実よ。地方都市に猛者が居るとは思えないもの。」
「そうだな。金はいくらあっても困る事はないしな…乗った。何処で参加をすれば良いんだ?」
宿屋の主人だ。
「俺が受付窓口を勤めている。シオンと言ったな。君の参加を受け付けよう。試合は一週間後だ。それまで英気を養ってくれ。」
「了解した。まあ本当はそんなに滞在する予定では無かったんだが、襲撃があったら対処すれば良いだろう。」
「ワクワクですね!あたしは参加しませんけど、シオンの優勝を願っていますよ!頑張って下さい!」
「この地にも我がエクスカリバーの勇名を轟かせる時ね。私も楽しみに待っていましょう。」
俺達は一週間身体を休めた。敵の襲撃は無かった。格闘技大会当日。
格闘技大会会場にて…
アナウンサー
「皆様大変お待たせしました。第58会イサシティバトルグランプリを開催します。128人の選手達が火花を散らします。一回戦から見ていきましょう。」
……………………………………
決勝
俺達は危なげなく勝ち進んでいた。相手を殺さないようにするのは大変だったが…ようやく決勝だ。お相手は謎の冒険者だ。ここまでまったく苦戦せずにストレートで勝ち上がって来たらしい。
アナウンサーが叫ぶ。
「それでは遂に決勝戦を開始します。旅の冒険者シオン対謎の冒険者エックス!両者立ち会って…バトルスタート!」
試合の開始が宣言された。狭い闘技場の中で5メートル程距離を取って相対する。お互いににらみ合い、膠着する。
俺はエクスカリバーに手を掛ける。
謎の冒険者は剣を掴むと一瞬何かをして剣を戻した。
ブシャ!俺の左手が宙を舞う。俺は動揺した。まったく見えなかった。神速の一撃だった。
「エクス…アヴァロンの護りを…そして左手の自己蘇生開始。」
「了解!同時に奥義で攻めるわ!」
俺は詠唱する。
「霊脈暴走!龍脈大剣!エクスカリバーアルテマセイバー!」
エクスカリバーから虹色の閃光が吹き上げる。謎の冒険者エックスはただ事では無いことを察知するが、また剣に手を掛けてこっちに突っ込んできた。
とんと俺の心臓を一突き。が、アヴァロンの護りがそれを弾く。
謎の冒険者エックスは一瞬動揺した。その瞬間にエクスカリバーアルテマセイバーを奴の胴体を目掛けて叩き込む。
圧倒的な光の奔流が謎の冒険者エックスを穿つ。上半身と下半身が真っ二つに別れて、謎の冒険者エックスは絶命した。
アナウンサーが叫ぶ。
「大技で勝負を決めました!シオン選手!優勝です。この後表彰式にて金貨十袋が送られます。」
俺はアナウンサーのアナウンスを無視して…謎の冒険者エックスに近寄る。そういえばフードを被っていたな。それを外してみる。
リィナと大して歳が変わらない青髪の少女だった。
俺はショックを受けた。エクスに話し掛ける。
「急いで蘇生を。こんな女の子を死なせる訳には行かない。」
「了解したわ。甦りなさい。まだ死ぬには若すぎる。」
エクスが霊力を込めると。エックスの上半身と下半身がくっつき息を吹き帰した。
「僕は死んだはずじゃ…」
「死んでいない。ちゃんと生きているよ。まあ優勝は俺が貰ったけどな。悪く思うなよ。それに聞けよ。客の歓声を…」
エックスの蘇生に会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
「蘇っただと!何のマジックなんだ!こんなにめでたい事はない。なあ母ちゃん!」
「エックス推しだったから生き返ってよかった。あんなに可愛い女の子だったなんて。」
アナウンサーも唸る。
「宿命の対決を終えたシオン選手…なんと死んだ謎の冒険者エックス選手を蘇生しました。優しい、甘いです。どちらかが死ぬまで闘い続けるイサシティバトルグランプリでは異例の展開です。ですが美しい!両者に割れんばかりの拍手でお迎えください!」
俺達は万雷の喝采で迎えられた。そして表彰式に出席し、無事金貨十袋を手に入れた。
その後宿屋に戻り、荷物を纏めるとイサシティを立った。この町を俺達の都合で争いに巻き込む訳にはいかない。
次の冒険でまた会おう!
「良い町ですね。シオン。」
「ああ…帝国や聖道教会が襲ってこなければもっといいんだが、皆を巻き込むことは出来ない。身体を休めたらすぐにイサシティを立つとしよう。」
「私もそれに賛成。サツマタウンでは長居しすぎたもの。町の皆を護るためにも最低限の滞在にしましょう。」
リィナ
うぅ…良い町なのに残念です。
あたしはマクラザキシティしか知らなかったから同じナインステイツの町でも新鮮です。
敵に追われる旅でなければもっとゆっくり出来たのでしょうか。
まあそれを言っても仕方がないんですけど…あたし達の闘いの旅路は続きます。
ウラグスク連邦共和国に到着するまで…あたしは闘うのは辛いけれど皆の為になるんだったら闘い続けます。
本当ならマクラザキシティで死んでいるんですもの。覚悟を新たにします。
俺達は宿屋に行くと荷物を預けて風呂に入り、食堂で食事を取った。
「むむ…この焼き魚定食…貴重な塩をふんだんに使っていますね。珍しいなぁ。会計大丈夫ですかね?」
「リィナ。金の事は気にするな。まだたんまりあるさ。この焼き魚定食は旨いな。また旅路の途中でリィナに魚を焼いてもらうとしようか。」
「私も実体化してれば一緒に食事を取れるんだけどね。でも実体化はシオンの負担が大きいから余程休息が取れている時でないと出来ないのよ。」
「今度もっと美味しい食事が出た時に実体化するといいさ。なあにシオンさんはそんなことで倒れたりはしないさ。何時でもどうぞ。」
「ありがとう。シオン。その時が来たら実体化させてもらうわ。やっぱり持つべきは優しいマスターね。」
「エクスカリバーさんも実体化して美味しい食事を頂きましょう。その時を待っていますよ。」
喋りながら食事をしていると宿屋の主人が声を掛けてきた。
「お兄さん達は旅の冒険者だろう?今イサシティで面白い試みが行われているんだ。」
「へぇ…どんな事が行われているんですか?」
「生死を問わない格闘技大会。賞金は金貨十袋なり。どうだ面白そうだろう。」
「シオン…結構良いんじゃないかしら。私達なら優勝は確実よ。地方都市に猛者が居るとは思えないもの。」
「そうだな。金はいくらあっても困る事はないしな…乗った。何処で参加をすれば良いんだ?」
宿屋の主人だ。
「俺が受付窓口を勤めている。シオンと言ったな。君の参加を受け付けよう。試合は一週間後だ。それまで英気を養ってくれ。」
「了解した。まあ本当はそんなに滞在する予定では無かったんだが、襲撃があったら対処すれば良いだろう。」
「ワクワクですね!あたしは参加しませんけど、シオンの優勝を願っていますよ!頑張って下さい!」
「この地にも我がエクスカリバーの勇名を轟かせる時ね。私も楽しみに待っていましょう。」
俺達は一週間身体を休めた。敵の襲撃は無かった。格闘技大会当日。
格闘技大会会場にて…
アナウンサー
「皆様大変お待たせしました。第58会イサシティバトルグランプリを開催します。128人の選手達が火花を散らします。一回戦から見ていきましょう。」
……………………………………
決勝
俺達は危なげなく勝ち進んでいた。相手を殺さないようにするのは大変だったが…ようやく決勝だ。お相手は謎の冒険者だ。ここまでまったく苦戦せずにストレートで勝ち上がって来たらしい。
アナウンサーが叫ぶ。
「それでは遂に決勝戦を開始します。旅の冒険者シオン対謎の冒険者エックス!両者立ち会って…バトルスタート!」
試合の開始が宣言された。狭い闘技場の中で5メートル程距離を取って相対する。お互いににらみ合い、膠着する。
俺はエクスカリバーに手を掛ける。
謎の冒険者は剣を掴むと一瞬何かをして剣を戻した。
ブシャ!俺の左手が宙を舞う。俺は動揺した。まったく見えなかった。神速の一撃だった。
「エクス…アヴァロンの護りを…そして左手の自己蘇生開始。」
「了解!同時に奥義で攻めるわ!」
俺は詠唱する。
「霊脈暴走!龍脈大剣!エクスカリバーアルテマセイバー!」
エクスカリバーから虹色の閃光が吹き上げる。謎の冒険者エックスはただ事では無いことを察知するが、また剣に手を掛けてこっちに突っ込んできた。
とんと俺の心臓を一突き。が、アヴァロンの護りがそれを弾く。
謎の冒険者エックスは一瞬動揺した。その瞬間にエクスカリバーアルテマセイバーを奴の胴体を目掛けて叩き込む。
圧倒的な光の奔流が謎の冒険者エックスを穿つ。上半身と下半身が真っ二つに別れて、謎の冒険者エックスは絶命した。
アナウンサーが叫ぶ。
「大技で勝負を決めました!シオン選手!優勝です。この後表彰式にて金貨十袋が送られます。」
俺はアナウンサーのアナウンスを無視して…謎の冒険者エックスに近寄る。そういえばフードを被っていたな。それを外してみる。
リィナと大して歳が変わらない青髪の少女だった。
俺はショックを受けた。エクスに話し掛ける。
「急いで蘇生を。こんな女の子を死なせる訳には行かない。」
「了解したわ。甦りなさい。まだ死ぬには若すぎる。」
エクスが霊力を込めると。エックスの上半身と下半身がくっつき息を吹き帰した。
「僕は死んだはずじゃ…」
「死んでいない。ちゃんと生きているよ。まあ優勝は俺が貰ったけどな。悪く思うなよ。それに聞けよ。客の歓声を…」
エックスの蘇生に会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
「蘇っただと!何のマジックなんだ!こんなにめでたい事はない。なあ母ちゃん!」
「エックス推しだったから生き返ってよかった。あんなに可愛い女の子だったなんて。」
アナウンサーも唸る。
「宿命の対決を終えたシオン選手…なんと死んだ謎の冒険者エックス選手を蘇生しました。優しい、甘いです。どちらかが死ぬまで闘い続けるイサシティバトルグランプリでは異例の展開です。ですが美しい!両者に割れんばかりの拍手でお迎えください!」
俺達は万雷の喝采で迎えられた。そして表彰式に出席し、無事金貨十袋を手に入れた。
その後宿屋に戻り、荷物を纏めるとイサシティを立った。この町を俺達の都合で争いに巻き込む訳にはいかない。
次の冒険でまた会おう!
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