17 / 30
17 ハイテール山へ
しおりを挟む
▪️
ゴッズリバーとの停戦交渉がまとまった。アウグストは莫大な賠償金をもぎ取り、ついでに隷属印のような非人道的魔法の禁止条約まで結ばせた。
国軍はタウンフィールドに向けて出立した。傭兵隊は金を受け取って去り、貴族の私兵は自領に戻ったので、騎士団500名のみの行軍だ。予定では、歩兵と合流してからアウグストの領地に魔物達を置き、ウエスト伯領経由で王都に戻る。
「殿下のご領地というと、ハイテール山地ですな? 恐ろしく危険な魔物がいるとか」
爺が王国の地図の西端を指した。馬車に乗ったアウグストと参謀長は行程を確認していた。
「そうだ。人間の村は無い。平地は岩だらけの荒れ地で、山奥に行くほど大きな魔物が出る」
税収も無いに等しいので、誰も欲しがらない。広いだけの未開の地だ。
「ハルピュイア達が住めるならそれで良し。無理だったら別の土地を…」
その時、馬車がガタンッと急停車した。騎士団長が大声で命じた。
「敵襲!馬車に近づけるな!」
爺は素早く窓のカーテンを下ろし、王子に覆い被さった。馬の嘶き、剣を打ち合う金属音、矢が馬車に刺さる音が聞こえる。
「ゴッズリバーか?」
「さて。神殿にも恨みを買いました」
「そうだったな」
床に伏せながら爺と推測していると、馬車が動き出した。味方の騎士が叫ぶ。
「お逃げください!タウンフィールドはすぐそこで…」
斬られたのか、続きは聞こえなかった。アウグストは魔力で周囲を視た。猛スピードで走る馬車を、数十騎が追っている。
すると、頭の中に念話が響いた。
『伏せて、アウグスト!』
同時に後方で爆発音が連続して起こる。やがて馬車は静かに停まった。ドアがノックされたので、爺はカーテンを開けた。
▪️
「大丈夫? 怪我してない?」
茶色い髪の美少女が宙に浮いている。アウグストは立ち上がって窓に近づいた。
「シエル!君こそ無事か? 今の爆発は?」
「お母さん達がやっつけた。もう出ても平気だよ」
爺が慎重に辺りを見回してから降り、アウグストも続いた。後方に倒れる馬と賊共が見えた。一体どんな魔法なのか、人間だけが焦げている。
「王子ー!」
頭上からチヅルの声がする。見上げると背に羽が生えた人間が何十人も飛んでいる。甲冑をつけ、手に弓を持った女たちだ。王子は下りてきたチヅルを問いただした。
「チヅル。あれは一体何だ?!さっきの魔法は!」
「ハルピュイアだよ。変化を習得したの。どうよ?」
チヅルは自慢げに言った。賊の1人がヨロヨロと逃げ出した。すかさず空から光の矢が放たれ、賊に当たって爆発する。
「遠距離魔法“電光雷矢”!なんちゃって!アハハ!」
笑い事ではないぞ。こんな魔法を操る連中だったのか。アウグストは目の前の鳥人を警戒した。だが続々と下りてきた女達は、彼の前に跪くと首を垂れた。
「お帰りなさいませ。アウグスト殿下」
「…面を上げよ」
爺が息を呑む。恐ろしいほど整った顔の女達だ。鎧姿で凛々しく並ぶ様は、さながら戦乙女であった。
「助かった。ありがとう」
アウグストは女達の友好的な姿に安心した。代表の1人が綺羅綺羅しい笑顔で答える。
「シエル様の御夫君なれば。当然でございます」
そうだ。シエルを娶ったのだった。妻はアウグストの手をそっと握った。優しい魔力が流れてくる。そこへ騎士団長達が追いついてきた。
「殿下!ご無事で…???」
翼ある乙女達に、騎士達は戸惑っている。とりあえず被害を確認すると、死者はいないが重傷者数名、軽傷者多数とのことだった。
「重傷の人はこっちね」
チヅルが治療を始めた。他の乙女は軽傷者を癒していく。王子は感嘆した。
「凄いな。皆、治癒魔法が使えるのか」
「お母さんほどは、できないけど」
女王の魔法は特別らしい。チヅルは取れかけた腕まで完璧に治していた。シエルはじっと母の技を見つめていた。
「あ!お父さん!」
シエルが遠くを見て手を振った。すぐに白馬に乗ったケンが到着したが、彼も騎馬も返り血に塗れていた。
「どうしたんだ?」
王子が訊くと、ケンは馬を降りて跪いた。
「前方に伏兵がおりました。挟み撃ちにするつもりだったようです」
爺が口を挟んだ。
「数は? どこの手の者か分かるか?」
「おおよそ300かと。ゴッズリバー騎士と神殿騎士だと思われます」
ケンの答えに、アウグストと爺、騎士団長は視線を交わした。この男1人で300の騎士を倒すのか。敵の正体より、そちらの方が問題だった。
♡
王子が戻ってきたので、歩兵隊とハルピュイアは出発した。目指すはハイテール山だ。ギンと狐獣人らが先行して調査をしている。住めそうだったら各地に散らばる同胞に移住を呼びかけるそうだ。何だかんだ言って、ギンは仲間の面倒をよくみていた。
「でっかい蛇がいるらしいよ。痺れる毒とか吐くんだって」
千鶴は馬車の中で新天地の調査報告をした。向かいに座る王子と爺さんは難しい顔で聞いている。
「あと翼竜っぽい…何ていうの?」
「ワイバーンか」
物知りな王子が教えてくれた。
「そう、それ。ちょっと硬いけど美味しいってさ」
「食べたのか?!魔物を?!」
獲ったら食べる。当たり前の事だ。蛇だって毒を抜けばいける。ギンは食いしん坊だから味の報告が多い。岩をどければ畑は作れるし、森は豊かだそうな。
「だから多分、暮らせる。問題は現金収入だよね。蛇やワイバーンの皮とか売れないかな?」
「現金?」
王子は不思議そうに訊いた。
「だって砂糖とかお洋服とかほしいもん。文化的な生活したいじゃない」
甘味は心の必須栄養素だし、女子には綺麗なアクセサリーや化粧品も必要だ。力説したら、王子は大笑いしていた。
「分かった。行商人を寄越すから、相談してみろ」
「そうだね!人間に売れる商品開発してみるわ。そしたら納税できるよ」
「アハハハ!税を納めたがる民がいるのか!」
千鶴の望みは人間との共存共栄だ。ちゃんと税金を払えば、普通の人間も認めてくれるんじゃないかな。それを聞いた王子は渋い顔をした。
「…人は本能的に異質なものを排除する。魔物への偏見をなくすのは難しいだろう」
「でも農民兵とはすぐに仲良くなったよ。おしゃべりしたり一緒にご飯食べたりすれば、必ず分かってもらえる。それに魔物って呼び方も変えたい。あたし達は鳥人族。ギン達は…狐人族かな?」
魔物は蛇とかワイバーンとかにしてほしい。すると心強い言葉を貰えた。
「よし。王都に戻ったら、魔法士団と学術院で魔物の定義を決めよう。王命として発布していただく。…となると、お前の正体を明かすが。良いのか?」
爆裂契約魔法のことか。千鶴は頷いて、両手の小指を王子と爺さんの小指に絡めた。
「はい、ゆーびきったー!おしまい!」
そもそも解除法なんて無いけれど、小指を離すと、爺さんはほっとした表情で腹を撫でていた。
♡
数日歩いてハイテール山に着いた。山の麓には既に村っぽいものができていた。人数も増えている。
「隠れ里にいた小狐達の母ちゃんとか、家族とかだ。噂を聞いた奴らも向かってるって」
ギンが村の案内してくれた。まず、荒れ地の開墾から始めないといけない。それを聞いた農民兵の数人はここに残ることを希望した。
「オレ、開墾手伝うよ。面白そうだし」
王子は喜んで許可した。彼らの村には、立派に軍役を務め上げ、開拓団に加わったと伝えるらしい。千鶴とギンは王様に定住許可を願うため、王都に向かう予定だ。
鳥人族はもっと山の高い所に村を作りたいと言う。彼女達は変化も魔法も習得した。もう弱いハルピュイアじゃない。千鶴は安心して留守をレゼルと数人のリーダー達に任せた。
「人間に平和な種族ってアピールしてくるわ。狐人族と協力して。何かあったら連絡してね。あ、敵は容赦なくぶっ飛ばして良いから」
「かしこまりました!お待ちしております!」
母鳥達は、両手に幼鳥を抱いて飛んでいった。やはり変化ができると違う。千鶴は笑顔で手を振り、騎士達は寂しそうな顔で見送った。そして騎士と歩兵は次の目的地、ウエスト領都へと出発した。
ゴッズリバーとの停戦交渉がまとまった。アウグストは莫大な賠償金をもぎ取り、ついでに隷属印のような非人道的魔法の禁止条約まで結ばせた。
国軍はタウンフィールドに向けて出立した。傭兵隊は金を受け取って去り、貴族の私兵は自領に戻ったので、騎士団500名のみの行軍だ。予定では、歩兵と合流してからアウグストの領地に魔物達を置き、ウエスト伯領経由で王都に戻る。
「殿下のご領地というと、ハイテール山地ですな? 恐ろしく危険な魔物がいるとか」
爺が王国の地図の西端を指した。馬車に乗ったアウグストと参謀長は行程を確認していた。
「そうだ。人間の村は無い。平地は岩だらけの荒れ地で、山奥に行くほど大きな魔物が出る」
税収も無いに等しいので、誰も欲しがらない。広いだけの未開の地だ。
「ハルピュイア達が住めるならそれで良し。無理だったら別の土地を…」
その時、馬車がガタンッと急停車した。騎士団長が大声で命じた。
「敵襲!馬車に近づけるな!」
爺は素早く窓のカーテンを下ろし、王子に覆い被さった。馬の嘶き、剣を打ち合う金属音、矢が馬車に刺さる音が聞こえる。
「ゴッズリバーか?」
「さて。神殿にも恨みを買いました」
「そうだったな」
床に伏せながら爺と推測していると、馬車が動き出した。味方の騎士が叫ぶ。
「お逃げください!タウンフィールドはすぐそこで…」
斬られたのか、続きは聞こえなかった。アウグストは魔力で周囲を視た。猛スピードで走る馬車を、数十騎が追っている。
すると、頭の中に念話が響いた。
『伏せて、アウグスト!』
同時に後方で爆発音が連続して起こる。やがて馬車は静かに停まった。ドアがノックされたので、爺はカーテンを開けた。
▪️
「大丈夫? 怪我してない?」
茶色い髪の美少女が宙に浮いている。アウグストは立ち上がって窓に近づいた。
「シエル!君こそ無事か? 今の爆発は?」
「お母さん達がやっつけた。もう出ても平気だよ」
爺が慎重に辺りを見回してから降り、アウグストも続いた。後方に倒れる馬と賊共が見えた。一体どんな魔法なのか、人間だけが焦げている。
「王子ー!」
頭上からチヅルの声がする。見上げると背に羽が生えた人間が何十人も飛んでいる。甲冑をつけ、手に弓を持った女たちだ。王子は下りてきたチヅルを問いただした。
「チヅル。あれは一体何だ?!さっきの魔法は!」
「ハルピュイアだよ。変化を習得したの。どうよ?」
チヅルは自慢げに言った。賊の1人がヨロヨロと逃げ出した。すかさず空から光の矢が放たれ、賊に当たって爆発する。
「遠距離魔法“電光雷矢”!なんちゃって!アハハ!」
笑い事ではないぞ。こんな魔法を操る連中だったのか。アウグストは目の前の鳥人を警戒した。だが続々と下りてきた女達は、彼の前に跪くと首を垂れた。
「お帰りなさいませ。アウグスト殿下」
「…面を上げよ」
爺が息を呑む。恐ろしいほど整った顔の女達だ。鎧姿で凛々しく並ぶ様は、さながら戦乙女であった。
「助かった。ありがとう」
アウグストは女達の友好的な姿に安心した。代表の1人が綺羅綺羅しい笑顔で答える。
「シエル様の御夫君なれば。当然でございます」
そうだ。シエルを娶ったのだった。妻はアウグストの手をそっと握った。優しい魔力が流れてくる。そこへ騎士団長達が追いついてきた。
「殿下!ご無事で…???」
翼ある乙女達に、騎士達は戸惑っている。とりあえず被害を確認すると、死者はいないが重傷者数名、軽傷者多数とのことだった。
「重傷の人はこっちね」
チヅルが治療を始めた。他の乙女は軽傷者を癒していく。王子は感嘆した。
「凄いな。皆、治癒魔法が使えるのか」
「お母さんほどは、できないけど」
女王の魔法は特別らしい。チヅルは取れかけた腕まで完璧に治していた。シエルはじっと母の技を見つめていた。
「あ!お父さん!」
シエルが遠くを見て手を振った。すぐに白馬に乗ったケンが到着したが、彼も騎馬も返り血に塗れていた。
「どうしたんだ?」
王子が訊くと、ケンは馬を降りて跪いた。
「前方に伏兵がおりました。挟み撃ちにするつもりだったようです」
爺が口を挟んだ。
「数は? どこの手の者か分かるか?」
「おおよそ300かと。ゴッズリバー騎士と神殿騎士だと思われます」
ケンの答えに、アウグストと爺、騎士団長は視線を交わした。この男1人で300の騎士を倒すのか。敵の正体より、そちらの方が問題だった。
♡
王子が戻ってきたので、歩兵隊とハルピュイアは出発した。目指すはハイテール山だ。ギンと狐獣人らが先行して調査をしている。住めそうだったら各地に散らばる同胞に移住を呼びかけるそうだ。何だかんだ言って、ギンは仲間の面倒をよくみていた。
「でっかい蛇がいるらしいよ。痺れる毒とか吐くんだって」
千鶴は馬車の中で新天地の調査報告をした。向かいに座る王子と爺さんは難しい顔で聞いている。
「あと翼竜っぽい…何ていうの?」
「ワイバーンか」
物知りな王子が教えてくれた。
「そう、それ。ちょっと硬いけど美味しいってさ」
「食べたのか?!魔物を?!」
獲ったら食べる。当たり前の事だ。蛇だって毒を抜けばいける。ギンは食いしん坊だから味の報告が多い。岩をどければ畑は作れるし、森は豊かだそうな。
「だから多分、暮らせる。問題は現金収入だよね。蛇やワイバーンの皮とか売れないかな?」
「現金?」
王子は不思議そうに訊いた。
「だって砂糖とかお洋服とかほしいもん。文化的な生活したいじゃない」
甘味は心の必須栄養素だし、女子には綺麗なアクセサリーや化粧品も必要だ。力説したら、王子は大笑いしていた。
「分かった。行商人を寄越すから、相談してみろ」
「そうだね!人間に売れる商品開発してみるわ。そしたら納税できるよ」
「アハハハ!税を納めたがる民がいるのか!」
千鶴の望みは人間との共存共栄だ。ちゃんと税金を払えば、普通の人間も認めてくれるんじゃないかな。それを聞いた王子は渋い顔をした。
「…人は本能的に異質なものを排除する。魔物への偏見をなくすのは難しいだろう」
「でも農民兵とはすぐに仲良くなったよ。おしゃべりしたり一緒にご飯食べたりすれば、必ず分かってもらえる。それに魔物って呼び方も変えたい。あたし達は鳥人族。ギン達は…狐人族かな?」
魔物は蛇とかワイバーンとかにしてほしい。すると心強い言葉を貰えた。
「よし。王都に戻ったら、魔法士団と学術院で魔物の定義を決めよう。王命として発布していただく。…となると、お前の正体を明かすが。良いのか?」
爆裂契約魔法のことか。千鶴は頷いて、両手の小指を王子と爺さんの小指に絡めた。
「はい、ゆーびきったー!おしまい!」
そもそも解除法なんて無いけれど、小指を離すと、爺さんはほっとした表情で腹を撫でていた。
♡
数日歩いてハイテール山に着いた。山の麓には既に村っぽいものができていた。人数も増えている。
「隠れ里にいた小狐達の母ちゃんとか、家族とかだ。噂を聞いた奴らも向かってるって」
ギンが村の案内してくれた。まず、荒れ地の開墾から始めないといけない。それを聞いた農民兵の数人はここに残ることを希望した。
「オレ、開墾手伝うよ。面白そうだし」
王子は喜んで許可した。彼らの村には、立派に軍役を務め上げ、開拓団に加わったと伝えるらしい。千鶴とギンは王様に定住許可を願うため、王都に向かう予定だ。
鳥人族はもっと山の高い所に村を作りたいと言う。彼女達は変化も魔法も習得した。もう弱いハルピュイアじゃない。千鶴は安心して留守をレゼルと数人のリーダー達に任せた。
「人間に平和な種族ってアピールしてくるわ。狐人族と協力して。何かあったら連絡してね。あ、敵は容赦なくぶっ飛ばして良いから」
「かしこまりました!お待ちしております!」
母鳥達は、両手に幼鳥を抱いて飛んでいった。やはり変化ができると違う。千鶴は笑顔で手を振り、騎士達は寂しそうな顔で見送った。そして騎士と歩兵は次の目的地、ウエスト領都へと出発した。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる