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1.砂漠にぽつり
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これは天罰なんだろうか。
突然だが、俺は今砂漠いる。
辺り一面に砂だらけ、上を見れば真っ青な空とギラギラと照りつけてくる太陽。暑くてくらくらする。なんで砂漠にいるかなんてわからない。ただ、ここが地球ではないだろうことは分かっていた。
◇◇◇◇◇
砂漠に来る前。
深夜、いつものように再婚してできた義兄を無理矢理性的に襲って楽しんだ後自分の部屋に戻り眠りについた。
朝、目が覚めたら義理の母が泣きながら包丁を持っていた。「やばい!」と思った時には、包丁が俺目掛けて振り落とされていた。
酷い熱さを感じたのは一瞬だった。そこから先の記憶はない。気がついた時には砂漠にいた。
砂漠で目を覚ました時、刺されたはずの場所を手で擦ると血は出ていなかった。気になるのが目の前に半透明の画面があることだ。
「なんだ?これ?」
画面は目をぱちぱちとさせても消えてくれない。ポケットを一応探ってもスマホは入ってない。辺りを見渡しても自分以外なにもない。助けを呼ぶことも出来ない。
仕方ないので、画面に書いてあるスキル欄みたいなやつを読んでいった。
『鑑定スキル・隠蔽スキル・気配察知スキル・アイテムボックス・異世界辞書・氷魔法・水魔法・雷魔法・回復魔法・生活魔法・催眠魔法・精力ブースト・妊娠オンオフ・魔力∞』
結構異世界物転生系の漫画は読んでいたから、大体は理解出来る。アイテムボックスとかは定番だよな。でも、催眠魔法と精力ブーストと妊娠オンオフがあるせいでなんか不穏な感じがする。スキルの説明を読むと催眠魔法は生き物ならなんでも、自分の思い通りにすることができる書いてあり、精力ブーストは精力が増幅するとある。妊娠オンオフはセックスした相手を妊娠させるかオンオフで決められるらしい。
そのまんまだな。
まあ、この三個のスキルは置いておこう。
おかしな画面が見えてるが、全部幻覚のはずだ。この画面が俺の妄想であることを確める為にまずは水魔法とやらを試してみよう。頭の中で水が両手で作ったお椀の形にした所に現れるイメージをしてみた。
バシャ!
「うわっ!……嘘だろ、、……」
両手の中にたぷたぷと綺麗な飲めそうな水が現れた。この熱さの中、水の冷たさが気持ちいい。
だが、しかし。
あ~。
異世界の砂漠とか最悪だ。
これからどうしよう。
まずは、水を飲んで喉を潤した。冷たくて、美味しいな。
……仕方ない。ここにいても死ぬだけだ。
とりあえず気配察知で周りを確認。頭の中で周囲の存在が認識出来るようになったみたいだ。少し遠くに青い感じの存在が沢山いる。かすかに動いているようだ。街であることを期待してとりあえずそこを目指そう。アイテムボックスを確認するもなにも入ってはいない。使えない。最後にもしもの為に隠蔽スキルは常時発動にしておこう。
俺は異世界辞書を読みながら街まで歩いていった。辞書には不穏なことが書かれていたが、今は街に行くしかない。なんとか、あと少しで着きそうってところまできて頭が酷く、くらくらとしてきた。
数日間、水しか飲んでないからなあ。
空腹でのくらくらだから回復魔法も効かないのは検証済みだ。
辺りは暗くて街から俺の存在は確認できないだろう。このまま倒れたら死ぬんだろうな。
あ~あ。
なんでこんなことになったんだろう。
天罰なんだろうか。
もう歩けなくてばたりと倒れる。
まぶたが重くなってきた。
最後に思う。
死ぬならもっとヤりまくってから死にたかった。そんなことを思って、俺は目を閉じた。
突然だが、俺は今砂漠いる。
辺り一面に砂だらけ、上を見れば真っ青な空とギラギラと照りつけてくる太陽。暑くてくらくらする。なんで砂漠にいるかなんてわからない。ただ、ここが地球ではないだろうことは分かっていた。
◇◇◇◇◇
砂漠に来る前。
深夜、いつものように再婚してできた義兄を無理矢理性的に襲って楽しんだ後自分の部屋に戻り眠りについた。
朝、目が覚めたら義理の母が泣きながら包丁を持っていた。「やばい!」と思った時には、包丁が俺目掛けて振り落とされていた。
酷い熱さを感じたのは一瞬だった。そこから先の記憶はない。気がついた時には砂漠にいた。
砂漠で目を覚ました時、刺されたはずの場所を手で擦ると血は出ていなかった。気になるのが目の前に半透明の画面があることだ。
「なんだ?これ?」
画面は目をぱちぱちとさせても消えてくれない。ポケットを一応探ってもスマホは入ってない。辺りを見渡しても自分以外なにもない。助けを呼ぶことも出来ない。
仕方ないので、画面に書いてあるスキル欄みたいなやつを読んでいった。
『鑑定スキル・隠蔽スキル・気配察知スキル・アイテムボックス・異世界辞書・氷魔法・水魔法・雷魔法・回復魔法・生活魔法・催眠魔法・精力ブースト・妊娠オンオフ・魔力∞』
結構異世界物転生系の漫画は読んでいたから、大体は理解出来る。アイテムボックスとかは定番だよな。でも、催眠魔法と精力ブーストと妊娠オンオフがあるせいでなんか不穏な感じがする。スキルの説明を読むと催眠魔法は生き物ならなんでも、自分の思い通りにすることができる書いてあり、精力ブーストは精力が増幅するとある。妊娠オンオフはセックスした相手を妊娠させるかオンオフで決められるらしい。
そのまんまだな。
まあ、この三個のスキルは置いておこう。
おかしな画面が見えてるが、全部幻覚のはずだ。この画面が俺の妄想であることを確める為にまずは水魔法とやらを試してみよう。頭の中で水が両手で作ったお椀の形にした所に現れるイメージをしてみた。
バシャ!
「うわっ!……嘘だろ、、……」
両手の中にたぷたぷと綺麗な飲めそうな水が現れた。この熱さの中、水の冷たさが気持ちいい。
だが、しかし。
あ~。
異世界の砂漠とか最悪だ。
これからどうしよう。
まずは、水を飲んで喉を潤した。冷たくて、美味しいな。
……仕方ない。ここにいても死ぬだけだ。
とりあえず気配察知で周りを確認。頭の中で周囲の存在が認識出来るようになったみたいだ。少し遠くに青い感じの存在が沢山いる。かすかに動いているようだ。街であることを期待してとりあえずそこを目指そう。アイテムボックスを確認するもなにも入ってはいない。使えない。最後にもしもの為に隠蔽スキルは常時発動にしておこう。
俺は異世界辞書を読みながら街まで歩いていった。辞書には不穏なことが書かれていたが、今は街に行くしかない。なんとか、あと少しで着きそうってところまできて頭が酷く、くらくらとしてきた。
数日間、水しか飲んでないからなあ。
空腹でのくらくらだから回復魔法も効かないのは検証済みだ。
辺りは暗くて街から俺の存在は確認できないだろう。このまま倒れたら死ぬんだろうな。
あ~あ。
なんでこんなことになったんだろう。
天罰なんだろうか。
もう歩けなくてばたりと倒れる。
まぶたが重くなってきた。
最後に思う。
死ぬならもっとヤりまくってから死にたかった。そんなことを思って、俺は目を閉じた。
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