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目覚めたのは心か体か
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朝早くに起きていちゃいちゃしながら少し会話をして話が終わると、名残惜しそうにしながら駿は部屋から出ていった。
僕はちゃんと出ていったのを見届けてからスマホを触った。画面を見るとらくらくチャレンジ完了!とある。
駿のステータスを表示すると
愛情度70%
発情度10%
と出てきた。ステータスの推移も見れた。昨日は、発情度が90%だ。だから、駿は……。
このアプリは本当に人に催眠をかけることが出来るのかもしれない。 昨日の蕩けるような快感を思い出して僕はごくりと喉を鳴らした。
昨日まで無難に人生を生きてきた。これからも無難で安全なつまらない人生を歩んでいくんだろうと思っていた。
誰からも特別扱いされず、通りすぎるだけの通行人のように扱われる人生。
そんな人生でいいと思ってテキトーに流れるまま生きてきた。けど、昨日過ごした蕩けるような時間と、人を操作出来るかもしれない征服感で僕の中で何かがおかしくなってしまった。でも、後悔は絶対にしない。
さてと僕は考える。このアプリでもっと遊びたいな。さて、まずは色々と確認しよう。
アプリを弄って大体の使い方は確認できたかな?今出来ることは自分で誰かエッチしたい人の名前を入れる。それから、愛情度と発情度を上げたり、下げたりして相手の心と体を弄くる。
エッチするとポイントが溜まり、機能が増えていく。
昨日の駿の分のポイントは入っていた。あと、らくらくチャレンジのクエスト報酬を確認する。
報酬で新しく追加された機能は体力回復だった。これは助かるな。昨日、感じ過ぎて体がぎしぎしいってたんだよね。
体力回復ボタンをタップしてみた。体の倦怠感がなくなったような気がする。良かった。これで学校に行ける。
ほっとした僕は朝の準備をしてシャワーを浴びて学生服に着替える。
部屋を出てくと駿が待っていた。ちゅっとおはようのキスを唇にされる。僕いやいやと首を降り、
「駿、やめてよ。二人のことは秘密にしようって朝、話あったばかりじゃん。二人っきりの時だけにしようって。」
「ごめん。ごめん。」
「今日は、部屋に来ないでよ。昨日みたいなのはもう嫌だからね。」
「ほんと、ごめんってば」
悪びれた様子もなく、謝ってくる。こんな感じじゃあ、周囲にバレるのも時間の問題だなあ。これじゃあ、エロエロな生活できないよ。はあ。いい解決策考えなくちゃな。
***********
学校が終わり、家に帰ってきた。アプリを弄る。ポイントを貯めて機能を増やしても良いけど、まだあるクエストで機能を増やした方が早いかな?
クエストをみると相手が、
義理の弟 かける
義理の父親 まさき
だった。
まさきさんのことはまずは置いておくとして、かけるは駿の兄で僕に新しく出来た弟だ。若干軽い感じの駿とは違い落ち着いた感じの美形だ。かけるの柔らかな雰囲気は側にいて心地よく自分にしては結構話しかけたりしている。
かけるとは兄弟になって初めて会ったが、兄弟じゃないければいいのに考えたり、兄弟だから側にいることが出来てると考えたりしていた。
でも、今の僕にはアプリある。かけると恋人同士になることも出来るかもしれない。
かけるが優しく微笑みながら僕を抱き締める想像をしてかあっと体が熱くなった。
たまらなくなり、かけるのステータスを弄り今夜、かけるとエッチしようかなと思ったけど、ステータスがどれくらい動かしたら、どんな行動を取り、どんな風になるのかまだわからない。そんな不安な状態でかけるとしたくない。かけるに関しては慎重にことを運びたいし。
でも、昨日快楽を覚えて目覚めた体はさっきから熱くてたまらない。このままじゃあ寝ることも出ないな。僕は自分の下唇をぺろりと舐めた。
駿のステータスを表示して昨日とは違う%で弄る。
そして、今度は自分で駿の部屋をノックした。
僕はちゃんと出ていったのを見届けてからスマホを触った。画面を見るとらくらくチャレンジ完了!とある。
駿のステータスを表示すると
愛情度70%
発情度10%
と出てきた。ステータスの推移も見れた。昨日は、発情度が90%だ。だから、駿は……。
このアプリは本当に人に催眠をかけることが出来るのかもしれない。 昨日の蕩けるような快感を思い出して僕はごくりと喉を鳴らした。
昨日まで無難に人生を生きてきた。これからも無難で安全なつまらない人生を歩んでいくんだろうと思っていた。
誰からも特別扱いされず、通りすぎるだけの通行人のように扱われる人生。
そんな人生でいいと思ってテキトーに流れるまま生きてきた。けど、昨日過ごした蕩けるような時間と、人を操作出来るかもしれない征服感で僕の中で何かがおかしくなってしまった。でも、後悔は絶対にしない。
さてと僕は考える。このアプリでもっと遊びたいな。さて、まずは色々と確認しよう。
アプリを弄って大体の使い方は確認できたかな?今出来ることは自分で誰かエッチしたい人の名前を入れる。それから、愛情度と発情度を上げたり、下げたりして相手の心と体を弄くる。
エッチするとポイントが溜まり、機能が増えていく。
昨日の駿の分のポイントは入っていた。あと、らくらくチャレンジのクエスト報酬を確認する。
報酬で新しく追加された機能は体力回復だった。これは助かるな。昨日、感じ過ぎて体がぎしぎしいってたんだよね。
体力回復ボタンをタップしてみた。体の倦怠感がなくなったような気がする。良かった。これで学校に行ける。
ほっとした僕は朝の準備をしてシャワーを浴びて学生服に着替える。
部屋を出てくと駿が待っていた。ちゅっとおはようのキスを唇にされる。僕いやいやと首を降り、
「駿、やめてよ。二人のことは秘密にしようって朝、話あったばかりじゃん。二人っきりの時だけにしようって。」
「ごめん。ごめん。」
「今日は、部屋に来ないでよ。昨日みたいなのはもう嫌だからね。」
「ほんと、ごめんってば」
悪びれた様子もなく、謝ってくる。こんな感じじゃあ、周囲にバレるのも時間の問題だなあ。これじゃあ、エロエロな生活できないよ。はあ。いい解決策考えなくちゃな。
***********
学校が終わり、家に帰ってきた。アプリを弄る。ポイントを貯めて機能を増やしても良いけど、まだあるクエストで機能を増やした方が早いかな?
クエストをみると相手が、
義理の弟 かける
義理の父親 まさき
だった。
まさきさんのことはまずは置いておくとして、かけるは駿の兄で僕に新しく出来た弟だ。若干軽い感じの駿とは違い落ち着いた感じの美形だ。かけるの柔らかな雰囲気は側にいて心地よく自分にしては結構話しかけたりしている。
かけるとは兄弟になって初めて会ったが、兄弟じゃないければいいのに考えたり、兄弟だから側にいることが出来てると考えたりしていた。
でも、今の僕にはアプリある。かけると恋人同士になることも出来るかもしれない。
かけるが優しく微笑みながら僕を抱き締める想像をしてかあっと体が熱くなった。
たまらなくなり、かけるのステータスを弄り今夜、かけるとエッチしようかなと思ったけど、ステータスがどれくらい動かしたら、どんな行動を取り、どんな風になるのかまだわからない。そんな不安な状態でかけるとしたくない。かけるに関しては慎重にことを運びたいし。
でも、昨日快楽を覚えて目覚めた体はさっきから熱くてたまらない。このままじゃあ寝ることも出ないな。僕は自分の下唇をぺろりと舐めた。
駿のステータスを表示して昨日とは違う%で弄る。
そして、今度は自分で駿の部屋をノックした。
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